形成 第1号-第8号(昭和14年12月~15年7月)
形成 創刊号(昭和14年12月)
西洋文化發展の背景
社会的理性の要求
日本文化とニュアンス
文學の郷愁
地名の分布に關する私見
夢
黑灰と黑土
國語文典について
片カナの統制
主知的教育克服への道
随筆(土屋文明/築地藤子/結城哀草果/荻原井泉水/兼常淸佐/辻久一)
日本文化論序説
文化形成に於ける目覺と創造
缺乏
飢
良書供養
反省随感(堀秀彦/靑木誠四郎/渡邊一夫/中平解/中井精一)
若き世代(保田與重郎/芳賀檀/山崎正一)
日本文化論序説(竹内芳衛)
文化形成に於ける自覺と創造(細谷恆夫)
随筆
草鞋(土屋文明)
二題(築地藤子)
秋三題(結城哀草果)
實を言へば(荻原井泉水)
少年兵(兼常淸佐)
木蘭從軍(辻久一)
反省随感
教育に於ける二つのもの(堀秀彦)
考へ方の性格(靑木誠四郎)
性命(渡邊一夫)
日本文化のために(中平解)
脊に腹はかへられぬか(中井精一)
缺乏(金原省吾)
飢(西尾實)
良書供養(佐藤春夫)
若き世代
文學的といふこと(保田與重郎)
悲惨と慰めと(芳賀檀)
現代文化に於ける若き世代の意義(山崎正一)
形成 第2号(昭和15年1月)
無所有生活と歴史の倫理(柳田謙十郎)
日蝕(田中美知太郎)
數學と日本文化の構造(河野伊三郎)
日本文學
秋聲氏の初期の作品から(片岡良一)
日本文學に於ける和歌(松田武夫)
日本文學に於ける評論(釘本久春)
歴史小説と史實(高木卓)
新詩と日本詩歌の傳統(田中克巳)
批評と反省
民の聲(竹内時男)
偶像禮拜(鼎治)
精神の紀律(名取堯)
文學に於ける二つの流れ(古澤安二郎)
隨筆 晩秋の一事件(麻生種衛)
文化圏概観 佛蘭西の文化(今日出海)
世界的日本文化の形成(西岡秀雄)
形成 第3号(昭和15年2月)
季節の言葉
形成-東洋的なるものに關する一つの問題の提出(木村素衛)
ドイツ哲學の性格(鬼頭英一)
ベルグリンの自由(勝田守一)
イギリス哲學とイギリス的性格(玉井茂)
日本文學
日本民謡に於ける問題(藤田徳太郎)
日本文學に於ける漢詩(山岸徳平)
文化圏概観
英國の文化(中野好夫)
随筆
ヒンドヘーデのひるめし(岡田要之助)
會津の旅(田部重治)
鯨と河豚と犬(鈴木松子)
東西雑感(最所フミ子)
世界的日本文化の形成(二)(西岡秀生雄)
良書供養(武者小路)
日本文化
上代に於ける漢字・假名
文字の普及と教養の問題(遠藤元男)
初期萬葉の世界(北往敏夫)
大佛造顯(小林剛)
時代様式と民俗様式(竹内敏雄)
随筆
京洛三景(石井柏亭)
自作(金原省吾)
早魃に因んで(須田唍次)
技術の本質と熟練に就て(隈部一雄)
經済の再具體化(渡邊輝一)
新書漫讀(安倍能成)
世界的日本文化の形成(西岡秀雄)
○執筆者紹介
○編集後記
形成第4号(昭和15年3月)
○季節の言葉
日本文化の性格に就て(長谷川如是閑)
生活の歴史(中村吉治)
日本文化
上代に於ける漢字
文字の普及と教養の問題(遠藤元男)
初期萬葉の世界(北往敏夫)
大佛造顯(小林剛)
時代様式と民族様式(竹内敏雄)
随筆
京洛三景(石井柏亭)
自作(金原省吾)
早魃に因んで(須田唍次)
技術の本質と熟練に就て(隈部一雄)
経済の再具體化(渡邊輝一)
新書漫讀(安倍能成)
世界的日本文化の形成(西岡秀雄)
○執筆者紹介
○編輯後記
形成第5号(昭和15年4月)
○季節の言葉
形成的人間(務臺理作)
日本文化
荷田春満論(久松潜一)
上代人の自然観(藤森朋夫)
上代文化形成の一面(川崎庸之)
利算といふもの(柳原吉次)
茶室の建築精神(堀口捨巳)
形成に於ける偶然(濱徳太郎)
随筆
東西藝術の接觸(平田禿木)
制作餘談(河原崎長十郎)
文化圏概観 ドイツの文化(林健太郎)
若き世代 常識といふこと(中橋一夫)
良書供養(柳田國男)
経済の再具體化(渡邊輝一)
執筆者紹介
編輯後記
形成第6号(昭和15年5月)
○季節の言葉
日本文化の特殊性(萩原朔太郎)
日本文化
鴎外の観た日本文藝(岡崎義惠)
日本文學の口誦性(岩淵悦太郎)
色の由来(中田虎一)
様式史的方法について(神田盾夫)
文藝批評に於ける體系の得失に就いて(井汲青治)
戦争文學
ゲーテの従軍記録(小牧健夫)
國民敍事詩をめぐる
ハーディとトルストイ(大澤衛)
日本民謡の種類と其地域性(町田嘉章)
○語學漫筆(一)(中平解)
随筆 助六襍考(楠山正雄)
コぺーにスタール夫人を偲ぶ(小林正)
新書推薦
ブルジェに就いて(辰野隆)
経済の再具體化(渡邊輝一)
○執筆者紹介
○編輯後記
形成第7号(昭和15年6月)
○季節の言葉
文化の非等質性(黒田亮)
壁の論理(植田壽臓)
日本文化
風流の展開(遠藤嘉基)
明治初年に於ける歴史學と社会學の交渉(大久保利謙)
人名と異名の話(板澤武雄)
リルケとロダン(石中象治)
北欧の叙事詩と民族性
アイスランドのサガ(松村武雄)
ニーベルンゲンの歌(相良守峯)
佛蘭西敍事詩瞥見(有永弘人)
芬蘭の大敍事詩「カレワラ」(森本覺丹)
イーゴリ軍記(昇曙夢)
ベーオウルフ(厨川文夫)
「マビノーギオン」に就いて(田部重治)
新しき出発
文學座性(田中千禾夫)
劇團の推進力といふもの(中村翫右衛門)
新劇團の抱負(村山知義)
新劇の職業化に就いて(薄田研二)
随筆 縣立高等女學校(鈴木松子)
○語學漫筆(二)(中平解)
○執筆者紹介
○編輯後記
形成8号(昭和15年7月)
○季節の言葉
建築形成の技術的考察(藤島亥治郎)
戀愛技巧文學(佐藤信彦)
近世佛教學の特質(圭室諦成)
茶室の廣さ(山崎正一)
フォン・ゼークト随想(篠田英雄)
リルケとロダン(二)(石中象治)
東洋史と歴史小説(岩村忍)
人名と異名の話(二)(板澤武雄)
江都盤話(三村清三郎)
明治文化うらおもて(小林愛雄)
随筆
蒙疆路(深田久爾)
おみくじ(石坂洋次郎)
初夏二題(立澤剛)
切腹について(山田信太)
論壇時評
封建的残滓の克服(田間好耕一)
良書供養(佐藤春夫)
[ワンダーフォーゲル]
アフガニスタン(平野稔)
語學漫筆(三)(中平解)
寺子屋
新刊紹介
執筆者紹介