サンデー毎日 第21巻第35号-第42号 = 第1195号-第1202号(昭和17年9月~10月)
九月六日號 第廿一年第卅五號
表紙 順化王宮の門(萩須高徳)
米國の内部情勢(巻頭言)
“起ち上がるインド”鼎談
【出席者】(谷壽夫氏、木村日紀氏、野口米次郎氏)
週間時事
陸の海戦隊(加藤重雄)
敗戦米國の眞相を高田市太郎氏に聞く
【産業風土記】室戸・漁港の巻(岸哲夫)
オフセット
蟲の譜(文・阿部眞之助/繪・小山内龍)
連載小説 鷗【第十四回】(大佛次郎/田代光畫)
専功に輝く工兵隊(週刊時評)(水戸政治)
昭南島の動物と植物
傳記小説『空ゆかば』【第四回】(木村毅/木村荘八畫)
今週の人・橋田邦彦(野山草吉)
私の視た支那(豊田正子)
栖鳳さんの事ども(仙波健)
川柳、科學の眼、圍碁、將棋
九月十三日號 第廿一年第卅六號
表紙 椰子(高岡徳太郎)
南京條約百周年と大東亞(巻頭言)
“満洲建國當治を語る”座談會
【出席者】(遠藤柳作、金井章次、猶崎觀一)
週間時事
ソロモン海戦(後藤基治)
ソロモン海戦従軍記(丹波文雄)
今週の人・大谷光演(野山草吉)
【産業風土記】鳥取・製炭の巻(岡村勇)
グラフ
南方に踊る
平和甦る昭南島
全國體育大會・戦場運動
炭焼く人々
映畫・マレー戦記
連載小説 鷗【第十五回】(大佛次郎/田代光畫)
西南太平洋の第一線(週刊時評)(水戸政治)
獨ソ戦新段階へ(寺村誠一)
印度独立運動の女性群像(高良富子)
全國體育大會(小野三千麿)
傳記小説『空ゆかば』【第五回】(木村毅/木村荘八畫)
【映畫】新體制一周年の感(水町淸磁)
川柳、科學の眼、圍碁、將棋
九月二十日號 第廿一年第卅七號
表紙 征空(宮本三郎)
大東亞省を活用せよ(巻頭言)
南方占領地を視察して(富永謙吾)
「軍航空と民航空」座談會
【出席者】(天谷孝久中佐、平櫛孝少佐、鈴木將剛少佐、久保威雄、中尾純利、大原武夫)
週間時事
戦争神経の鍛錬(週間時評)
【産業風土記】静岡・本業の巻(岸哲夫)
オフセット
南方圏の星と傳説(文・野尻抱影/繪・山尾薫明)
九月の南方の星図(佐藤八郎)
連載小説 鷗【第十六回】(大佛次郎/田代光畫)
随筆
猫舌(上司小劍)
越後毛渡澤渓流(野間仁根)
湯河原日記(今井邦子)
トルコ漫談(榎本桃太郎)
今週の人・平沼騏一郎(野山草吉)
傳記小説『空ゆかば』【第六回】(木村毅/木村荘八畫)
演劇・新篇二題
江戸の朝霧【誌上映畫】
川柳、科學の眼、圍碁、將棋
九月廿七日號 第廿一年第卅八號
表紙 南の女(田村孝之助)
先勝者の自戒(巻頭言)
独裁者になったルーズウェルト(高田市太郎)
今週の人・徳川義親
「作家と書家の見て来た南方」座談會
【出席者】(北村小松、石川達三、丹羽文雄(以上報道班員)山口逢春、猪熊弦一郎(以上従軍書家)
週間時事
生産力の激闘(週間時評)
【産業風土記】山形・庄内米の巻(岸哲夫)
グラフ
ソロモン海戦
みのりの秋
二科会南方室を見る
讀者報道寫眞「鰯漁」
連載小説 鷗【第十七回】(大佛次郎/田代光畫)
【實話】内蒙の大和撫子(渡辺侠)
美術(尾川多計)
随筆
イランに住みて(市川彦太郎)
自粛と自戒(佐藤市郎)
回復期(國枝金三)
傳記小説『空ゆかば』【第七回】(木村毅/木村荘八畫)
秋蒔き野菜(梅田薫)
愛情と科學【誌上舞台】
連載漫畫(島田啓三)
川柳、科學の眼、圍碁、將棋
十月四日號 第廿一年第卅九號
表紙 つはもの(西山英雄)
米本土への初爆撃(巻頭言)
軍人遺族職業補導所訪問記(阿部静枝)
外交戦と建築戦(週間時評)
戦争に現はれた英米の國民性(高松棟一郎)
週間時事
今週の人・谷正之(野山草吉)
若鷲の母の手記(酒井ともえ)
デング熱・越冬に警戒(浅野秀三)
【産業風土記】木曽・檜の巻(杉本士郎)
オフセット
比島の印象(繪と文・猪熊弦一郎)
比津賓風物詩(詩・寺下辰夫/繪・鈴木栄二郎)
連載小説 鷗【第十八回】(大佛次郎/田代光畫)
随筆
古久谷随想(古屋芳雄)
ラジオの番組(關正雄)
日本一の貯金村(岸哲夫)
十月の釣(上田尚)
親切課の一日(柳田三郎)
傳記小説『空ゆかば』【第八回】(木村毅/木村荘八畫)
【映畫時評】「暗さ」に就いて(阿部圭之助)
川柳、科學の眼、圍碁、將棋
十月十一日號 第廿一年第四十號
表紙 昭南島の印度兵(矢澤弦月)
大西洋を征くわた潜鑑(巻頭言)
わが潜水艦太平洋に進出(名取義一)
「法破」突撃隊(加藤重雄)
週間時事
米海軍、太平洋に空軍新設(中正夫)
はじめて汽車の出来た頃(石井研堂)
今週の人・植田謙吉(野山草吉)
戦争完遂の極意(週間時評)
随筆
愛国百人一首(齋藤瀏)
ビルマの印象(西野入愛一)
古人は見ず今日の月(中川一政)
連載小説 鷗【第十九回】(大佛次郎/田代光畫)
グラフ
軍神加藤少将陸軍葬
雀の大●減戦
二十世紀梨の村
盬焼く煙
子馬のせり市
傳記小説『空ゆかば』【第九回】(木村毅/木村荘八畫)
結婚報國総動員
漫畫「空想千里」
【音楽時評】邦楽演奏への期待(吉田信)
インドネシヤの体育展望(三上正良)
【産業風土記】讃岐・鹽の巻(小笠原秀昱)
六大學野球(小川正太郎)
【誌上映畫】
鳥居強右右衛門
川柳、科學の眼、圍碁、將棋
十月十八日號 第廿一年第四十一號
表紙 秋果(鈴木新太郎)
深まり行く秋(巻頭言)
米の對日攻勢開始(平櫛孝)
英國の近情を訊く座談會
【出席者】工藤本社前ロンドン支局長、前光久、牧野宏策、河西満董、小西恵次郎
通商破壊戦記(名倉憲二)
今週の人・青木一男(野山草吉)
連載小説 鷗【第二十回】(大佛次郎/田代光畫)
オフセット
南の國々の夢-大東亞共栄圏美術展から
移動演劇参加(繪と文・花柳章太郎)
兵隊さんの描いた繪
傳記小説『空ゆかば』【第十回】(木村毅/木村荘八畫)
我等の國土を獲れ【週刊時評】(水戸政治)
随想
南洋の神話を思ふ(松村武雄)
加藤少将の葬を送る(短歌)(齋藤瀏)
銃猟について(駒井徳三)
【産業風土記】富山・賣薬業の巻(小笠原秀昱)
【厚生】体操と徒歩(上野徳太郎)
日獨親善の人桂(小谷茂雄)
【讀書】讀書界の展望(栗山生)
川柳、科學の眼、圍碁、將棋
十月廿五日號 第廿一年第四十二號
表紙 山の乙女(岡田謙三)
薫る四英魂(巻頭言)
「くろがねの棺」(高松棟一郎)
闘ふ生活・ドイツ最近の國内事情座談會
【出席者】西ヶ谷徹、井上吉次郎、新井達夫
週刊時事
グルー・敵愾心挑發に躍起(城戸又一)
敵陣営の動揺【週刊時評】(水戸政治)
連載小説 鷗【第廿一回】(大佛次郎/田代光畫)
グラフ
軍歌を練習する水兵さん
頼もしい釣鐘の應召
巨匠連の慶祝献納畫
南方からの贈り物
【映畫】おもかげの街
傳記小説『空ゆかば』【第十一回】(木村毅/木村荘八畫)
随筆
かすみの網(大場彌平)
夢の中の歌(正木不如丘)
南方原住民の玩具(宮武辰夫)
道州制の實現を提唱する(膳桂之助)
【産業風土記】岩手・南部馬の巻(渡部侠)
演劇時評
東京六大學野球戦(弓館小鰐)
【誌上舞台】萩すすき
川柳、科學の眼、圍碁、將棋