日本評論 第13巻第1号-第5号 (昭和13年1月~4月)
日本評論 第十三卷第一號 昭和十三年一月
世界文化の現實(三木清)
日本人の心理的特徴(長谷川如是閑)
歴史に現われたる戰爭と經濟(本位田祥男)
單一政黨の問題(蠟山政道)
ハルツ二十時間(桑木嚴翼)
牟禮随筆(武者小路實篤)
越後から(相馬御風)
日本人のユーモア(成瀬無極)
日本現代の性生活(杉田直樹)
能樂について(戸川秋骨)
日本繪畫の精神と特殊技巧(津田靑楓)
日本文化と支那文化の關係(石田幹之助)
解決への道
同胞主義の旗の下に(建川美次)
南京陥落と和戰両様の構相(津村秀松)
南京征服と對ソ英建設案(杉森孝次郎)
社會大衆黨の立場(三輪壽壯)
フランス右翼革命の大陰謀(板倉進)
支那新政權の進路(中保與作)
末次信正論(永田辰二)
ソヴエトの新選擧制度(鷹取武夫)
北京通信(杉山平助)
内蒙古雜記(伊佐秀雄)
日本評論/音樂/映畫/スポーツ/宗教/芝居/レコード/美術
時局と大學
大學に於ける政治と科學の相剋(林要)
大學の指導原理を確立せよ(藤澤親雄)
銀座街頭の毎日新聞(木下尚江)
その後のウィンザア公(松木喬)
都落ちした蒋介石と宋美齡(ビリンガム)
上海最後の日(ジム・マーシャル)
英國の防空演習(中野新二)
動かす人・動かされる人(和田日出吉)
容れられぬ人々(新居格)
官僚の暗鬪 外務省の卷(關口太郎)
軍部と時局觀(大平進一)
新黨運動の裏面(唐島基智三)
名人戰を了えて(金子金五郎)
詩 友田恭助の遺靈に(田邊耕一郎)
匿名評論
政局轉換の期迫る 政界時評(山法師)
直立不動のポーズ 論壇時評(P・C・L)
戰時經濟の第二年 財界時評(芋仙子)
文藝批評家批判 文藝時評(A・B・C)
南京陥落を境とす 新聞時評(K・T・J)
流言蜚語と宣傳(大槻憲二)
毆られた人情(丹羽文雄)
澁い面(尾崎一雄)
技師阿波忠助(徳永直)
假裝人物(徳田秋聲)
日本評論 第十三卷第三號 昭和十三年二月
思想統制の問題
思想と言論の統制(谷川徹三)
統制か昂揚か(室伏高信)
現段階の思想統制(加田哲二)
思想と言論の統制について(松本學)
思想統制を如何に行うか(藤澤親雄)
思想統制の問題(新明正道)
増税問題を繞りて(土方成美)
支那に於ける君主制と共和制(副島義一)
電力國家管理案批判(栗本勇之助)
技術家登庸論
ソ聯邦の技術動員(上床國夫)
技術家登庸論(倉橋藤治郎)
新京雜記(高田保馬)
ルナアル日記(辰野隆)
川柳經濟學(所三男)
牟禮随筆(武者小路實篤)
濟南に入るの記(河合榮治郎)
滿蒙ルポルタージュ
支那・蒙古に於ける宗教運動(伊佐秀雄)
新蒙古の曠野に立ちて(鈴木皓之)
北滿移民ルポルタージュ(白井鋼之助)
大地を彩る娘々祭(外山卯三郎)
新英雄主義と次代の世界觀(山崎謙)
浪漫主義的藝術と映畫の本質(草薙正夫)
科學論の擡頭(永野繁二)
文學と國民思想
文學と國民思想(中村武羅夫)
文學に於ける思想完成(中島健藏)
國家と文藝政策(新居格)
近衛・宇垣・秋山(室伏高信)
滿鐵改組の途(森次勲)
新聞統制の問題(和田日出吉)
詩 野菊(田邊耕一郎)
文學者は何故夭折するか(漆原琢)
島田三郎の靑年時代(木下尚江)
獄中日記(大島圭介)
俎上にのぼった人々(高山望)
文筆恐怖時代に喘ぐ人々(平野透)
官僚の暗鬪 大藏省の卷(野方頑)
在露日本共産黨員(平竹傳三)
武藏山と双葉山(尾崎士郎)
飛行機技術最近の發達(近藤政市)
漢口空襲の教訓と米國國防(ブラード)
印度の宗教舞踊(ラム・ゴパール)
外人の見た日本學生(レッドマン)
女優論(八田元夫)
匿名評論
政治の論理 論壇時評(P・C・L)
公債悲觀論の行方 財界時評(芋仙子)
文壇行状記 文壇時評(A・B・C)
近衛内閣の運命 政界時評(山法師)
トルストイの未發表書翰(イジウモフ)
文學と個人の問題(近松秋江)
日本評論/美術/芝居/宗教/スポーツ/映畫/音樂/レコード
冬(岡田三郎)
苦命(榊山潤)
日本評論 第十三卷第四號 昭和十三年三月
大學・眞理・國家(三宅雪嶺)
外遊より歸りて(鳩山一郎)
企業の機關性(本位田祥男)
全體戰爭財政論(高木壽一)
革新途上の日本
總動員法案批判(新明正道)
文官制度の改正について(蠟山政道)
今議會の農政問題(東浦庄治)
思想の問題と大學の革新(室伏高信)
賀屋財政を批判す
事變増税の性格(野崎龍七)
賀屋財政の批判(井藤半彌)
言論統制と新聞の將來
言論統制と新聞の將來(馬場恒吾)
言論統制とジャーナリズム(阿部眞之助)
議會を繞る電力案攻防戰(三國守)
獨逸經濟學の新動向(金子弘)
人氣政治家・末次信正(和田日出吉)
漢口―南京徒歩行(雨宮巽)
北京と天津(河合榮治郎)
官僚の暗鬪 内務省の卷(森川夢聲)
春の草―種々相(佐竹義輔)
文藝風聞録(K・K・K)
戰線からの手紙(罇重吉)
日本評論/宗教の頁/音樂の頁/圍碁の頁/美術の頁/映畫の頁
事變下の學生を語る(和辻哲郎/蠟山政道/加田哲二/隈部一雄/赤井米吉/高橋健二/入澤達吉/谷川徹三)
『沼間守一』と嚶鳴社(木下尚江)
日支事變と海外放送(下村海南)
イエスと性慾(宮崎安右衛門)
流言蜚語をつくる人々(平形市藏)
大陸に巣喰う人々(石原肥四郎)
大内兵衛その他(大場賢一)
ロシヤ通とデマ(G・P・U)
胎動する近東諸國(ハンス・コーン)
斎藤實日記(齋藤齋)
匿名評論
苦悶の戰時議會 政界時評(山法師)
技術的經濟論の時代 財界時評(芋仙子)
思想統制をめぐりて 論壇時評(P・C・L)
文學に缺けたるもの 文藝時評(A・B・C)
日本文學の中心(佐藤春夫)
雪窓随筆(相馬御風)
牟禮随筆(武者小路實篤)
鐵條網の荊冠(成瀬無極)
日本の友の言葉(ファレール)
アジアの子(佐藤春夫)
秩序(和田傳)
日本評論 第十三卷第五號 昭和十三年四月
時局・大學・教授(河合榮治郎)
本居學の學問的態度(長谷川如是閑)
大學の革新(本位田祥男)
轉換期のソ聯邦經濟(松山茂二郎)
新アメリカ人(ウェルズ)
革新原理としての全體主義
全體主義と部分主義(杉森孝次郎)
全體主義の政治的性格(今中次麿)
全體主義經濟論(高木壽一)
全體主義と法律(野津務)
大學はどこへ行く
大學の前進(北昤吉)
大學の往くべき道(加田哲二)
大學はどこへ行く(新明正道)
わが報告書(中野正綱)
畑俊六大將論(大平進一)
上海の胎動(梨本祐平)
滿洲農業移民の現状(安井誠一郎)
獨・墺併合の渦紋(黑田禮二)
惱む帝國シンガポール(ハウセル)
海外文化ニュース(内山敏)
ウラジオ遠征記(齋藤實)
島田三郎傳(木下尚江)
再現した「三車輪」飛行機(中野新二)
イギリス外交を動かすもの(野村繁雄)
大學出の初任給(佐藤利取之助)
春のリーグ戰展望(和木清三郎)
日本評論/宗教/音樂/映畫/スポーツ/レコード/芝居/美術/釣/新刊紹介
華北民衆の理想(後藤朝太郎)
學藝風聞録(PK生)
政黨本部占據事件の眞相(山中守)
官僚の暗鬪 司法省の卷(村崎千々夫)
日本の理想(室伏高信)
杭州灣敗退記(黄源)
北京と二葉亭(神崎清)
事變下の壯・靑・少年團(岡香澄)
時局下の英語教師(中尾幸太郎)
愚婦賢妻(林二九太)
素人碁(安永一)
自由主義の體臭(新居格)
革新派の面々(江渡健二)
新聞に巣喰う人々(富田千里)
匿名時評
解散と總辭職の岐路 政界時評(山法師)
輸出振興論議 財界時評(芋仙子)
如何に生くべきか 論壇時評(P・C・L)
絶對舞踊論(津田信敏)
身邊雜記(尾崎行雄)
牟禮随筆(武者小路實篤)
化學と名稱(富永齋)
心も暗(近松秋江)
田舎娘(武者小路實篤)
冬去りなば(岡田三郎)
假裝人物(徳田秋聲)
秘密演説 外侮の低禦と民族の復興(蒋介石)