日本評論 第13巻第10号-第13号 (昭和13年9月~12月)
日本評論 第十三卷第十號 昭和十三年九月
社説
政治の勝利
大學の問題
精神總動員の再出發
漢口陥落を前にして
認識と決斷と勇氣
精神總動員の再出發
戰時の言論機關(馬場恒吾)
知的動員の問題(新明正道)
國民精神總動員の再認識(杉森孝次郎)
精神總動員と靑年運動(清澤洌)
事變と科學者(石原純)
事變再認識と知識階級(松本愼一)
思想の改革にも途がある(佐藤信衛)
戰時下の大學の任務(加田哲二)
戰爭と僧侶(高島米峰)
現代文化と全體主義(岸本誠二郎)
日本外交と外交評論家(津村秀松)
日本音樂界に與う(ローゼンシュトック)
漢口攻略以後
政治 宇垣外相に與う(中野正剛)
作戰 漢口攻略の後に來るもの(井上謙吉)
經濟 經濟政策をどうする(木村増太郎)
ヒットラアユウゲントに就いて(近藤春雄)
ヨーロッパの風(艾蕪)
聖地の反映運動(金生喜造)
議會制度審議會(下村海南)
芝居/美術/音樂/宗教/新刊紹介
若きインテリは語る(座談會)
若き日本の一つの動向(安井郁)
中島知久平を裸にする(野方頑)
適正なる家賃とは何ぞや(幸島禮吉)
代用品時代(大宅壯一)
代用品工業(大橋蔦夫)
海外文化ニュース(内山敏)
作者よ、謙虚なれ!(布施辰治)
混亂の英米(ジョン・フライン)
赤軍の實力はどれだけか(三島康夫/遠藤一郎/吉村柳里)
赤軍士官の素質(廣瀬將)
鳥兎匆々(野口米次郎)
島田三郎傳(木下尚江)
米國生活の思い出(河合榮治郎)
カタロニア散歩(三雲祥之助)
牟禮随筆(武者小路實篤)
匿名時評
現實分析のポーズ 論壇(P・C・L)
芥川賞 文藝(A・H・O)
物價統制をめぐって 財界(代用仙)
政黨改編の苦悶 政界(山法師)
風雪(阿部知二)
柊雨堂雨話(木々高太郎)
ちちははの記(上林曉)
洪水(田漢)
幻談(幸田露伴)
【支那版】
國共両黨に代わるもの(張燕郷)
共産禍と黨禍(フランツ・ミヒャエル)
非人道極まる堤防決潰(ニューズウィクリイ誌)
抗日臆病記者從軍記(長江萬里)
日本評論 第十三卷第十一號 昭和十三年十月
社説
國民に訴う
解決への道
戰爭の目的
高遠の理想
チェッコの問題
媾和論(末廣重雄)
池田財政論(土方成美)
滿洲農業政策の現段階(大上末廣)
戰時統制經濟法の行方(峯村光郎)
東と西(宮澤俊義)
新秩序への展望
革新の政治的性格(黑田覺)
日本經濟の新秩序(永田清)
文化の交響樂を(本多顯彰)
敗走支那の現地レポ
重慶だより(是弗)
武漢巡禮(葉文津)
戰時下の支那人生活(郭沫若)
貪官汚吏を呪う(周越)
動亂の漢口市街(馬國亮)
漢口陥落後・蒋政權はどうなる(横田實/村田孜郎/田中香苗)
漢口陥落後・支那をどう審く(太田宇之助/松本愼一)
獨逸に於ける教育統制(今泉孝太郎)
滿洲重工業論(森崎實)
田舎の文化問題(堀秀彦)
徒弟と商店法(小面孝作)
宗教/新劇/映畫/芝居/レコード/音樂/新刊紹介
いかに革新すべきか(長谷川如是閑/三木清/山崎靖純/赤松克麿/植村甲午郎/小金義照/室伏高信)
新民主義とは何か(井上哲次郎)
宇垣外相と日英會談(矢内信平)
ヒ總統の爆彈聲明と歐洲の將來(米田實)
チェッコ問題の緊迫(金生喜造)
新秋釣旅(佐藤垢石)
戰時美術展(柳亮)
幕末・明治初期の洋畫(土方定一)
霞ヶ關人事移動の裏表(關口一太郎)
日本と支那の西洋化(胡適)
空中戰日記(C・O・ウェット)
海外文化ニュース(内山敏)
阿片と要塞シンガポール(二橋新)
目に見えぬ日ソ戰爭(デマリー・ベッス)
抗戰建國の苦悶(汪兆銘)
島田三郎傳(木下尚江)
匿名時評
哲學と經濟の間 論壇(P・C・L)
戰時體制化と廣告對策 新聞(Q・天・Q)
從軍ペン部隊の出陣 文藝(A・H・O)
武漢攻略を繞りて 財界(代用仙)
對支新方針の決定を繞って 政界(山法師)
囚敵(山田清三郎)
煤煙(榊山潤)
盛り場(高見順)
風雪(阿部知二)
牟禮随筆(武者小路實篤)
日本評論 第十三卷第十二號 昭和十三年十一月
社説
廣東へ!漢口へ!
政治の誕生
政治と理論
知性の改造(三木清)
觀念の宗教と生活の宗教(長谷川如是閑)
東洋人の運命(清水幾太郎)
文化政策の確立へ(杉森孝次郎)
戰爭と異常兒(林髞)
政治の貧困(溝口勇夫)
支那經營大座談會(井上謙吉/蠟山政道/太田宇之助/尾崎秀實/大西齋/神田正雄/桑原中佐/横田實/高木陸郎/村田孜郎/山崎靖純/山崎大佐/松本忠雄/松本愼一/杉森孝次郎/鈴木少佐)
近衛兼攝外相に與う(清澤洌)
漢口はいつおちるか(井上謙吉)
宇垣の退陣(野方頑)
チェッコ協定後の歐洲(米田實)
ヒトラアの勝利(金生喜造)
生活革新運動
生活革新のために
靑年學校と靑年團(關口泰)
團體訓練と個性の統一(近藤春雄)
學生生活の革新(舟木重信)
女學生生活の改革(佐藤俊子)
小學校生活の革新(赤井米吉)
住宅の革新(市浦健)
服裝の革新(村上正雄)
娯樂機構の革新(權田保之助)
生活改善とスポーツ(下村海南)
宗教/映畫/芝居/新劇/音樂/レコード
印度に筆の砲火をはなつ(野口米次郎)
馬賊から共産匪へ(中川義勝)
滿洲映畫政策論(外山卯三郎)
長期建設論(梨本祐平)
戰爭と國民音樂(高野瀏)
獨裁者はいつも必要だ!(バアナアド・ショウ)
パナマの排日家(南海生)
文化ニュース(内山敏)
ヨーロッパ要塞築造競爭(杉山匡治)
滿洲國民の泣訴す(蒋介石)
蒋介石に答う(光孚)
わが從軍記(佐藤春夫)
わが父その死(室伏高信)
島田三郎傳(木下尚江)
島田三郎傳の終りに(島田孝一)
牟禮随筆(武者小路實篤)
匿名評論
伍堂と商工會議所 財界時評(大手町人)
政治の毒素 政界時評(山法師)
論理の誠實さ 論壇時評(P・C・L)
新聞外の颱風 新聞時評(Q・天・Q)
創作界を抉る 文壇時評(A・H・O)
成長(貴司山治)
北洋航路(福田清人)
山の幸(葉山嘉樹)
風雪(阿部知二)
日本評論 第十三卷第十三號 昭和十三年十二月
社説
いかに解決するか 其の一
いかに解決するか 其の二
東亜の新秩序
新東亜・其の原理
近衛首相の熱海放送
現代における民族・國家思想(ゲルロイター)
知性の改造(三木清)
失業と轉業(大河内一男)
統制經濟法と法原理(後藤清)
共和戰爭の確信とその根據(田村徳治)
日本民族科學の體系化(藤澤親雄)
新東亜の建設
東亜共同體の結成(佐藤賢了)
東亜新體制の確立と第三國(松本忠雄)
新東亜建設の基礎條件(宇治田直義)
長期建設への道(河野密)
支那事變の本質と方向(杉森孝次郎)
支那をどうする(太田宇之助)
中国共産黨の新動向と對策(横田實)
國内再建の諸問題
知識階級再建論(本多顯彰)
統制經濟と正義(加田哲二)
長期建設に對應する租税(高木壽一)
長期建設と國内經濟(小汀利得)
軍需工業と不當利得(北川一夫)
國民再組織運動の素描(安達嚴)
宗教/美術/音樂/レコード/新劇/芝居
戰鬪の跡を語る(匝瑳胤次/山縣初男/高宮太平/井上謙吉/三島康夫)
支那財政はかくなる(木村増太郎)
日・英・支の問題(金生喜造)
中支地域の通貨問題(林周盛)
康煕の對支政策(長與善郎)
南支新地誌論(日本經濟塵研究所)
日本の再組織を語る(有馬頼寧/室伏高信)
近衛と昭和塾(赤木晧助)
官選政黨運動の挫折(袋春吉)
銃後東北農村現地報告(熊谷正男)
對米宣傳の効果(ブルノ・ラスカ)
諧謔コメント集(林二九太)
島の西郷(加藤一夫)
牟禮随筆(武者小路實篤)
敵前溯江(佐藤惣之助)
戰影日記(尾崎士郎)
匿名評論
政變前奏曲 政界時評(山法師)
論壇の一九三八年 論壇時評(P・C・L)
文壇棚ざらえ 文壇時評(A・H・O)
漢口陥落と新聞 新聞時評(Q・天・Q)
第十一條發動と財界 財界時評(大手町人)
高原(川端康成)
丸の内草話(岡本かの子)
在學理由(豐島與志雄)
風雪(阿部知二)