講演 第313号-第348号(昭和11年1月~12月)
第三百十三輯(昭和11年1月10日)
人相と運命(松井桂陰)
時事講座 改正選擧法の知識
第三百十四輯(昭和11年1月20日)
相互主義(矢野恒太)
[國際思潮] メード・イン・ジャパン(ギユンター・スタイン)
日本の野心(ロンドン・エコノミスト)
第三百十五輯(昭和11年1月30日)
支那經濟行詰りの根因ー及び北支問題と幣制改革の前途ー
(高橋龜吉)
特輯 總選擧に臨む各政黨の主張と政策
第三百十六輯(昭和11年2月10日)
都制案研究座談會 都制案を語る(後藤隆之助/池田宏/前田多門/島中雄三/丸山鶴吉/中川望/水野練太郎/土方寧/八並武治/牛塚虎太郎/渡邊鐵藏/爲藤五郎/潮惠之輔/菊池愼三/鈴木堅次郎
第三百十七輯(昭和11年2月20日)
御國振放送事業さまざま(成澤玲川)
[國際思潮] ロシアを風靡している『スタハノフ』運動とは何か
第三百十九輯(昭和11年2月19日)
肅正選擧批判(關口泰)
肅正選擧の意義と吾黨の覺悟(大麻唯男)
總選擧後の議會政治と我等の立場(淸瀨一郎)
革新の要求と社會大衆黨の任務(麻生久)
[國際思潮] ソ聯邦の外交政策に就て(モロトフ)
第三百十八輯(昭和11年3月10日)
日本の精神的危機克服の道(賀川豊彦)
新内閣の財政政策と財界の前途(小汀利得)
[國際思潮] 事變前夜の動向
米國より觀たる我政局
第三百二十輯(昭和11年3月20日)
歌麿の百三十年忌に際して(藤懸靜也)
歌麿を中心に浮世繪を語る(高橋誠一郎)
第三百二十一輯(昭和11年3月30日)
醫療・助産・助葬の共濟施設としての國民健康保險制度に就て(淸水玄)
統制經濟の話(土方成美)
第三百二十二輯(昭和11年4月10日)
發生期より日本主義の展開に至る勞働運動概觀 前社會局事務官岡山縣經濟部長(長谷川公一)
第三百二十三輯(昭和11年4月20日)
最近欧米の景氣と統制經濟 法學博士(栗栖赳夫)
低金利施策とその影響 商學博士(小林行昌)
[國際思潮] 二・二六事件に對する批評(ニユー・レパブリック)
第三百二十四輯(昭和11年4月30日)
蘇聯邦の坑日政策と國境紛争及蒙古問題 日蘇通信社代表(近藤義睛)
第三百二十五輯(昭和11年5月10日)
我國經濟の現在と將來 東洋經濟新報主幹(石橋湛山)
特別議會提出重要法案 時事解説
第三百二十六輯(昭和11年5月20日)
米穀政策の根本問題 樞密顧問官(上山滿之進)
貴族院改革の方向 慶應大學教授法學博士(占部百太郎)
肅軍に關し陸相に問ふ 参議院議員(齋藤隆夫)
事變後の日本觀 國際思潮
第三百二十七輯(昭和11年5月30日)
外遊所感(小林一三)
如是我觀(小林一三)
第三百二十八輯(昭和11年6月10日)
干支九星方位迷信に就て(沖野岩三郎)
第三百二十九輯(昭和11年6月20日)
植民地再分割と日本の前途(淸澤洌)
日本國民に寄す 北平大學教授(胡適)
日本の新聞統制 上海(申報)
欧州左翼政黨の動向 英國(コール)
第三百三十輯(昭和11年6月30日)
本會主催 政黨各派第一線鬪士 現代政治家は斯く要求す
特別議會を語る 討論座談會
第三百三十一輯(昭和11年7月10日)
電力國營案の批判と統制私案の提唱 小島經濟研究所長(小島淸一)
第三百三十二輯(昭和11年7月20日)
夏季特輯 靑年科學講座 學生と性慾 醫學博士(太田武夫)
夏季特輯 靑年社會講座 現代靑年氣質 早稲田大學教授(杉森孝次郎)
第三百三十三輯(昭和11年7月30日)
人口と社會經濟機構(矢野恒太)
第三百三十四輯(昭和11年8月10日)
電力國營案に就て(池尾芳藏)
第三百三十五輯(昭和11年8月20日)
農談會主催 義務教育延長問題 座談會
義務教育年限延長と其の疑點 農民講道館長(横尾惣三郎)
義務教育年限の論據 文部省普通學務局學務課長(堀池英一)
延長に對する疑問と研究の餘地ー根本的刷新の急務ー 衆議院議員[國民同盟](風見章)
延長は寧ろ第二次的問題ー義務教育費負擔方法改革案ー 衆議院議員[政友會](船田中)
現代教育の缺陷と通弊ー延長問題と實業界の意向ー 第一生命保險相互會社社長(矢野恒太)
何故吾々は年限延長を叫ぶか 帝國教育會専務理事(藤井利譽)
大いに研究を要する問題 農民講道館長(横尾惣三郎)
第三百三十六輯(昭和11年8月30日)
[秋風俳談]大藏省と俳句(靑木得三)
若き日の虛子君(佐藤安之助)
俳句の本質に就て(高濱虛子)
[國際思潮]日本の政治的テロの原因(K・カワカミ)
日本南進策の必然性(W・プライス)
ソ聯邦の二・二六判決評(イー・ヨルク)
日本の赤字財政の前途(ジャーナル・オヴ・コンマース)
第三百三十七輯(昭和11年9月10日)
[國際思潮]人民戰線政府當面の任務 フランス首相(レオン・ブルム)
國民政府の對日外交方針 國民政府外交部長(張群)
スペインの國情と内亂の原因(ベルリーナターゲブラツト)
[統制經濟問題特輯]日本統制經濟の特徴と動向 小島經濟研究所長(小島淸一)
統制經濟と經濟理論の變化 高橋經濟研究所長(高橋龜吉)
我國産業統制の動向 商工省工務局長(岸信介)
第三百三十八輯(昭和11年9月20日)
現代世相と變態心理 醫學博士(式場隆三郎)
靑年と精神生活 文學博士(山口察常)
靑年と勤勞生活 大倉精神文化研究所長(大倉邦彦)
[國際思潮]支那に於ける日英關係の新段階(スティテスト)
第三百三十九輯(昭和11年9月30日)
スティプルファィバァに就て 日東紡績株式會社社長(片倉三平)
情報委員會に就て 内閣書記官情報委員會幹事長(横溝光暉)
[國際思潮]
植民地再分割論の反動的役割(ブハーリン)
植民地再分割論と植民地の過大評價(フレデリック・クー)
スティブル・ファィバァ工業の現況(本會調査部)
第三百四十輯(昭和11年10月10日)
現代宗教顚落の諸相 文學博士(宇野圓空)
武將と碁(高橋桂二)
[國際思潮]日本と極東情勢の切迫(ニユーヨーク・タイムス)
第三百四十一輯(昭和11年10月20日)
税制改革問題特輯
税制改革案に就て 前大藏省主税局長(靑木得三)
税制改革の趣旨 大藏省主税局長(山田龍雄)
税制改革の指導原理 京都帝國大學教授經濟學博士(汐見三郎)
會計檢査院に就て 會計検査院書記官(東谷傅次郎)
[國際思潮]アメリカ大統領選擧の展望(スタティスト)
第三百四十二輯(昭和11年10月30日)
醫學上より見た不老長壽法 横濱市療養院長醫學博士(松岡冬樹)
病氣に對して醫術は萬脳か 慶應大學醫學部助教授醫學博士(林髞)
[國際思潮]
全國民及び日本朝野に告ぐ 南京・上海廿一新聞共同宣言
極東に於ける平和力と戰争力 元佛國殖民次官(レオン・アルシャムボウ)
第三百四十三輯(昭和11年11月10日)
我國に於ける右翼經濟思想 早稲田大學講師(堀井實)
陸軍中央官衙の話 歩兵少佐陸軍省新聞班(大久保弘一)
第三百四十四輯(昭和11年11月20日)
[ホルモン特輯]
性ホルモンに就て 醫學博士(小山良修)
ホルモンを語る(碓居龍太)
[國際思潮]太平洋會議の日本批判(ニュートン・ベーカー)
日支問題の變遷と精算(甘乃光)
第三百四十五輯(昭和11年11月30日)
國家革新原理としての新國民主義(島中雄三)
ホルモンと灸醫術(田中恭平)
[國際思潮]日獨防共協定批判(英・沸・露・諸新聞)
第三百四十六輯(昭和11年12月10日)
漢方醫學に就て 皇漢中山研究所長(中山忠直)
一 時世の轉變
二 漢方と皇漢醫學と
三 現代醫學輸入の顚末
四 私の醫學的立場
五 西洋醫學といふ名稱
六 西洋醫學の缺點
七 濫りに手術する害
八 西洋外科の優秀に就て
九 西洋醫學の診断
十 結論
第三百四十七輯(昭和11年12月20日)
準戰時經濟の發展方向 山崎經濟研究所長(山崎靖純)
[國際思潮]日獨協定に對する批判 ソヴエート聯邦人民委員會議長(モロトフ)
日獨協定とソヴエート聯邦 ソヴエート聯邦外務人民委員長(リトヴイノフ)
第三百四十八輯(昭和11年12月30)
インフレィションと生命保険 早稲田大學教授商學博士(末高信)
生命保險事業の將來 愛國生命保険株式會社専務取締役(曄道文藝)
[生命保險問題特輯]生保業の特質と保險人の使命 帝國生命保險株式會社専務取締役(名取夏司)
我生命保險業の世界的地位 關西大學・九州帝大講師ドクトル(野口正造)