婦人画報 第201号-第205号(大正11年7月~11月)
七月の巻 第二百一號(大正十一年七月一日發行)
△畫 報▽
□アイリス[表紙](清水良雄)
□水郷[原色版](清水良雄)
□飛瀑[原色版](鹽井ふく子)
□窓[オフセット版](島成園)
◎皇后陛下博覧會へ行啓
◎皇后陛下士官學校へ行啓
◎四妃殿下お揃ひにて
◎初夏の風薫る日比谷の三會合
◎婦人教育會總會
◎姫宮と伯爵令嬢のお遊び
◎御運動服にて
◎テニス競技に勝ちて
◎高飛び 競争
◎三島子邸にてヂ氏送別會
◎婦人政談演説會
◎瀟洒な洋風住宅
◎令嬢鑑[竹内千代子嬢、坊城春子嬢、岡文世嬢]
◎女學生の野球、槍投、圓盤投
◎卓上煎茶
◎應募懸賞寫眞
◎いづみ會
◎夜討曾我と橋辨慶
◎北京女學生歡迎
◎和服用の婦人帽
◎若葉のかげ[小野あい子嬢、太田淑子夫人、坪井和氣子嬢]
◎女學生の記念演劇
◎小さな調馬師
◎運動展の婦人デー
◎環女史の獨唱
◎ダンス
◎廣島郷友會と金澤婦人會
◎各女學校の遠足
◎五月のいろいろ
◎豊橋高女二十週年記念
△讀 物▽
◎歐米の婦人運動(文學博士・吉田靜致)
◎影繪[詩](川路柳虹)
◎婦人と自然教育(林學博士・上原敬二)
◎身體の清潔法—入浴・浴場—(醫学博士・佐佐木秀一)
◎避暑地は山がよいか海がよいか(醫学博士・大石貞夫)
◎涼しげな河骨の挿花(兒島晩翠)
◎時節向の甘しい野菜料理(大日本台所司會・村井政善)
◎悩み多き未亡人—未亡人と性の問題—(三宅やす子)
◎夏坐敷用の流行家具(S子)
◎現代女流音樂家—柳かね子夫人—(桑原樵郎)
◎民衆娯樂としてのダンス(猪股琴子)
◎ひとすぢに祈る心(矢部文子)
◎聲樂家の悦び(長坂好子)
◎蓄音機の應用と家庭教育(醫学士・高峰博)
◎新日本人に適する衣服(西村伊作)
◎片あかり[短歌](印東昌綱)
◎新趣味と實用とを兼備えたライト式建築(大谷富子)
◎現代佛蘭西美術展覽會をみ觀て(紀淑雄)
◎現代を代表する女神のやうな美人(齋藤佳三)
◎涼しそうな流行扇(水子)
◎[海外の大勢]最近歐米の婦人政治界(米田和歌)
◎家庭向きの清涼飲料(倉島謙)
◎七月の流行(孔雀)
◎懸賞和歌 當選披露(與謝野晶子/佐佐木信綱選)
◎短篇小説 美代子(廣津和郎)
◎長篇小説 映さぬ空[十一](畑耕一)
◎長篇小説 戀を裏切る女[二一](菊池幽芳)
◎化粧問答(藤波芙蓉)
八月の巻 第二百二號(大正十一年八月一日發行)
△畫 報▽
□なでしこ[表紙](清水良雄)
□多摩川にて[原色版](南薰造)
□花[原色版](田島百合子)
□涼味[オフセット版](桐谷天香)
◎潮音
◎皇太子殿下
◎久邇宮良子女王殿下
◎二十七宮殿下おそろひにて
◎新式飛行船と飛行機魚雷落射
◎秩父宮雍仁親王殿下
◎汐干狩に興がらせたまふ良子女王殿下
◎嗚呼東伏見元帥宮殿下
◎德川氏邸の白國皇子
◎加藤新首相と前田新遞相の家庭
◎まき子
◎酒井伯爵の家庭
◎田島百合子の君
◎白百合の花[三輪博士令嬢]
◎フットライトの後より
◎鎌田新文相と小笠原新國勢院總裁の家庭
◎飛鳥[兵頭精子嬢]
◎月曜會にて
◎近事いろいろ
◎令嬢かがみ[上田淑子嬢、水野内相二令嬢]
◎島津男の科學普及館
◎沖の不安
◎同情
◎花の會
◎流行の海水着
◎歌劇珊瑚の宮
◎夏向きの流行の髪形いろいろ
◎散歩 有樂座の玄關にて
△讀 物▽
◎婦人達よ速やかに自己に徹せよ(有島武郎)
◎ここかしこにて[短歌](佐々木信綱)
◎男女は何故に多數の異性を求めるか(理學博士・山内繁雄)
◎酷暑に處する工夫—避暑法・防暑法—(醫学博士・佐々木秀一)
◎水焼の豫防と素顔のやうに見せる化粧(遠藤波津子)
◎泰山木と擬實子の挿花(兒島晩翠)
◎綠の夢(相馬御風詩/山本芳樹作曲)
◎夏期に於ける胃腸病の注意(醫学博士・近藤乾郎)
◎趣味深い家庭本位の庭園(上原靜子)
◎シクラメンの涙[海濱のロマンス](千代子)
◎未亡人の悩み—社會と未亡人との關係—(三宅やす子)
◎知識階級婦人の若い配偶を選ぶ動機(山田わか)
◎なつかしき故郷(中込富士子)
◎室内を美化する壁の話(工學博士・大熊喜邦)
◎支那童謡二篇(みどり)
◎笑説 夏帽子(生方敏郎)
◎[海外の大勢]男の少い歐米に於ける婦人の活躍(米田和歌)
◎精神統一と書道の上達(大島しづ子)
◎夏と女(矢口達)
◎夏の趣味生活(厨川蝶子)
◎あっさりした野菜料理(村井政善)
◎八月の流行(孔雀)
◎懸賞和歌 當選披露(與謝野晶子/佐々木信綱選)
◎短篇小説 火遊び(三上於莵吉)
◎妹に[童謡](水谷まさる)
◎長篇小説 映さぬ空(畑耕一)
◎長篇小説 戀を裏切る女(菊池幽芳)
◎化粧問答(藤波芙蓉)
第二百三號(大正十一年九月一日發行)
欠號
第二百四號(大正十一年十月一日發行)
△畫 報▽
□ダリヤに蝶[表紙](清水良雄)
□靜物[原色版](相模金三郎)
□囀り[オフセット版](蕗谷紅兒)
□百日草[原色版](有馬さとゑ)
◯枯るる蘆
◯桃山御陵御參拜の各宮妃殿下
◯皇太子殿下と秩父宮殿下の御水泳
◯盬原に於ける久邇宮三殿下
◯姫宮殿下のテニス御競技
◯御避暑中の東久邇宮妃殿下と三王子殿下
◯飛行機の前にて
◯畫室に於いて揮毫中の諸畫伯
◯ページェント
◯大谷伯爵の家庭
◯懸賞寫眞
◯避暑中の土屋子爵一門と福井氏家庭
◯令嬢かがみ[三輪田良子嬢、伊丹壽枝子嬢、井上美惠子嬢、杉原清子嬢]
◯近事いろいろ
◯海と農園
◯日本趣味を慕ひて
◯諸名士の別莊生活[一]
◯舞子の濱[矢部文子夫人、伊藤英子夫人、松平鶴子夫人]
◯懸賞寫眞
◯女流飛行家の花形
◯諸名士の別莊生活[二]
◯新婚[觀世氏、松木氏、村田氏、横田氏]
◯東京郊外の遊園地
◯牡丹台と大邸市場
◯紡績會社女工の生活
◯秋むきの髪形
△讀 物▽
◎歐米で會った偉大な婦人(文學博士・澤柳政太郎)
◎孤獨[詩](野口米次郎)
◎こけ威しの鬼門[迷信打破](理學博士・新城新藏)
◎芝居と繪から暗示された現代婦人の髪形(鏑木清方)
◎個性を尊ぶ婦人の服裝と髪形(吉村せい子)
◎萩の生花(兒島晩翠)
◎現代は婦人問題發生の第三期なり(醫學士・高峰博)
◎美術の秋—繪畫彫刻の見方と評價—(紀淑雄)
◎自然と婦人美(三宅克巳)
◎早老衰弱の豫坊法とその新しい藥品(醫學博士・山内保)
◎初蕈料理(勝見新太郎)
◎トーダンスの世界的名手アンナ・バヴロワ夫人(山田耕作)
◎旅(三宅やす子)
◎瀬戸内海の旅(高安やす子)
◎上高地の一夜(小金井素子)
◎現代女流音樂家(桑原樵郎)
◎淋しき愛(藻岩豊平詩/田村安喜二作曲)
◎十月の流行(秋海棠)
◎懸賞和歌 當選披露(佐々木信綱/與謝野晶子選)
◎子供の爲の童話劇三篇(坪内逍遙)
◎短篇小説 佛顯記(室生犀星)
◎長篇小説 映さぬ空(畑耕一)
◎長篇小説 戀を裏切る女(菊池幽芳)
◎化粧問答(藤波芙蓉)
第二百五號(大正十一年十一月一日發行)
△畫 報▽
□柿[表紙](清水良雄)
□巴里郊外[原色版](大野隆德)
□はな[原色版](吉田ふじを)
□まひ子[オフセット版](木谷千種)
◎河口湖を渡らせ給ふ皇太子殿下
◎御納采の芽出たき日
◎秋の展覽會へ御成
◎佛國へ御出發の北白川宮妃殿下
◎鳩を愛撫したまふ山階宮妃殿下
◎初秋の郊外[懸賞寫眞]
◎平岩夫人のスペイーン風俗
◎新内大臣と新公爵
◎お留守宅にて[松平恒雄氏邸]
◎白馬嶽にて
◎バヴロワ夫人の舞踊
◎藤蔭會をどりの手ぶり
◎彫塑製作中の二審査委員
◎自治記念日
◎若き日に
◎會いろいろ
◎大阪の婦人社交會
◎天長節の日に
◎江戸風俗と大原女
◎子供の表情[懸賞寫眞]
◎西洋料理食卓の飾付と喰べ方
◎巴里婦人の訪問着
◎二階堂女史の體操女塾
◎大阪なる住宅博覽会
◎バ夫人と握手
◎近事いろいろ
◎北京城外と轎車
△讀 物▽
◎自由戀愛と舞踊問題(法學博士・渡邊鐵藏)
◎妾の書くのは[ド・ノアユ伯爵夫人](柳澤健)
◎朝鮮の督見に因みて(文學博士・桑木嚴翼)
◎合縁奇縁—迷信打破—(理學博士・新城新藏)
◎快活で正直な英國婦人(醫學博士・矢部專之助)
◎茶の挿花(兒島晩翠)
◎秋の化粧(藤波波津子)
◎どんな家屋が衞生に惡いか(醫學博士・佐々木秀一)
◎初秋の上野を飾る二つの展覽會(中川紀元)
◎早老衰弱の豫防法と新しい藥品(醫學博士・山内保)
◎舞踊の光—バヴロワの舞踊と靜惠の舞踊—(吉村せい子)
◎生活改善の第一歩としての廣巾物の普及(中野咲子)
◎巴里及び巴里郊外の秋(大野隆德)
◎遠き子に[短歌](原阿佐緒)
◎秋晴の日(三宅やす子)
◎鳴子の音[童謡](水谷まさる)
◎相對の中なる絶對[アインスタインの相對性原理の與ふる教訓](理學士・竹内時男)
◎大阪府に開催中の住宅改造博覽会(ST生)
◎正式晩餐會の食卓法(勝見新太郎)
◎巴里の流行と婦人の洋裝(平岩夏子)
◎十一月の流行(秋海棠)
◎懸賞和歌 當選披露(與謝野晶子/佐々木信綱選)
◎神話劇 すくなびこな(坪内逍遙)
◎長篇小説 映さぬ空(畑耕一)
◎短篇小説 半襟(生方敏郎)
◎長篇小説 戀を裏切る女(菊池幽芳)
◎化粧問答(藤波芙蓉)