日本評論 第12巻第1号-第7号 (昭和12年1月~7月)
日本評論 第十二卷第一號 昭和十二年一月
近代的性格の推移(長谷川如是閑)
歴史に於ける辨證法(高橋里美)
人間性の奪還(林要)
一九三七年の靑年に訴う
靑年達に與える(尾崎行雄)
現代靑年の苦惱(小林一三)
靑年に直言する(橋本欣五郎)
共産主義かファシズムか
ファッショ戰線の破綻(石濱知行)
世界史劇に於る日本の立場(林癸未夫)
近い明日への觀測(新明正明)
防共の問題
日獨協定の危險性(清澤洌)
日獨協定とその波紋(山川均)
三十億豫算と國民生活(土方成美/飯田清三)
秘密外交の失態を叩く
秘密外交の失敗(芦田均)
帝國外交とは何か(米田實)
群盲撫象式外交を脱却せよ(加藤勘十)
秘密外交の破綻(太田宇之助)
有田外交の失錯(津村秀松)
徳王訪問記(村田孜郎)
ソ聯の蒙古工作(原勝)
張學良クーデタア
學良事件と中國及び日本(室伏高信)
張學良クーデターの檢討(淺野要)
アナキストとスペイン革命(延島英一)
コミンテルンの解説(荒川實藏)
ソヴエート新憲法論(スターリン)
最近の戀愛を語る(岡邦雄/新居格/河上徹太郎/神近市子/板垣直子/式場隆三郎/大宅壯一/中島健藏/本誌記者)
英帝國と戀愛事件(筑紫明)
シムプソン夫人行状記(相模亮)
支那女性物語(市田健)
双葉山を中心として(山内一郎)
匿名評論
弱性の露出 政界時評(紫法師)
朝日と毎日 新聞時評(F・A・N)
議會主義の擁護 論壇時評(T・R・T)
藝術小説と大衆小説 文藝時評(A・H・O)
郷の引退と結城の進出 財界時評(P・Q・R)
最近の随想(河合營次郎)
ルナアル日記(辰野隆)
見て來たアメリカとヨオロッパ
歐洲日記抄(賀川豐彦)
ナチス經濟とゾムバルド(竹内謙二)
歐米經濟視察の旅(澁澤正雄)
生長の家盛衰記(笠木耕二)
叛軍助命の經緯(三澤義雄)
尾去澤事件報告(松田解子)
眞理の朝(廣津和郎)
はらわた(藤森成吉)
假面(矢田津世子)
時雄とその母(村山知義)
假裝人物(徳田秋聲)
日本評論/映畫/芝居/音樂/スポーツ/レコード/短歌/美術
名古屋公演會の記(H生)
日本評論 第十二卷第二號 昭和十二年二月
戰時体制下の議會政治
準戰時體制と議會政治(今中次麿)
準戰時體制と議會の立場(蠟山政道)
準戰時體制論(有澤廣巳)
二・二六後一年
二月二十六日から二月二十六日(山川均)
一年の後(室伏高信)
物價高と大衆生活
國民生活の轉換(原裕三)
物價高と勞働者(阿部勇)
物價高とサラリーマン(木下半治)
打倒廣田内閣
廣田内閣存在の價値(齋藤隆夫)
廣田内閣を打倒する(濱田國松)
廣田内閣退却すべし(麻生久)
馬場財政を打倒せよ(鈴木茂三郎)
如何に辭職すべきか(清澤洌)
現代財産分析(末川博)
經濟と勢力(高田保馬)
シュプランガーの一面(桑木嚴翼)
農村過剰人口と土地問題(木下彰)
日本哲學の貧困(山崎謙)
見て來た歐米を語る(武者小路實篤/高柳賢三/鶴見祐輔/田中耕太郎/三宅驥一/團伊能)
日本評論/圍碁の頁/レコードの頁/芝居の頁/映畫の頁/新刊紹介
大角岑生と南次郎(阿部眞之助)
議會の花形鬪士(田中惣五郎)
西安事變後の支那
西安事變以後(太田宇之助)
歸って來た蒋介石(中西均一)
汪兆銘と今後の中日關係(陳博生)
軍国豪華世相譜(大宅壯一)
吼ゆる滿蒙國境(平竹傳三)
支那通メンタル・テスト(尾瀬介人)
シベリア遠征記(副島安正)
有島事件の頃(和木清三郎)
書物の敵(庄司淺水)
時事新報籠城記(今井達夫)
その前夜 ある靑年將校の手記(和田日出吉)
匿名評論
軍部と議會 政界時評(紫法師)
事物化された國際主義 論壇時評(P・Q・R)
飢饉性物價騰貴 財界時評(S・R・F)
文壇大家論 文藝時評(S・O・S)
時事の廢刊と東日 新聞時評(Q・天・Q)
國家と文藝
國家と文藝(靑野季吉)
國家と文學(新居格)
眞理の朝(廣津和郎)
窮鼠(葉山嘉樹)
日本評論 第十二卷第三號 昭和十二年三月
西洋の没落か復興か(エドワード・シュプランガア)
政治の世界的混沌(長谷川如是閑)
日本の將來(尾崎行雄)
現代物理學の波動戰線と時代思潮(吉岡修一郎)
日本とは(佐藤信衛)
林内閣と結城財政
林内閣論(馬場恒吾)
林内閣の政治的背景(清澤洌)
我國財政計畫と國民經濟(高島佐一郎)
結城財政の特質と動向(山崎靖純)
日本ファシズムの進行
強力政治の發展(石濱知行)
庶政一新の新色調(新明正道)
時局と人物
宇垣から林まで(阿部眞之助)
今井田清徳と十河信二(金近靖)
變形林内閣(荻村龍太郎)
米内と杉山(古田徳次郎)
末次と板垣(菅原節雄)
永井柳太郎と中島知久平(山浦貫一)
池田の出陣と深井の退陣(野田豐)
既成政黨の運命と新政黨
政變と既成政黨の將來(今中次麿)
既成政黨はどうなる(河上丈太郎)
既成政黨の没落と新政黨の問題(室伏高信)
時局を語る(濱田國松/阿部眞之助/野崎龍七/齋藤隆夫/風見章/赤松克麿)
中國救亡期の經濟政策(郭秀峰)
中江兆民の政・經・社・思想(堀眞琴)
參拜旅行(大森洪太)
オリムピックと藝術競技(新居格)
文化勲章と文化輸出(大宅壯一)
匿名評論
陣痛内閣 政界時評(紫法師)
準戰時體制論 論壇時評(P・Q・R)
池田と軍部 財界時評(T・R・T)
宇野浩二のモデル問題 文藝時評(A・H・O)
讀賣はまだのびるか 新聞時評(Q・天・Q)
全集ざんげ(楚人冠)
トロツキーの陰謀(尾瀬敬止)
蘇峰と蘆花(鑓田研一)
假裝人物(徳田秋聲)
地下室(高見順)
人生挿話(松本正雄)
眞理の朝(廣津和郎)
特別附録 新アメリカ研究
ニューディール下のアメリカ政界(蠟山政道)
ニューディールの再登場(猪谷善一)
現代アメリカ文學の新動向(米田三治)
米國の勞働組合運動(山田節男)
ニューディール下の社會運動(早瀬利雄)
岐路に立つ經濟界(小原敬止)
日本評論/音樂/宗教/短歌/芝居/美術/圍碁/レコード
日本評論 第十二卷第七號 昭和十二年七月
非常時特別論文(河合榮治郎)
迫りつつある戰爭/近衛内閣の成立/ボ首相の引退/最近の社會政策/民族主義と植民地/日本國民の性格/人物評論/ジャーナリズム/文化勲章/教授と學生との問答
革新内閣の經濟政策(谷口吉彦)
選擧法改正に望む(高田保馬)
ナチスの指導精神と労働立法(孫田秀春)
近衛内閣と其の批判
近衛内閣への要望(山川均)
近衛公に與うる書(室伏高信)
靑年宰相を鞭撻する
無産黨の立場から(三輪壽壯)
思想界から批判す(戸坂潤)
財界人と近衛公(栗本勇之助)
文士と近衛公(新居格)
女性と新内閣(市川房枝)
近衛公の思想的背景(清澤洌)
河上肇と近衛文麿(赤城和彦)
近衛家の家系(戸塚二郎)
林の辭職から組閣への裏面觀(荻村龍太郎)
政變鳥瞰圖繪(野村重太郎)
半島文化ルポルタージュ(森村禮二)
文學の悖徳(中井駿二)
次代を造る人々
ジョン・ルイス アメリカ(早瀬利雄)
ゲーリングかゲッベルスか ドイツ(大塚虎雄)
モロトフとカガノウィッチ ソ聯(布施勝治)
ネルーの出現 印度(ナンド・カヴイ)
ムソリーニを嗣ぐもの イタリー(三浦逸雄)
アトリイ イギリス(河野密)
陳立夫 支那(工藤貞雄)
ジャック・ドリオ フランス(木下半治)
次代を造るために(小泉丹/友枝高彦/石本靜枝/赤井米吉/睴峻義等/除村吉太郎/杉森孝次郎)
南へ南へ!
ヒリッピンの將來(杉森孝次郎)
蘭領印度の今日(加藤茂雄)
海南島の自然と風俗(曽根一郎)
ニューギニア事情(國松久彌)
南洋と日本(堤林數馬)
靑年シャム(矢田部保吉)
南進論の根據(佐藤弘)
支那ソヴエト地區訪問記(エドガア・スノオ)
空の怪物・航研長距離機(中正夫)
ピューリッツア新聞賞(柴田勝衛)
曹達汪・中野有禮(大木海太郎)
春のリーグ戰を顧みて(和木清三郎)
姿なき殺人魔CO(寮佐吉)
日本映畫四十年史(岩崎昶)
匿名評論
軍部の支柱 政界時評(紫法師)
賀屋財閥の軌道 財界時評(P・Q・R)
警告される社大黨 論壇時評(P・C・L)
文學者と素朴な人間性 文壇時評(A・H・O)
支那特電の癲癇性 新聞時評(L・C・N)
燃えあがるソ聯の内訌(白鳥敏夫)
ト元帥銃殺の眞相(延島英一)
赤軍内訌に躍る人々(松山元)
假裝人物(徳田秋聲)
女の侮蔑(丹羽文雄)
親友(木々高太郎)
咳をする兎(小栗虫太郎)
オリスの失踪(マッハーバン)
五十歳時代(武者小路實篤)
明治型と昭和型(長谷川如是閑)
日本評論/短歌/スポーツ/映畫/芝居/美術/音樂/レコード/宗教/釣