東洋文化 第1号-第11号(大正13年1月~12月)
東洋文化 第一號 大正十三年一月十日
詔書
發刊の辭
題詩(國分靑厓)
論日支両國民文科同盟ノ爲急務(平沼騏一郎)
論孔子教義告于朝鮮同志諸君(牧野藻洲)
講經(松平康國)
日支文化同盟の急務(平沼騏一郎)
經學振興の急務(犬養毅)
法治利治兵治と徳治(平沼淑郎)
支那人の觀たる支那(鄭垂)
新年言志(摩天樓)
孫子(徳富蘇峰)
教界是非(白露生)
王陽明と現代思想(松村介石)
老西郷の心境を懐う(雜賀鹿野)
震災行
震災詠歎(鹿野草人)
惺窩先生逸事(足利衍述)
近世大儒沈子培
震災と松陰神社(浩氣洞)
文苑
詩林
談叢
古人今人(白鹿山人)
大正講釋按摩の物語(三浦樂堂)
春秋(桑原重矩)
人か時勢か(碧山寒人)
東洋文化學會會告
質疑應答
東洋文化 第貮號 大正十三年二月十五日
賀表
題詩(國分高胤)
講經 二(松平康國)
康有爲書翰
禮と法(鵜澤總明)
東洋文化將來の地位 一(北昤吉)
秦の始皇論 一(高桑駒吉)
經典と法制(東川徳活)
古人今人
臣道の本義
仁道を全うせよ(松平康國)
輔弼の大義(牧野謙次郎)
教界是非(正大生)
蘇峰と雪嶺 一(久木獨石馬)
復興後の東都各新聞(城西逸民)
古閑莊閑話
藤樹先生孝道觀 一(天泉樓)
近世大儒沈子培
文苑(松平破天荒選)
詩林(國分靑厓選)
枯木の花(永原鉦齋)
春秋(桑原重矩)
楠河州(大師子吼林)
逍遥録
彙報
朝鮮音樂與日本音樂之關係(田邊尚雄)
東洋文化 第參號 大正十三年三月十五日
題詩(國分高胤)
講經(牧野謙次郎)
刑政上より觀たる思想問題(鈴木喜三郎)
東洋文化將來の地位 二(北昤吉)
秦始皇論 二(高桑駒吉)
古人今人
天皇と須明樂美御徳との私考(佐藤仁之助)
白雲萬里
山岡鐵舟居士の面目(雜賀鹿野)
回天詩史と正氣歌 一(後藤粛堂)
無言翁の雄辯(石堂)
筑を撃って浩歌す(石川諒一)
藤樹先生孝道觀 二(天泉樓)
近世大儒沈子培
文苑(牧野藻洲選)
詩林(國分靑厓選)
春秋(桑原重矩)
杉浦重剛先生の風格(猪狩史山)
黄河治水檄(小越平隆)
藤肥州(大師子吼林)
趣味講演快漢松平伯州 一(三浦樂堂)
古閑莊閑話
清室の震災義捐感言
中華教育團の敬告
公衆論壇
社會革新と思想界(相川寛人)
師道の頽廢を如何(正義公道生)
逍遥録
東洋文化 第四號 大正十三年四月十五日
題詩(國分高胤)
講經(牧野謙次郎)
逍遥録
日本文化とは何ぞや(内藤虎次郎)
支那古代思想と現代思想の一班(牧野謙次郎)
東洋文化將來の地位 三(北昤吉)
福澤氏の儒教觀(磯邊彌一郎)
經典と法制 二(東川徳治)
鈴木氏の説を讀みて感あり(岸原鴻太郎)
古人今人
學説の關係を論ず(孫徳謙)
白雲萬里
江木文相に上る書(石上諒一/本庄圭一)
高杉東行の二十九春秋(雜賀博愛)
教界是非
回天詩史と正氣歌 中(後藤秀穂)
古関莊閑話
明治の先覺記者 一(久木東海男)
近世大儒子培 四
徳川幕末各藩の學風(楊舟生)
文苑(牧野藻洲選)
詩林(國分靑厓選)
趣味講演松平伯洲 第二回(三浦樂堂)
劇本新文明 一(壬禹)
春秋(桑原重矩)
四庫全書の發刊
質疑應答
彙報
先朝遺聞(艸莾一微臣)
論學説之關係(孫徳謙)
東洋文化 第五號 大正十三年五月十五日
題詩
講經(牧野謙次郎)
東洋民族の天權(大石正巳)
誰れか彼理を開國の恩人と謂うや(石川諒一)
國民的自覺を促す(松本洪)
智育教育の幻滅(武藤貞一)
思想善導の第一策(越智宣哲)
古人今人
宇内混同秘策を讀む(川田瑞穂)
孟子の性善に就いて 一(服部富三郎)
白雲萬里
悲壯なる久阪玄瑞の一生(雜賀鹿野)
蒲柳泉の郷土(澤村幸夫)
教界是非
明治の先覺記者 二(久木獨石馬)
文苑(牧野謙選)
詩林(國分高胤選)
趣味講演快漢松平伯州 三(三浦樂堂)
春秋(桑原重矩)
質疑應答
靜齋随筆(藻洲子稿)
古閑莊閑話
歐行唱和
東洋文化 第六號 大正十三年六月十五日
題詩
講經(牧野謙次郎)
法律と道徳(平沼騏一郎)
國民精神の振作(藤澤元造)
副都を京城に置くの議を建てて朝野の諸君子に質し併せて朝鮮の同胞に告ぐ(石川諒一)
議會の改革(浩氣樓學人)
古人今人
支那と西方諸國との交通及び通商の沿革 一(高桑駒吉)
孟子の性善説に就いて 二(服部富三郎)
學説の關係を論ず(孫徳謙)
論語と法制(東川徳治)
白雲萬里
東湖外傳(後藤秀穂)
教界是非
身を殺して仁を爲す(久木東海男)
近世大儒沈子培 五
和刻の誤讀に就いて(川合孝太郎)
文苑(牧野謙選)
詩林(國分高胤選)
春秋(桑原重矩)
黄河治水檄 二(小越平陸)
所謂國立八校の現状
先朝遺聞(艸莾一微臣謹稿)
論學説之關係(孫徳謙)
東洋文化 第七號 大正十三年八月一日
題詩
講經(牧野謙次郎)
師弟の道(平沼騏一郎)
時局拾収と大同精神(大石正己)
選擧制度の改革(城北隠士)
宗教思想上に於ける亞細亞主義(加藤玄智)
古人今人
支那と西方諸國との交通及び通商の沿革 二(高桑駒吉)
支那法と不孝罪(東川徳治)
白雲萬里
忠義の魂(頭山滿)
天才南越に現わる(有馬裕政)
明治先覺記者(久木東海男)
幕末珍談
孤憤慨言(石川諒一)
文苑(牧野謙選)
詩林(國分高胤選)
野萩を植えて明月の秋を待つ(雜賀博愛)
日記の一節
加藤内閣と支那の與論
古閑莊閑話
譯玄怪録(如石生)
質疑應答
君子小人
靜齋随筆(藻洲子稿)
東洋文化 第八號 大正十三年九月一日
題詩
講經(松平康國)
大亞細亞合從論(杉田定一)
國民的大哲學の建設(濱口雄幸)
大人格の本領(鹽澤昌定)
志士的精神の恢興(湯原元一)
老子本義(中島氣崢)
風起雲飛
修史餘談(徳富猪一郎)
神皇正統記と大日本史(石川諒一)
支那法と不孝罪 二(東川徳治)
王安石の字説に就いて(池田四郎次郎)
古人今人
秋風星落つ鹽澤の邑 上(北水蕭々子)
醉漢滄浪の眞面目 一(川田瑞穂)
白雲萬里
禪榻閑話(何休庵主人)
野燈小話(泥牛詩農)
古閑莊閑話
文苑(牧野謙選)
詩林(國分高胤選)
春秋(蔵原重矩)
離魂と夢遊(如石生)
支那に於ける國家主義の提唱
韻字無用論 寄書(永原鉦齋)
批風抹月
彙報
先朝遺聞(草莾一微臣)
東洋文化 第九號 大正十三年十月一日
題詩
講經(牧野謙次郎)
精神作興の眼目(見浦勝人)
先づ脚下より耕せ(樺山資英)
國政兒戯に墜つ(石川諒一)
冷言熱語
王安石の字説に就いて 完(池田四郎次郎)
支那と西方諸國との交通及び通商の沿岸 三(高桑駒吉)
太平洋發見者バルボアは王郎司直(木村鷹太郎)
學説之關係を論ず 完(孫徳謙)
懐古欽英風
回天詩史と正氣歌 下(後藤肅堂)
醉漢滄浪の眞面目 二(川田瑞穂)
古人今人
柴田金釜翁(松本洪)
明治の先覺記者(久木獨石馬)
白雲萬里
文苑(牧野謙選)
詩林(國分高胤選)
春秋(桑原重矩)
關小萬歌(永原鉦齋)
警官と漢學
靜齋随筆(藻洲子)
論學説之關係 完(孫徳謙)
古閑莊閑話
東洋文化 第十號 大正十三年十一月一日
題詩
講經(牧野謙次郎)
眞正王佐の才(頭山滿)
興國の大本と積極進取(中橋徳五郎)
天下の危局に處する覺悟(佐藤鐵太郎)
東洋文明の權威(岩出光隆)
古人今人
公民本義考 一(佐藤仁之助)
楠公と儒教(足利衍述)
太平洋發見者バルボアは王郎司直 二(木村鷹太郎)
懐古欽英風
翠軒先生の學殖及修史 一(栗田勤)
秋風星落つ鹽澤の邑 中(北水蕭々子)
白雲萬里
明治の先覺記者 五(久木獨石馬)
文苑(牧野藻洲選)
詩林(國分靑厓選)
春秋(桑原重矩)
歐米人の支那觀
冷言熱語
批風抹月
質疑應答(加藤虎之亮)
先朝遺聞(草莾一微臣)
古閑莊閑話
東洋文化 第十一號 大正十三年十二月一日
題詩
講經(牧野謙次郎)
時局を大觀して(大石正已)
支那學の世界に與えつつある影響 一(山田岳陽)
三河武士健在なりや(日高尚剛)
古人今人
公民本義考 完(佐藤仁之助)
太平洋發見者バルボアは王郎司直 完(木村鷹太郎)
支那と西方諸國との交通及び通商の沿革 完(高桑駒吉)
白雲萬里
翠軒先生の學殖及修史 二(栗田勤)
醉漢滄浪の眞面目 三(川田瑞穂)
冷言熱語
文苑(牧野藻洲選)
詩林(國分靑厓選)
春秋(桑原重矩)
彼と吾との合致(武藤貞一)
清室の廢號遷宮
新刊書紹介
靜齋随筆(藻洲生)
古閑莊閑話