日本評論 第12巻第11号-第13号 (昭和12年10月~12月)
日本評論 第十二卷第十一號 昭和十二年十月
戰爭の經濟と財政(土方成美)
戰爭の經濟と平和の經濟/物の經濟と通貨の經濟/平戰時に於ける需要と供給/戰時經濟における物價と所得/戰爭の眞の費用とは何か/如何にして眞の意味に於ける費用を減ずべきか/如何なる消費を節約すべきか/非課税物件の消費節約/衣食住について何を節約するか/消費統制/愛國獻金運動/國際貸借の問題/功績か租税か/戰費調達の財源としての敵國資源/戰時税制/我が國民經濟の實力
戰時經濟の諸問題
戰時經濟體制と貿易(美濃部亮吉)
戰費の消化と物資の東征(阿部勇)
軍需品と消費資料生産(鈴木茂三郎)
戰時經濟と資金統制(金原賢之助)
戰時經濟と産業(齋藤直幹)
消費統制の現段階(林要)
事變費百億圓(野田豐)
二〇憶豫算の消化と影響
事變費と國民經濟(野崎龍七)
「支那事變費」二十億(伊藤好道)
内閣の強化と其の對策
内閣改造について(阿部眞之助)
近衛内閣の補強工作(三輪壽壯)
ソ聯の手はどこまで伸びる
ソ聯邦の對支援助を暴く(宇治田直義)
ソ支條約の背後にあるもの(山上正義)
ソ支接近と日ソ戰爭(三島康夫)
國民に訴う(馬場鍈一)
戰爭と文藝(武者小路實篤)
戰爭ジャーナリスト論(戸坂潤)
ソ聯の「科學虐殺」(寮佐吉)
國際ペーヂ 支那・ドイツ・英佛伊其他・ソ聯・アメリカ
上海現地報告
上海で拾った話(木村毅)
戰火の上海・見たまま(後藤朝太郎)
上海・佛租界より(中西均一)
砲火の上海を行く(榊山潤)
怪物都市・上海を語る
上海の横顔を語る(新居格)
憶い出の上海(小田嶽夫)
上海の暗黑面(村松梢風)
靑島を語る(古谷節夫)
北支那の新局面(梨本祐平)
北上日誌(碧遙)
上海問題の將來(太田宇之助)
事變に直面して(室伏高信)
銃後風景
作次の慰問品 農村(徳永直)
銃後の銀座で 都會(伊藤整)
白い朝 國際結婚(今井達夫)
寺内大將論(大平進一)
布哇を觀る(荻原井泉水)
滿洲斷片語(杉山平助)
日支關係打開の鍵(フレーヌ)
大統領への公開状(シンクレア)
各省の次代を造る人々
匿名評論
支那事變の教訓 政界時評(紫法師)
時局と評論家 論壇時評(・・)
財界の時局對策 財界時評(・・)
事變と從軍記者 新聞時評(・・)
戰時對制下の文學 文藝時評(・・)
支那人の見た日本
永久に語るもの(綺芳)
感想いろいろ(謝星河)
氣がすまない(徐玉文)
夕子の旅行記(長與善郎)
憂愁人生(張赫宙)
假裝人物(徳田秋聲)
科學/映畫/音樂/レコード/スポーツ/宗教/芝居/美術/圍碁/釣
日本評論 第十二卷第十二號 昭和十二年十一月
政治學の二大典型(長谷川如是閑)
支那事變を如何に意識する(杉森孝次郎)
事變を如何に解決するか(末廣重雄)
北支工作の文化的基礎(蠟山政道)
事變に直面して(津田信吾)
國家とインテリゲンチヤ(篠原雄)
世界はどう出る
英國はどう出る(米田實)
アメリカの態度はどうか(加田哲二)
ソ聯はどうでるか(茂森唯士)
これから支那はどうなる
ソ支聯繫の將來(小室誠)
南京は遷都するか(村田孜郎)
長期抗日作戰の裏(宇治田直義)
支那は何處まで赤化するか(横田實)
蒋介石の運命を占う(吉岡文六)
事變はいつまでつづく
戰爭はいつまで續くか(原祐三)
現代戰の繼續期間(齋藤直幹)
皇軍の首脳と支那の將領(匿名リレー評論)
支那事變の思想的背景(大久保弘一)
海軍の近代兵器について(廣瀬彦太)
日支空軍主力の動向(野口昻)
銃後論(和田日出吉)
ソ聯航空界の躍進(S・I・S)
日本評論/美術/圍碁/音樂/レコード/スポーツ/釣/芝居
國際ペーヂ
北支をどうする
北支經濟工作私論(大藏公望)
北支經濟開發私見(山崎靖純)
北支金融工作瑣談(荒木光太郎)
香港だより(佐々木謙彦)
支那空軍損害についての虚報(X・Y・Z)
航空黎明記(稻垣鷹穂)
一億一千五百萬人の意志(ヒットラー)
獨伊両國民の敵(ムッソリーニ)
移り行く生活(新居格)
情報と宣傳(大宅壯一)
亡國の民(林二九太)
支那側の宣傳
空襲觀戰記(周行)
銃後の支那風景(黄樂民)
前線支那兵の手記(雪帆)
戰鬪現況の戰略的段階(井上謙吉)
匿名評論
戰時體制は確立したか 政界時評(山法師)
支那評論壇 論壇時評(P・C・L)
狼狽する新聞 新聞時評(Q・天・Q)
為替協定の悲喜劇 財界時評(P・Q・R)
支那は何をなすべきか(宋慶齡)
「抗日」の彼岸(G・W・リップマン)
運命の日支両國(ペッファー)
現地小説
古都(尾崎士郎)
流泯(榊山潤)
戰いの暇(林房雄)
上海ルポルタージュ
其の後の人民戰線(濱田峯太郎)
支那文化人の動き(日高清麿瑳)
事變と支那財界(島伸三)
封鎖戰線に沿うて(梅原一雄)
日本評論 第十二卷第十三號 昭和十二年十二月
日英關係の新展開
今後の日英關係如何(米田實)
日支事變と英國の妄動(匝瑳胤次)
支那事變と日英對立(水野廣徳)
大英帝國打倒論(室伏高信)
ソ聯革命二十年(山川均)
第二次世界戰爭は必至か(神川彦松)
大本營設置を繞って(新明正道)
社會大衆黨を批判す(戸坂潤)
革命二十年の教訓(モロトフ/ウオロシロフ)
逝けるマクドナルド(河野密)
木下尚江先生(神崎清)
理論物理學の當面する課題(ハイゼンベルク)
滿洲經濟界の一轉機(富岡鍵吉)
支那の對米宣傳(高梨菊二郎)
研究 世界大戰に於ける各國の財政
大戰時に於ける獨逸財政(難波田春夫)
英國の戰費と財政(岡野鑑記)
大戰時のフランス財政(關口猛夫)
時局と大衆黨の動向(山口隆太郎)
三十七年に躍った人々(匿名リレー評論)
浮ぶ人=沈む人(大宅壯一)
二十世紀の神話(高橋健二)
キエルケゴールに關する覺書(伊藤至郎)
蒙古人の性生活(日影菫)
島田三郎(木下尚江)
子規の陣中日記(丘竹之助)
バルビユスの戰線からの手紙(内山敏)
ムソリーニの獨逸訪問(松木喬)
その後の北京・天津(伊佐秀雄)
上海(橋本忠彦)
銃後の支那(周中規/傳千琛)
匿名評論
戰爭への道 政界時評(山法師)
變り果てた新聞 新聞時評(D・O・N)
馬場から賀屋まで 財界時評(P・Q・R)
論壇を貫けるもの 論壇時評(P・C・L)
三七年の回想 文藝時評(A・H・O)
時局と演劇(八田元夫)
戰爭に於ける美と道徳(柳亮)
眞理の朝(廣津和郎)
落城後の女(岡本かの子)
動かす人・秋山定輔を圍む(小林一三/秋田清/下村宏/長島隆二/中野正剛/秋山定輔)
國際ペーヂ 英・佛・伊・獨・ソ聯・米
日本評論/映畫/スポーツ/宗教/芝居/美術/レコード/音樂