日本評論 第16巻第1号-第4号 (昭和16年1月~4月)
日本評論 第十六卷第一號 昭和十六年一月
社説
政治へ、政治へ
指導者の問題
指導者と被指導者
議會の若返り
民族と文化(長谷川如是閑)
文化の自主性とは何ぞや(谷川徹三)
國民生活の革新(大河内一男)
技術・經濟・文化(時子山常三郎)
宗教の効用(清水幾太郎)
惟神の大道(森清人)
總帥國家觀(溝口勇夫)
時論
『資本と經營』の究明(山崎靖純)
家の尊重とその條件(加田哲二)
翼賛議會の選擧制度論(大西邦敏)
米は何故に支那を援助するか(石濱知行)
ソ聯は日米戰を想定す(遠藤一郎)
獨逸の日常生活と技術の浸潤(森川覺三)
獨逸科學界の現勢展望(山本峯雄)
政局の一大進展 政界時評(大和賛平)
財界排水の陣 財界時評(本所一平)
大陸ジアナリズム 新聞時評(東興太郎)
文化と雜誌 論壇時評(船山信一)
新劇の頁/ラヂオの頁/宗教の頁/芝居の頁
新人舊人 下中彌三郎/高村光太郎/山本有三/富塚清/中野登美雄/本田熊太郎
西園寺公展(尾佐竹猛)
米櫃と糧と菜(柳田國男)
人物記(武者小路實篤)
短歌 濱(齋藤茂吉)
詩 生きる先々(山之口獏)
逸話傳説から見た千利休(田中喜四郎)
國防國家と觀光事業(井上萬壽藏)
世界ニュース
文藝時評(河上徹太郎)
ペタンと安藝海(中野重治)
感想(小林秀雄)
そのおりおり(佐藤信衛)
天保江戸風景(近松秋江)
南歐の美觀(野上豐一郎)
醫師ロオペの事件(片岡鐵兵)
寒風(川端康成)
田園(眞船豐)
立札(豐島與志雄)
七福神(武者小路實篤)
目次カット・扉(津田靑楓)
日本評論 第十六卷第二號 昭和十六年二月
社説
家長選擧の問題
靑年と政治
憲法と新體制
戰爭經濟の性格(中山伊知郎)
日本的教養(長谷川如是閑)
經濟過程の前提(永田清)
歴史・國家・世界(大串兎代夫)
翼賛議會の展望
議會をめぐる政局(木原通雄)
二千六百一年の課題(大和賛平)
商業者問題の現實(加田哲二)
重慶に對する經濟的攻勢論(今中次麿)
職能体表の理論と實際(佐藤立夫)
家長選擧を語る(船田中/中野登美雄/赤松克麿/中村三之丞/本領信治郎/室伏高信)
經濟哲學の貧困 財界時評(本所一平)
新聞の職域奉公 新聞時評(東興太郎)
指導者及資本主義の問題 論壇時評(船山信一)
ドイツの自働車化(山本峰雄)
新劇の頁/ラヂオの頁/宗教の頁/芝居の頁/映畫の頁/圍碁の頁/將棋の頁/新刊紹介
新人舊人 鷹司伸輔/森川覺三/鈴木貞一/安藝海/長谷川時雨
家とは何かを語る(村川堅固/折口信夫/白柳秀湖/土屋喬雄/加田哲二)
冬山生兵法(大浦忠一)
世界ニュース
詩 旅(八十島元)
短歌 合掌賦(白崎秀雄)
木村と木谷(安永一)
戰爭景氣のワシントン(W・エドワーヅ)
家長選擧是非
そのおりおり(佐藤信衛)
ローマ文化發祥の地(野上豐一郎)
壺中言(新居格)
人物記(武者小路實篤)
文藝時評(河上徹太郎)
民俗學の話(柳田國男)
本となる日(丹羽文雄)
明け暮れ(榊山潤)
田園(眞船豐)
日本評論 第十六卷第四號 昭和十六年四月
社説
松岡外交の性格
泰・越の問題
太平洋を凝視して
アメリカに與う
新國民組織への道(蠟山政道)
國民學校について(城戸幡太郎)
國防理工科大學論(宮本武之輔)
次の代のために(柳田國男)
「東亜聯盟」と「アジア聯盟」(周化人)
翼賛會をいかに改組する
翼賛運動の危機(新明正道)
翼賛會改組私案(木原通雄)
翼賛論議の顛末(川田秀穂)
各國の戰時經濟を檢討す
アメリカ戰時經濟の展望(飯田清三)
ドイツの戰時經濟力(小島精一)
イギリス戰時經濟の一斷面(金原賢之助)
出版文化を語る座談會(鈴木庫三/津久井龍雄/加田哲二/春山行夫/菅井準一)
現代の生物學(石田周三)
新聞性格論 新聞時評(伊佐秀雄)
分析から構想へ 論壇時評(船山信一)
祥義の頁/圍碁の頁/出版だより/ラヂオの頁/宗教の頁/芝居の頁
新人舊人 梶井剛/菅井準一
鍵を握るバルカン(南井慶二)
人心明朗化と實勢 財界時評(長文連)
アメリカ輿論調査
醴・白酒・煮凝・煎餅(内田誠)
詩 海へ(菱山修三)
南洋への旅
佛印素描(新羅笙介)
ビルマ民族の激情(川端福一)
馬來半島の密林(大川汎)
泰國所感(黑田良吉)
海南島所見(長谷川時雨)
シエクスピアの郷里(野上豐一郎)
雪國七日の記(津田靑楓)
或る日に思う(新居格)
法案一七七六號 武器貸與法案経緯(足利五郎)
文藝時評(河上徹太郎)
映畫監督と現代(津村秀夫)
人物記(武者小路實篤)
世界ニュース
生くる限り(岩倉政治)
風(徳永直)
連環記(幸田露伴)