日本評論 第16巻第5号-第8号 (昭和16年5月~8月)
日本評論 第十六卷第五號 昭和十六年五月
時評(室伏高信)
近衛内閣の變異
變異の性格
革新の革新
新體制の再出發
ヨオロッパ戰と日本
非常時立法の第五期(牧野英一)
翼賛會改組と政治力(中野登美雄)
世界米穀論(稻村文夫)
中小工業の再轉機(秋山道雄)
支那に於ける通貨問題(木村禧八郎)
ソ聯十五ヶ年計劃の課題(西澤富夫)
地中海爭覇戰と獨逸の攻勢(大場彌平)
特輯 現代人物
松岡洋右論(和田日出吉)
柳川平助論(杉山平助)
平沼騏一郎論(木原道雄)
小倉正恒論(松原正樹)
中野正剛論(津久井龍雄)
巨頭を語る(山浦貫一)
革新陣營の精英(江口五郎)
議會主義陣營の人々(靑木六郎)
スターリンを繼ぐもの(S・ウィリアムス)
將棋の頁/宗教の頁/出版だより/芝居の頁/ラジオの頁
東洋の潜夫帆足萬里(帆足圖南次)
フランスの斷末魔((フランクフルト紙)
日本恐るべし(宋子文)
アメリカ對日輿論調査
各界時評
改組改造の意義 政界(川田秀穂)
軍需産業推進へ 財界(長文連)
新聞の徳義と良識 新聞(伊佐秀雄)
雜誌は何の為めに 論壇(清水幾太郎)
文藝時評 文藝(河上徹太郎)
胎動する映畫界 映畫(津村秀夫)
座談會 英獨海戰を語る(近藤新一/高瀬五郎/田代格)
文藝中央會の仕事(松下敬信)
國語と民俗學(倉田一郎)
東北紀行(田邊耕一郎)
俳句 海邊五月(山口誓子)
ロンドンとニューヨーク(磯部佑治)
あるがままに(新居格)
バリーの地下牢(野上豐一郎)
酢屋の道全(岡本一平)
人物記(武者小路實篤)
世界ニュース
黄塵と葱(立野信之)
煩瑣(日比野士朗)
日本評論 第十六卷第六號 昭和十六年六月
時評(室伏高信)
松岡洋右の存在
大東亜への一歩
大東亜の理念
指導者原理と帝國主義
米國參戰と日本
社會科學の豫言的性格(酒枝義旗)
現代國家と國民組織(内田繁隆)
勤勞と文化(暉峻義等)
戰時經濟の現段階(野崎龍七)
不均衡經濟の均衡(松原正樹)
抗日抗戰理論の歿落(馬淵逸雄)
「大日本帝國憲法」の構想(清水伸)
革新運動の本質への反省(濱勇治)
革新運動に鞭つ(穂積七郎)
國民文化への鬪爭
國民文化と政治的世界觀(大串兎代夫)
道徳作興の意味(佐藤信衛)
思想の問題(三枝博音)
自然主義文化感覺否定のために(保田與重郎)
國民的勤勞文化の建設(暉峻義等/岸田國士/奥谷松治/阪本勝/上泉秀信)
政治力と生産力 財界時評(長文連)
宗教/芝居/ラジオ/圍碁/將棋/新刊紹介
文化を担う人々
栖鳳と大觀(津田靑楓)
露伴と藤村(久保田万太郎)
荷風と潤一郎(宇野浩二)
秋聲と白鳥(廣津和郎)
蘇峰と雪嶺(丸山幹治)
西田博士と如是閑(船山信一)
哲學界の人々(伊東一夫)
科學界の人々(仁田大助)
評論壇の人々(池島重信)
文壇の人々(石井輝)
スマトラの一週間 蘭印報告(山田文雄)
抱合體制の前進 政界時評(川田秀穂)
英雄肯定 論壇時評(清水幾太郎)
現代武將論(ウエーヴェル)
悄然たる理由(楚人冠)
燕雀の志(新居格)
アメリカ對日輿論調査
詩 毀れた窓(三好達治)
句 日本の春(日野草城)
新聞界新體制の進展 新聞時評(伊佐秀雄)
文藝時評(河上徹太郎)
七重文化の都市(野上豐一郎)
人物記(武者小路實篤)
續胎動する映畫界 映畫時評(津村秀夫)
世界ニュース
伊乃翁の祝辭(長與善郎)
盛衰記(岡田三郎)
日本評論 第十六卷第七號 昭和十六年七月
時評(室伏高信)
事變第五年を迎えて
アメリカに教う
戰時生活の再建
汪主席に寄す
戰爭經濟力の測定(中山伊知郎)
歴史の形成と人間の形成(柳田謙十郎)
勞力供出と教育の問題(鈴木舜一)
科學の日本的性格(菅井準一)
國防生産力と指導者原理(竪山利忠)
國防國家と教育(鈴木庫三)
國防國家論序説(今中次麿)
事變第五年
事變解決の轉機(山崎靖純)
興亜政策への基本的認識(新明正道)
事變とアメリカ(加田哲二)
支那事變處理の一考察(竹田光次)
以下にして全面的和平を實現するか(林柏生)
戰時生活の再建
「世界」の問題(大串兎代夫)
生活への關心とその意義(酒枝義旗)
強力の倫理(堀秀彦)
戰時國民生活の再建(原祐三)
經濟に於ける官民の協力 經濟時評(本位田祥男)
恒久國策の確立(郷古潔)
太平洋波高し 政界消息(川田秀穂)
アメリカ海軍の防衛(ボオルドイン)
アメリカ對日輿論調査(編輯部)
「下情上通」座談會
詩 河口(岡本潤)
汪主席詩を語る(草野心平)
詩について(金子光晴)
日本映畫はどうなるか(津村秀夫)
文藝時評(中島健藏)
一ツの美術論と一ツの詩集(佐藤信衛)
武者小路について(長與善郎)
歐洲戰局月評(大場彌平)
バリーの犬(高見順)
連環記(幸田露伴)
目次・扉カット(岡本一平)
新刊紹介/出版部だより
日本評論 第十六卷第八號 昭和十六年八月
時評(室伏高信)
獨ソ戰爭
次の段階
日本の瞬間
國内組織の再整
來るべき國民運動
日本の決意
世界決勝戰前夜の日本(橋本欣五郎)
新情勢と南方問題(平貞藏)
日本の決意(津久井龍藏)
獨ソ戰特輯
獨ソ戰後の國際情勢(鹿島守之助)
ソ聯の立場(馬場秀夫)
滞獨一年記(齋藤直幹)
戰時下ドイツの印象(小塚新一郎)
日本的世界觀
經濟の日本的構造(難波田春夫)
「みそぎ」の精神とその現代的意義(清原貞雄)
日本神話と世界觀(肥後和男)
國學の再建(保田與重郎)
體驗としての經濟學(大熊信行)
商品の科學性(森川覺三)
最近の米價問題と農業新體制(奥谷松治)
職場に於ける國民主義(穂積七郎)
新生支那の土地問題(藤枝丈夫)
世界大戰と日本經濟 經濟時評(本位田祥男)
日本科學技術のために(杉森孝次郎/石原勵/松前重義/本田静雄/菅井準一/後藤正夫/靑柳芳彦)
戰爭と圖書館(竹林熊彦)
モスコー進撃今昔譚(大場彌平)
世界動亂と日本 政界消息(川田秀穂)
アメリカ對日輿論調査(編輯部)
詩 靑年有事論(菊岡久利)
俳句 濡れ縁(石田波郷)
田邊元と和辻哲郎(樺俊雄)
耕筰と秀麿(野村光一)
ソ聯より歸りて(茂森唯士)
田舎訪問
山里(阿部知二)
歸郷有感(立野信之)
天草の記(榊山潤)
國民映畫としての「愛の一家」について(津村秀夫)
能と傳統(桑木嚴翼)
空想と現實(正宗白鳥)
アシジもうで(野上彌生子)
夏蔭(眞船豐)