国語運動 第5巻第1号-第10号、第6巻第1号 = 通号第42号-第51号、第54号(昭和16年1月~17年1月)
國語運動 第5卷第1號 昭和16年1月
新しい年を迎えて
〔時評〕
文部省國語課の新説
翼贊會の假名名称問題
特輯・國語愛護の夕べ
「國語愛護の夕べ」にあたって(近衞文麿)
日支同文の禍(下村宏)
世界における日本語の地位(鶴見祐輔)
ローマで聞いた民謠(牧野良三)
陸軍兵器用語の簡易化(莊司武夫)
今日は既に實行の時代(簗田𨥆次郎)
君が代〔國語側面観〕(和田基彦)
國語運動に對する希望(藤田徳太郎)
日出づる處〔素読三題〕(三宅武郎)
かな書きにする言葉〔案〕(野田信夫/若林方雄/岡崎常太郎/宮田幸一)
兒童讀物と國語問題(滑川道夫)
談話室
濁音と清音の整理(SAKUMA-M.)
國語の語感(日高雄次郎)
飽・借の二語(山田文雄)
行く〔ゆく〕〔いく〕の區別(山田駿一郎)
地名その他(辻井甲三郎)
支那人と漢字(國府種武)
漢文科と國語問題(澤田辰一)
懸賞募集映畫筋書當選發表
『標準名づけ讀本』の出版にあたって(岡崎常太郎)
名前のつけ方(中田浩次)
國語の議題(三宅武郎)
國語協會月報〔十一月〕
國語愛護の夕べ
大政翼贊會岸田部長と懇談
讀書陣
國語・國字問題の調査・研究資料〔十一月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5卷第2號 昭和16年2月
時が來た
〔國語時評〕國語對策協議會
大政翼贊會へ國語協會から出した「新体制における文書の書き方について」の意見
翼贊會協力會議に見た國語問題(矢口茂雄)
われら何を読むべきか われら何をなすべきか(宮下幸一/熊澤龍/正木旲/淺田一/下村宏/大岡保三/菊澤季生/朝倉季一/森馥/大西雅雄/輿水實/シガキヨシ/矢口茂雄/猪狩知之進/野田信夫/柳田國男/ヒラツカヤスオ/櫻根孝之進/岡本千万太郎/黑野政市/鈴木正夫/高山茂七郎/小此木左馬太/林髞/高峰博/石黒魯平/山田房一/吉田澄夫/稲垣伊之助/小口忠太/福永恭助/佐久間鼎/戸塚武彦/西本三十二/安井洋/山内才治/戸塚武彦/奥中孝三/竹内文路/八木日出雄/柴田武/加茂正一/ミヤジマタツオ/平岡伴一/山口喜一郎)
漢字制限の最大口約數(松坂忠則)
わかちがきのめばえ(和田基彦)
英語になった日本語について(小幡宏艟)
國語の議題 六(三宅武郎)
談話室
大政翼贊も言葉から(菅居正一)
フシギな以後(アツヒコ)
國字の呼び方(廣瀬潜)
地図(辻井甲三郎)
文學と國語運動(ミヤモトヨウキチ)
恥の上塗(阿部たつを)
「話」と國語教育(土屋寛)
大連と霧(TADA-SAISI)
國語運動(ヒラツカヤスオ)
國語協會の根を張れ(松川龜森)
懸賞映画筋書入選者の商品授與
審査員の一人として(牧野良三)
優秀篇・入選者のことば
國語協會月報〔十二月〕
読書陣
國語・國字問題の調査・研究資料〔十二月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5卷第3號 昭和16年3月
興亜教育と國語問題
〔國語時評〕ついで來るもの
國語の海外發展を中心とした諸問題(大久保正太郎)
留學生と國語問題(國府種武)
年月日、ところ番地(和田基彦)
教科書の誤りと訂正(安川達夫)
奉と捧の用法(吉田伊雄)
懸賞論文募集『大東亜建設と日本語』(國語協會)
國語の議題 七(三宅武郎)
わかりにくい新聞の見出し(關重廣)
死亡廣告(鴨下政徳)
談話室
漢語のいたずら(勢〆信義)
區別と混同(日高雄次郎)
御教示を乞う(宍戸貞城)
ひとつの考え(イマムラエ)
「有難」はありがたくない(山田生)
漢字音読專用(今野悦郎)
「人妻」とは(タダサイシ)
外國語の取扱い方(コクボカクゾウ)
よいことばのもりたて(塩田紀和)
第七十六回帝國議會における國語問題
國語協會月報〔一月〕
発音カナヅカイ、漢字制限の著書(黒川薰)
國語・國字問題の調査・研究資料〔一月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5卷第4號 昭和16年4月
かな遣の國語化
〔國語時評〕『國語の諸問題』
隣組での國語運動の實踐(上田四郎)
子供の名前のつけ方(岡崎常太郎)
氣になることば(多田齋司)
部屋〔國語側面觀〕(和田基彦)
漢字音讀專用案をすすむ(今野悦郎)
一年の國語指導の反省(山田文子)
國語問題と佛教僧侶(河野誠惠)
ワカチガキでシャベる(高根町五)
採點室の録音(みやこどり生)
談話室
「ナイチノコト」(龍川生)
「より」と「から」(ヒラツカヤスオ)
カキクケコ(土屋寛)
仮名の名称(シシドサダキ)
外國語音の表わし方〔案〕〔横組〕(岡崎常太郎/野田信夫/若林方雄)
漢字制限二百四十一字案(木下金吾)
仮名遣改定の請願
國語と國民生活について(木村包介)
埋め草(ミ・ヨ)
國語協會月報〔二月〕
自働車用語の統一方針〔資料〕
國語・國字問題の調査・研究資料〔二月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5巻第5號 昭和16年5月
〔前ことば〕標準日本語辭典(野田信夫)
兵器名称かなづかいの制定〔時の問題〕
敬譲語について(湯澤幸吉郎)
よい言葉のもりたて(金澤潔)
會館〔國語側面觀〕(和田基彦)
法律用語の「かなことば」(碓井龍介)
オーストラリヤにおける日本語
東亜共榮圏と商業用語(マツムラシンイチ)
國語の議題(三宅武郎)
よいことばのもりたてを目指して「ことばの委員會」のふみ出し
談話室
姓名の読み方(園池公功)
おたづね(タダ・サイシ)
反對論の檢討(池宮末吉)
アドレス(福永恭助)
第七十六回帝國議會における國語問題 二
國語協會月報〔三月〕
読書陣
國語・國字問題の調査・研究資料〔三月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5卷第6號 昭和16年6月
〔前ことば〕國語運動と國語専門家(金澤潔)
時局と國語問題講演會
あいさつ(南弘)
陸軍兵器用語簡易化の現在と將來(大村龜太郎)
南支那から歸って(長谷川時雨)
國語國字問題(金田一京助)
閉會のことば(簗田𨥆次郎)
盗壘〔國語側面觀〕(和田基彦)
日本医学会の醫學用語整理について(木下正中)
同字異義(白鷹)
國語の議題 九(三宅武郎)
「カナヅカヒ」の變則とデタラメとについて(今野悦郎)
談話室
切れ目なしの候文(安川達夫)
「けふの索引帳」(アツヒコ)
「死亡廣告」について(タダ・サイシ)
文學と國語運動(小幡宏艟)
“Yori”と“Kara”(Saeki-Kōsuke)
かなづかいのなやみ(一教育者)
國語協會月報〔四月〕
うめ草(ミヤモト・ヨウキチ)
國語・國字問題の調査・研究資料〔四月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5卷第7號 昭和16年7月
〔扉のことば〕子の曰わく(若林方雄)
日本武尊の御名に就いて(菊澤季生)
時の問題(柚木卯馬)
漢字の畫数について(岡崎常太郎)
○○〔國語側面觀〕(和田基彦)
談話室
障子悪れば(やまだ生)
TEKIYAKU(Tanakadate-A.)
「よりよく」(Tada-Saisi)
『日本國勢圖繪』(辻井甲三郎)
今野氏に答へる(宍戸貞城)
コェーテ(イシガ・オサム)
七と十の問題(吉岡修一郎)
油斷體的(タダサイシ)
思いつき(東京一會員)
うめ草(ミ・ヨ)
放送用語調査の動向(佐藤孝)
ぬきがき(室谷慶一)
國語協會會員談話會
「外國音の表わし方案」について〔横組〕(楳垣實)
外國音の表わし方〔案〕を読む〔横組〕(TADA-SAISI)
國語協會月報〔五月〕
読書陣
國語・國字問題の調査・研究資料〔五月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5卷第8號 昭和16年8月
〔扉のことば〕顎と國語運動(正木旲)
國語・國字の純化統一(近衞文麿)
言語の藝術(長谷川如是閑)
額緣〔國語側面観〕(和田基彦)
切り抜き(室谷慶一)
仮名の機能も成長せよ(大西雅雄)
清七物知り帳(高根町五)
第五回國語協會総會
卓上演説(司会 簗田𨥆次郎/南弘/大岡保三/熊澤龍/上野陽一)
総會で拾う〔スケッチ〕(正木旲)
國語の議題 十(三宅武郎)
なにが「よいことば」か(ミヤモトヨウキチ)
談話室
「分ち書き」(山口駿一郎)
「油槽船」(福永恭助)
「滑空」か「空滑」か(梧郎)
利益と運動(アツヒコ)
四月号を讀んで(TADA-SAISI)
再考二三(やまだ生)
明日への國語(狩野鐘太郎)
國語協會月報〔六月〕
うめ草(ミヤモトヨウキチ)
國語・國字問題の調査・研究資料〔六月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5卷第9號 昭和16年9月
〔扉のことば〕第五十号を迎えて(野田信夫)
言葉拾いの意義と方法(柴田武)
アジヤの共通語(ババヤソマツ)
國語問題なきアメリカに國語問題をさぐる(若林方雄)
日本語〔詩〕(小幡宏艟)
曜〔國語側面観〕(和田基彦)
新分別書法を論ず(平井巖男)
再び死亡廣告について(鴨下政徳)
談話室
云いぶん(上田四郎)
思うままを(太田行藏)
文書の口語體(野田信夫)
英語の伏字(タダサイシ)
漢字音読案(こんの生)
日本精神と國語運動(小林猛夫)
ラジオ講演のことば(ことばの委員會)
國語の豐かさ貧しさとゆうこと(コクボ・カクゾウ)
ぬきがき 三(室谷慶一)
清七物知り帳 二(高根町五)
感想(和田重則)
発音(中條眞孝)
國語協會月報〔七月〕
佛印の紙幣(アツヒコ)
お知らせ二つ(タダサイシ)
讀書トーチカ
國語・國字問題の調査・研究資料〔七月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第5卷第10號 昭和16年10月
〔扉のことば〕標準語よ、どこへ行く(柚木卯馬)
文學のスタイルと國語運動(ミヤモトヨウキチ)
簡略にされた言葉(小幡宏艟)
談話室
盗壘(和田重則)
滿船飾(タカネ)
死ニタエル(宍戸貞城)
いいか?よいか(穂坂唯一郎)
モミとモミ(ヒラツカ・ヤスオ)
木造の墓石(TA・SA)
二つ(コクボ・カクゾウ)
短いだけが簡單(やまだ)
よこあいから(ムゲン)
義太夫の發音(岡田道一)
送りがなについて(岡崎常太郎)
漢字の劃數(中里政一)
中里君の案について(岡崎常太郎)
國語問題なきアメリカに國語問題をさぐる(若林方雄)
「と」と「や」〔國語側面観〕(和田基彦)
清七物知り帳 四(高根町五)
横書きの問題
左横書きについて(野田信夫)
懇談的に、易きから(坪内士行)
横書き問題に對する發言(朝倉希一)
もっと大膽に運動してよい(河野巽)
子供が自然に書く(森律子)
問題は縦橫混用の場合(大岡保三)
いいたいこと二つ(星田晋五)
漢字は原則は縦書き(吉岡彌生)
左横書きにするために(宮崎寛)
ただ實行のみ(石川鐵也)
司會者として終りに(下瀬謙太郎)
ぬき書き 四(室谷慶一)
國語協會月報〔八月〕
讀書トーチカ
國語・國字問題の調査・研究資料〔八月〕
靑鉛筆をおいて
國語運動 第6卷第1號 昭和17年1月
〔扉のことば〕國語問題の解決希望(松尾長造)
基本漢字の理念(大西雅雄)
『日本基本漢字』の出版をよろこぶ(岡崎常太郎)
標準語にしたい方言 聞いてわからなかった言葉 現代の名文家(ハガキ回答 十七氏)
國語戰線(吉田澄夫)
漢字の問題(森田梧郎)
ぬき書き 五(柚木卯馬)
普通語と丁寧語(阿部たつを)
國語史的漢字制限案(近田桂三)
國語側面観(若葉椰子)
國語の改善と「科學する心」のつながり(キムラカネスケ)
談話室
ことばつくりの手本(やまでら)
「二重封筒」(渡邊正文)
「科学する心」(近藤正美)
漢字音頭専用論(こんの生)
撥ねる音「ン」とタ行(佐伯功介)
國語の議題 十三(三宅武郎)
馬骨人語(梧郎)
清七物知り帳 六(高根町五)
國語協會月報〔十一月〕
『會員名簿』追加 三
読書陣
國語・國字問題の調査・研究資料〔十一月〕
靑鉛筆をおいて