婦人画報 第244号-第250号(大正15年1月~7月)
一月號 第二百四十四號(大正十五年一月一日發行)
△口繪と表紙▽
◎化粧[表紙 プロセス版](武井武雄)
◎流るる水[プロセス版](鏑木清方)
◎花嫁[原色版](上村松園)
◎シャンベリーの街[原色版](三宅克巳)
◎早春[プロセス版](田中良)
◎新年御題「河水清」[藝術寫眞](黒川翠山)
△畫 報▽
◎皇太子殿下最近御眞影
◎皇太子妃良子女王殿下御近影
◎お喜びを包みかねつ御參殿を急がれる久邇宮兩殿下
◎君が代の彌榮—皇孫内親王殿下の御誕生と東京放送局
◎林伯爵邸に成らせられた東久邇宮妃殿下と各宮殿下
◎お慶びの久邇宮家
◎山湖水滑か—スヰス・ゼネバ湖
◎美しい洋裝社交服
◎川崎貞子嬢
◎親しき集ひ—東都社交界の人々
◎矢追婦美子嬢
◎今冬巴里流行の社交服
◎令嬢向の高島田
◎樂壇の三花形—關鑑子嬢、曾我部靜子嬢、關屋敏子嬢
◎或る日の松平里子夫人—女流名家寫眞訪問
◎よろこびの日に—新婚の原田源之助氏と岡田富士子嬢
◎新春の髪形
◎新しい試み—勅題髷「都鳥」
◎四人の新進女形俳優の表情研究
◎傳統を破った新しい盆石
◎洋風應接間の暖房裝置
◎光榮の皇孫御乳人
◎小説家岡田三郎氏の家庭
◎京都社交界の花形
◎令嬢姿のいろいろ—津村英子嬢其他
◎松平俊子夫人の一日
◎小澤雪子嬢と鈴木千榮子嬢
◎ピアニスト—中谷富士子嬢
◎新進女流歌人栗原潔子さん
◎愛らしい子供の表情
◎令嬢の一日—鈴木壽子嬢
◎大橋福子嬢
◎岡田まき子嬢
◎築地小劇場に於ける「どん底」と「社會の敵」の舞臺面
◎勅題に因んだ新案束髪三種
◎「松竹梅」の生花
△讀 物▽
▽皇孫内親王殿下御誕生
評 論
▽婦人と社交(文學博士・下田次郎)
▽人生を樂しく幸福にするおつきあひ(醫學博士・石原修)
▽現代女學生の思想的傾向(成女高等女學校長・宮田修)
▽戀愛は眞面目で誠實で單純で自由であれ(田山花袋)
社交と藝者
▽藝妓の存在を必要とするは日本婦人の耻辱(安部磯雄)
▽机上の藝妓論(醫學博士・杉田直樹)
▽社交界から藝妓を遠ざけよ(山田わか)
▽藝妓存在の理由(沖野岩三郎)
新時代の社交として
▽簡單で意味の深い婦人の社交と娯樂(子爵母堂・本野久子)
▽社交雜談「比較にならぬ話」(石原清子)
▽社交上改善して欲しい事ども(塚本はま子)
▽純な心を持っての社交(三宅やす子)
▽似耐非社交婦人[漫畫](細木原青起)
▽社交漫畫(宍戸左行)
上品な趣味と娯樂
▽謠曲で現はした寫實的盆石(尾崎恒子)
▽正月の投入と盛花
▽勅題と干支に因んだ家庭新年料理(平の家主人)
▽ハーデー翁の小説を映畫化した受難のテス
▽煩雜なる現代生活の中に靜寂を尊ぶ香道のたしなみ(都筑幸哉)
▽香り高く味のよい南洋果物(東京市公園課長・井下清)
▽ド、マックス・ルナチャルスキーの劇とヘッダ・ガァブラアの最期(小山内薰)
▽近く帝劇で封切する極樂鳥の女王に扮する私(高島愛子)
▽宇治川の清流を題材とした新春の普茶料理(一休庵主)
▽今様生花考(角谷綠三)
社交界に活躍する婦人・社會相
▽東都婦人界に活躍する知名婦人の社交ぶり(梅山一郎)
▽社交界に於る關西婦人の活動ぶり(ゆかり)
▽力強い生命を育みつつある神戸の婦人社交界(太田梅子)
▽婦人職業としての女給と派出婦(警視廳保安課長・福見喬雄)
▽日本樂壇を飾る花の色々(牛山充)
▽慈善鍋から觀た下層社會の世相(救世軍少佐・瀨川八十雄)
▽名流婦人の日常生活 十五分間訪問[松平里子夫人](やゑ子)
住宅・醫事
▽家庭團欒の居間とその設備(工學博士・大熊喜邦)
▽住宅の照明(工學博士・佐藤功一)
▽産婦の攝生と育兒の養育(醫學博士・木下正中)
▽社交に關する衞生的要領(醫學博士・佐々木秀一)
▽健康な子供を持つには(醫學博士・瀨川昌世)
美容と服装
▽理想的な美しい姿、婦人の體格と姿勢美の標準(柏樹生)
▽巴里社交界の服装(マダム・ピアレット)
▽代表的な新春衣裳の好み(みどり)
▽和洋裝寝具一切の選び方(孔雀)
▽流るる水[若夫人向の衣裳](鏑木清方)
▽私の好みの令嬢の服裝(田中良)
▽美容講座顔面マッサージ(醫學士・小瀨安俊)
▽表情美は女性美の極致(矢部季)
▽一般禮式に於ける社交界の服裝(ひさ子)
▽新時代の婦人にふさはしい社交服(三須裕)
▽婦人の心得て置くべき男子洋服着用上の注意(ちさと)
▽初春の華かな夜にふさはしいお化粧と調和のよい服裝(遠藤はつ子)
家庭・料理
▽お正月の家庭遊び(女高師講師・藤五代策)
▽童話「遠くの凧」(北川千代子)
▽現代結婚の順序方法(甫守謹吾)
▽家庭に必要な燃料の買ひ方扱ひ方(櫻田節彌)
▽お正月五日間家庭惣菜料理(龜井まき子)
▽西洋料理家庭惣菜用三日間晝夕献立(秋穗けい子)
文藝欄
◎小説 氣に入った女(宇野浩二)
◎中篇小説 殉教者(原田謙次)
◎小説 茂とその周圍(岡田三郎)
◎小品 雪鳥と冬苺(佐藤惣之助)
◎懸賞小説 ひとりもの(山本美可子)
◎懸賞小説の評(田山花袋)
◎戯曲 吹雪の夜[一幕](津村京村)
◎長篇小説 春と冬との間(細田源吉)
◎詩 木の實のうれひ(川路せい子)
◎歌 くもり日(栗原潔子)
◎懸賞和歌(佐佐木信綱/與謝野晶子選)
◎抒情小曲(川路柳虹選)
◎化粧問答(藤波芙蓉)
◎應募規定
◎懸賞社交「クロッスワード」
◎編輯を了りて
二月號 第二百四十五號(大正十五年二月一日發行)
△口繪と表紙▽
◎ギター[表紙プロセス版](武井武雄)
◎ストーヴの前[プロセス版](柿内青葉)
◎佛蘭西と獨逸の高雅な刺繍[原色版]
◎雪の富士[藝術寫眞](黒川翠山)
△畫 報▽
◎銀婚の梨本兩殿下と規子女王殿下
◎冬日麗らか——御邸内を御散策のお睦しき梨本兩殿下と規子女王殿下
◎宮樣方の御買物—平民的な梨本宮と伏見宮
◎歡ばしき御まどひ—春めぐる朝香宮御一家
◎賀陽宮妃殿下と若宮姫若兩殿下
◎清楚な英國のコードレツス
◎堀田・伊達兩家のお慶び
◎青春のシルエット
◎清艶—有馬賴寧夫人と令嬢
◎虎好きの酒井忠正伯夫妻
◎みつむ—齋藤靜惠嬢
◎睦まし—草場茂子嬢と不二子嬢
◎最近夫君と共に歸朝した女流歌人茅野雅子夫人
◎風景[エッチング]—プラーハ作
◎嵯峨愛子嬢
◎典麗—松方久子夫人
◎流行作家加藤武雄氏とはな子夫人
◎大のなかよし
◎羞らひ—榎本春江嬢
◎渡邊靜江嬢と長谷川郁子嬢
◎女流歌人山田邦子さんと筆蹟
◎「ばら」と「濱の立枯」—懸賞寫眞
◎洋裝の正しい着こなし—荒野ジョルジエツト夫人
◎本田猶子嬢
◎大阪音樂協會發會式とジルマルシエックス夫妻
◎洋風應接間の作法
◎龜割安子嬢
◎街頭スケッチ
新思潮
▽現代の若い婦人とその個性發揮(倉橋惣三)
▽女性通信海の彼方より(千葉龜雄)
婦人洋裝生活の實驗
▽私は日常洋裝生活
◎仕事着は洋服晴れ着は和服(松平俊子)
◎歐米人と日本人の色彩の好み(荒野ジョルジエツト)
◎數を持つより實質を主にして(酒井文子)
◎流行り廢りのない品の取り合せ(カンドレット文子)
◎婦人の洋裝について(田子靜子)
◎旅行と仕事には洋服(岡部逸子)
◎洋裝茶ばなし(川路せい子)
趣味と娯樂
▽菊五郎から望みを嘱されてゐる舞踊の天才近藤富士子さん
▽梅花を扱って右片落しの花形を現した古流本格の生花
▽スクリーンを離れて見たスター(鷲尾光作)
▽盆石の寫生(尾崎恒子)
▽虎君の玩具いろいろ(藤五代策)
▽高雅な趣味のこの頃の盆栽
▽尾上松助の表情(長田秀雄)
▽生花木物三樣の姿態くらべ(角谷緑三)
服飾・美容・手藝
◎今春はどんな羽織を拵へませうか(紅梅)
◎梅見頃の服裝 細線模様と小紋の好み
◎和洋裝身具一切の選び方(孔雀)
◎現代婦人の好みに應しい髪形オクタビヤスの結ひ方(早見君子)
◎裝飾用電燈カバーの製へ方(小出春江)
◎佛蘭西と獨逸の高雅な刺繍三種(TI子)
評傳・小品・漫畫文・社會
▽日本樂壇を飾る花のいろいろ(牛山充)
▽別府から(高安やす子)
▽海外近事の劇壇と俳優(小山内薰)
▽我家のサロンは社交道場(岡本かの子)
▽餅もこりもこり酒もこりもこり(矢田挿雲)
▽方面委員の眼に映じた眩ぐるしい實社會の樂屋話(梅山一郎)
▽東京家政女學院を訪ねて(まち子)
▽新に建設された文化アパートメントの生活(森本靜子)
▽二つの罪[漫畫漫文](水島爾保布)
▽結髪見本・天才を待つ辛棒[漫畫漫文](宍戸左行)
衞生・住宅・家庭・作法・料理
◎母親の知識強健な子供を持つには(醫學博士・瀨川昌世)
◎冷えからおこる婦人病と寒さ時の注意(醫學博士・山崎清)
◎八疊の座敷を洋風に改良(東京高等工藝學校長・木檜恕一)
◎家庭食物通俗講話「食物の榮食と毒素」(農學博士・黒野勘六)
◎家庭で出來る美味しい支那料理(渡邊貞太郎)
◎珍味料理小鳥の鋤燒(北大路魯山人)
◎家庭惣菜料理三十種(龜井まき子)
◎家庭向西洋料理(秋穗けい子)
◎現代社交上に最必要な訪問の作法(甫守謹吾)
◎火事の原因、火の要心(警視廳消防課長・山川秀好)
文藝欄
▽馬頭觀世音—大人の爲の童話—(加藤武雄)
▽短篇小説 毒婦(長田秀雄)
▽中篇小説 殉教者(原田謙次)
▽懸賞小説 未知の頃(森倭文子)
▽選者偶言(田山花袋)
▽詩と繪 糸車(竹久夢二)
▽短歌 如月集(山田邦子)
▽童話 赤い鉛筆(水谷まさる)
▽長篇小説 春と冬との間(細山源吉)
◎懸賞和歌(與謝野晶子/佐々木信綱選)
◎抒情小曲(川路柳虹選)
◎化粧問答(藤波芙蓉)
◎懸賞クロツスワード
◎懸賞應募規定
三月號 第二百四十六號(大正十五年三月一日發行)
△口繪と表紙▽
◎春の鳥[表紙プロセス版](武井武雄)
◎靜物[原色版](安宅安五郎)
◎春向令嬢訪問[原色版]
◎春を待つこころ[藝術寫眞]
△畫 報▽
◎最近の李王世子妃方子女王殿下
◎御和裝の德惠姫
◎北白川二姫宮の御登校すがた
◎春の流行—巴里の散歩服
◎侯爵野津鎭之助氏の家庭
◎とはのちぎり
◎親しき集ひ
◎早川美奈子嬢とお妹さん
◎美しきトリオ—本多忠夫氏の三令嬢
◎押小路婉子嬢
◎撫でつけ髪
◎花嫁すがた
◎變り雛のいろいろ
◎水上末子嬢
◎小説家豊島與志雄氏の家庭
◎本誌に「自叙傳」を執筆する柳原燁子さん
◎津經伯邸に於ける朱葉會の茶話會
◎なかよし—尾竹貞子さんと荒川婦志子さん
◎大給幸子嬢と小林經子嬢
◎可愛らしい子供—懸賞發表
◎河村スノコさんとお雛さま
◎洋畫家安宅安五郎氏の家庭
◎重實な文化オーバー
◎ひとみ
◎マツヂ、ベラミイ嬢
◎マリヤ、コルダ嬢
◎「午後の光」と「史朗ちゃん」—懸賞寫眞
◎室の角を上手に利用した室内裝飾
◎新首相若槻禮次郎氏と喜びの夫人、令嬢、お孫さん
◎在りし日の加藤前首相と夫人
思潮・隋筆・説苑
▽現代奥樣くらべ
△猫婆さんの事(水島爾保布)
△夫れ夫れ特徴のある奥樣(宮田修)
△微菌恐怖症(醫學士・岡田道一)
△妻妾同居(川野路子)
△ある洗濯屋の話(なみぢ)
△感心する奥樣たち(醫學士・小酒井不木)
△ありがちの相(九條武子)
▽魅惑の女性(千葉龜雄)
▽涙(生方敏郎)
▽衣裳とかつら(瀨川春江)
▽旅中二題(坪内士行)
▽雛祭りの話(梅原靜雄)
▽理解のない世間(守屋東)
▽府立第一高等女學校を訪ねて(まち子)
▽小學校の先生の生活(細川武子)
▽跡見花蹊刀自
趣味・娯樂
◎海外新劇畫報(小山内薰)
◎表情の研究(長田秀雄)
◎表現派映畫「人でなしの女」
◎映寫幕をはなれて見たスター(鷲尾光作)
◎科學的な遊びいろいろ(藤五代策)
◎白桃とつつじの生花
◎桃の節句に相應しい床の間の盛花
◎紙雛のつくり方(白井その子)
◎子供の一日
◎桃の生花の扱ひ方(角谷緑三)
◎五十年後、百年後(水島爾保布)
◎もしもお嫁にゆくのなら(麻生豊)
服飾・美容・手藝・作法
▽今春はどんな長襦袢を拵へませうか(紅梅)
▽新らしく現れた春の衣裳(めいほ)
▽女學生向き桃華巻の結ひ方(山本久榮)
▽アメリカ・インヂアンの圖案模様(岡田忠一)
▽姿を美しく見せる着物の着こなし方(大井文麿)
▽美容講座 顔面美容マッサージ(醫學士・古瀨安俊)
▽洋風應接間の作法寫眞
▽洋風應接間の作法(甫守謹吾)
▽化粧問答(藤波芙蓉)
衞生・住宅・家庭・料理
◎通俗講話 發熱の原因と手當(醫學博士・佐々木秀一)
◎住宅各室の照明法(工學博士・佐藤功一)
◎家庭食物通俗講話 食物と衞生(農學博士・黒野勘六)
◎洋支應用の家庭向季節料理(木村利根子)
◎果物の盛り方と選び方(中村竹紫樓)
◎新らしい婦人の家具
文 藝
▽短編小説 淡雪(豊島與志雄)
▽短編小説 或る男と女(吉田絃二郎)
▽中編小説 殉教者(原田謙次)
▽入選小説 手紙(緒形麗子)
▽短歌 山と戀(與謝野晶子)
▽童話 ポチさんの買物(千葉省三)
▽長篇小説 春と冬との間(細田源吉)
▽「自叙傳」の序文(柳原燁子)
▽「星ケ城夜話」の序文(中里介山)
▽選者の言葉(田山花袋)
◎懸賞和歌(佐々木信綱選)
◎懸賞短歌(與謝野晶子選)
◎抒情小曲(川路柳虹選)
◎懸賞クロツスワード
◎懸賞應募規定
◎編輯後記
◎四月號豫告
五月號 第二百四十八號(大正十五年五月一日發行)
口繪と表紙
ヒヤシンス[表紙プロセス版](武井武雄)
カーネーション[プロセス版](上野秀薰)
櫻の實を飾れる女[原色版]佛蘭西現代美術(マダム・マルヴァル)
グラフィツク
照宮成子内親王殿下
最近の梨本宮兩殿下と二十年前
東伏見宮常磐松御新邸と其内部
各宮殿下と西歐大洪水救済慈善音樂會
ロンドンに於ける小松侯爵の御家族
見立惠比壽—鈴木春信筆
慶びの日に—佐野梅雄氏と山本小菊嬢の結婚
寺島二令嬢
大久保泰子嬢と松尾八重子嬢
新しき樂壇の花—佐藤美子嬢
シクラメン—川崎康子嬢
白薔薇—小杉百合子嬢
高橋・大藪二令嬢
佐々木道子嬢と三輪智子嬢
或る夫人のポートレート
コーリン・グリフィス嬢
バーバラ・ラ・マー嬢
たけくらべ—平岡四令嬢
あめりか育ち—矢田部氏おの子樣方
春から夏への髪形
素晴らしいイーヴニング・ガウン
最近フランスから歸つた詩人西條八十氏
最近の女流歌人與謝野晶子女史
中里介山氏と山のお住居
ビーズ手藝品と小山内薰氏夫人
子供室の裝飾
曲馬團の少女—懸賞藝術寫眞
春の美術界—春陽會・佛近代美展・朱葉會
初夏の流れ
サヰエート・ロシヤの新劇
説苑・隋筆
モダアン・ガールの側面觀
現代娘とピストル(畑耕一)
模倣的流行(醫學博士・杉田直樹)
ある夜のモダアン・ガール(日日新聞記者・伊藤金次郎)
もだん・があるの誕生(慶大生・たつみ)
彼女たちの戀愛(片岡鐵兵)
彼女の横顔(早大生・小宮山明敏)
大學生の見た側面觀(帝大生・大井次郎)
心配する事はない(廣津和郎)
新東京情調 明治神宮(生方敏郎/森田恒友畫)
婦人畫報隨筆欄
狐と人間の戀愛關係(大泉黒石)
錯誤の話(江戸川亂歩)
捨子(生方敏郎)
雨月の花(佐藤惣之助)
或る朝(原阿左緒)
色紙と短冊
田山花袋—三上知治—滿谷國四郎—水島爾保布—岡本一平—今尾艶子—野口小蔥—小寺健吉
芝居漫談 顔(平山蘆江)
服飾・美容・流行
五月の服飾(めいほ)
名優たちの好みの履物(たよ子)
こんどのセルはどんな柄にしませう(紅梅)
現代の束髪にはふさはしいヘァピン(りう子)
美容講座 眉と睫毛の手入れ(醫學士・古瀨安俊)
青葉巻の結ひ方(今川橋美容院・橋本政子)
化粧問答(藤波芙蓉)
趣味・手藝・社會
海外演劇畫報(小山内薰)
ステラ・ダラス[映畫見たまま](如月眞珠)
サガラ刺繍クッションの作り方(川島榮子)
生花東古流
端午の節句(梅原靜雄)
毛糸クッションの作り方(小出春江)
生花關西流盛花
袖なしスエタア編み方(岡田まさ子)
今咲く球根の洋花(湯淺四郎)
閨秀畫家マルヴァル夫人(黒田鵬心)
樂しみの多い小鳥の飼ひ方
博物採集家 山村八重子さん(一記者)
映畫に熱狂する女ファンの秘密(梅山一郎)
苺の話
プリズム
十五分訪問[梶原緋左子嬢](美佐子)
春[民謡](水谷まさる)
住宅・衞生・家庭・料理
新時代の客間(工學博士・佐野利器)
筍の珍料理數種(利根子)
齒の美容(慶大教授・岡田滿)
榮養と毒素(農學博士・黒野勘六)
趣味としての庭園(林學博士・田村剛)
婦人スケッチ(川上四郎)
白粉と抱つことおんぶ(醫學博士・高田義一郎)
憎まれ口お耳を拝借(河村目呂二)
文 藝
星が城夜話[二](中里介山/木村莊八畫)
自叙傳[三](柳原燁子)
吾兒が晝餉(栗原潔子)
足[懸賞小説](眞木生子)
日本の人形(クロオド・ファレル/近江谷駒譯)
春と冬との間[長篇小説](細田源吉)
懸賞和歌(佐々木信綱選)
鑑賞和歌(與謝野晶子選)
抒情小曲(西條八十選)
愛讀者の頁
懸賞クロツスワード
懸賞應募規定
編輯後記
七月號 第二百五十號(大正十五年七月一日發行)
口繪と表紙
ヴイオロン[表紙プロセス版](武井武雄)
浴後[原色版](石川寅治)
鈴蘭の匂ひゆかしいお嬢さん方の洋服と支那服[原色版]
初夏の保津川[藝術寫眞]
グラフィツク
觀劇會にお成りの宮樣方
伏見宮博信王と御婚約成った閑院宮華子女王殿下
柳澤尚子夫人
小笠原富士子嬢
水曜會の生ひ立ち[津軽伯邸における名流婦人の集ひ]
舞踊團の花
青木政子嬢
吉光寺雪枝嬢
はえある日[新婚の風間嘉雄氏と英子夫人]
新婚の三島道隆氏と隆子夫人
ピアニスト小城文子嬢
琴に秀でた今西千代子嬢
西の都に咲き出でた小百合のやうな三夫人[大西利榮子夫人・安田伸子夫人・千嘉代子夫人]
聖徳太子奉讃會に出品の製作品
あかるい洋傘
七月の行樂
鳥追[石川豊信筆浮世繪]
峰岸葉滿子嬢
和田たき子嬢
お賑やかな佐々木博士の家庭
コステュームと娘[奉讃展出品]
三島波子嬢
淺野庸子嬢
ベティ・サンガー嬢の親友
懸賞寫眞
まされるたから[子供の表情]
寫生と生花[趣味の末松多賀子嬢]
洋裝の花嫁姿横田治子嬢
趣味に生きる根津松子夫人
すつきりとした夏の髪かたち
小町娘[伊野邊すず子・山田いよ子・西村しげの三嬢]
凉しげな夏の外出すがたと束髪
特別讀物
裏と表
人心の表裏反覆(生方敏郎)
財布のお金(正木不如丘)
感想五つ(岡本かの子)
愚にもつかぬ話(岡田三郎)
ユーモリストの裏と表(佐々木邦)
ささやかな抱負(矢口達)
裏おもて無駄話(戸川貞雄)
四十男の裏表(荻野千代子)
ヴェニスの案内役(井澤弘)
避暑地の出來事(西條八十)
お世辭裏表(池部鈞)
あつて面白し(麻生豊)
婦人畫報隋筆欄
セル一反の買物(木村莊八)
思ひ出一つ二つ(村松梢風)
身邊記(鷹野つぎ)
久世山閑記(堀口大學)
おぢさん(水木京太)
壁の穴から[二](畑耕一)
趣味・手藝・料理
海外新劇畫報(小山内薰)
現代閨秀藝術家[その一](マリイ・ロオランサン)
海の野獣[映畫見たまま](如月眞珠)
洋傘の再生[應用手藝](小出春江)
婦人スケッチ[その三](川上四郎)
孫の會拝見記(たよ子)
三ツ葉四ツ葉(戸澤錦子)
趣味の金魚(金井紫雲)
眉毛[芝居漫談](平山蘆江)
蓮 生花(角谷緑三)
憎まれ口お耳を拝借(河村目呂二)
婦人用シャツの編方(岡田まさ子)
おいしい即席料理(T子)
服飾・美容・流行
大阪の流行明快な調子(はるよ)
東京の流行冷味が身上(めいほ)
初夏のよそほい
眞夏の髪の手入と小蝶巻の結方(松本愛子)
近代女性の髪かたち(矢部季)
社會・家庭・衞生
婦人の趣味によつて設計された住宅
新盆を迎へる二つの遺族(KK生)
隠れた婦人社會事業家(婦人記者)
海外婦人最近事(サブロサ生)
夫婦間の結核は比較的傳染せぬ(醫學博士・近藤乾郎)
海外新知識(若月保治)
名流婦人十五分間訪問(さち子)
嗜好品と衞生(農學博士・黒野勘六)
文 藝
自叙傳(柳原燁子)
野田の戀(廣津和郎)
或る日の忘想(栗原潔子)
靜夜頌(西條八十)
長靴のお家[童謡](水谷まさる)
私と子供等[懸賞小説](柳谷ふみ子)
春と冬との間[長篇小説](細田源吉)
懸賞和歌(佐々木信綱選)
懸賞和歌(與謝野晶子選)
抒情小曲(西條八十選)
懸賞小説評(田山花袋)
懸賞クロスワード
懸賞規定