雑誌シソウ 180001107

思想 第476号-第486号(昭和39年2月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
岩波書店
出版年月
1964年(昭和39年)2月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/Sh91/476
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
欠:480-481
和書
目次

第476号(昭和三十九年二月五日發行)1964-2
近代と現代[Ⅰ](羽仁五郎)
ドイツ資本主義分析と『資本類型』[Ⅰ](大野英二/住谷一彦)
ミシュレにおける民族の概念と階級の問題について(藤本治)
疎外と社会[Ⅰ](F.パッペンハイム)
ヘーゲルとマルクス[下](三浦和男)
バウハウス三遷の記録とその文献—教育理念の齟齬と経営難と政権の軋轢—(山脇巌)
バウハウスのデザイン思想(阿部公正)
マルクスの価値尺度論[Ⅱ](久留間鮫造)
関東大震災下の朝鮮人虐殺事件[下](松尾尊兊)
≪日本の思想雑誌≫
『中央公論』の歴史(鶴見俊輔)
≪時評≫教師と人間回復—教室と職場と地域—(宮原誠一)
羽仁五郎さんにうかがう(中野好夫)
【思想の言葉】(勝田守一)

第477号(昭和三十九年三月五日發行)1964-3
中国における統一戦線の形成過程—第一次国共合作と国民会議—(野沢豊)
「民国」と李大釗の位置—辛亥革命から五四運動へ—(近藤邦康)
核時代と中国(新島淳良)
ド・ゴールの国際政略と中国承認(武者小路公秀)
≪マルクス主義の論争が残したもの≫
 唯物論における主体性の問題—今日の時点で何が残されているか—(梅本克巳)
 農業問題における論争—十九世紀末・二十世紀初における農業綱領論争—(都留大治郎)
近代と現代[Ⅱ]—ナショナリズムについて—(羽仁五郎)
戦争の「不可避性」と「可避性」について[下](上田耕一郎)
大学の自治[下]—比較行政法的視角から—(高柳信一)
計量経済学的手法の意義(坂下昇)
≪時評≫
 ILO87号条約批准をめぐって(野村平彌)
【思想の言葉】(久野収)

第478号(昭和三十九年四月五日發行)1964-4
革命論の思想的背景—S.ムーア『三つの戦術』をめぐって—(城塚登)
プラトンにおける論争の論理—西洋における哲学的思想の確立にあたって—(藤沢令夫)
「資本主義論争」の評価をめぐって(河野健二)
≪社会主義における社会・心理学研究≫
 心理学における東と西(南博)
 ソビエト社会心理学の現状と性格(松本金寿)
 東欧社会学の動向(樺俊雄)
マックス・ウエーバーにおけるカリスマ社会学の意味[上]
(安藤英治)
文化比較の諸観点と諸問題[中の一]—インド古代ユダヤ民族—(内田芳明)
疎外社会[Ⅱ](F.パッペンハイム)
科学・技術革命の理論[下](芝田進午)
統一をめざす運動とその理念—地方における原水禁運動の実践から—(今井真直)
≪時評≫社会主義国とA・A諸国—経済援助の構造をめぐって—(松井清/松井芳郎)
【思想の言葉】(杉捷夫)

第479号(昭和三十九年五月五日發行)1964-5
 法——社会統制の記号的技術
法におけるコミュニケイション[一](川島武宜)
判決のことば構成の構造と機能(中元紘一郎/野村好弘)
「権利」という言葉の意味について(太田知行)
法とことば(六本佳平)
官僚制の比較研究(渡辺保男)
ネオ・ナチズムの運動と思想[中](宮田光雄)
憲法調査会の成立(長谷川正安)
憲法裁判のあり方について(奥平康弘)
社会主義憲法の新段階(稲子恒夫)
論争におけるロジックとレトリック—「プロヴァンシアル」論争にふれて—(中村雄二郎)
レアリズムからノミナリズムへ—中世の普遍論争をめぐって—(山下正男)
アジア・アフリカ経済の当面の諸問題(勇竜桂)
≪時評≫ラテン・アメリカ共同市場をめぐる角逐(鴨沢巌)
≪随想≫平等ということについて大学受験浪人と語る(前田俊彦)
【思想の言葉】(戒能通孝)

第482号(昭和三十九年八月五日發行)1964-8
 行動科学の現況
行動科学と行動学(南博)
行動科学と社会科学(富永健一)
行動科学における心理学(服部政夫)
行動科学における<機能>連関のモデル(吉田民人)
アメリカ行動科学の現状(犬田充)
十八・十九世紀ヨーロッパにおける世界史敍述の試み—ヴォルテールからシュベングラーまで—(F・E・ヤーノジ)
日本の儒教(守本順一郎)
高橋哲学について(三宅剛一)
高橋里見先生と私(宇野弘蔵)
アンセルメの音楽論(遠山一行)
部分核停条約と日本の平和運動(白石忠夫)
≪世界の学会≫アメリカ社会の現況(綿貫譲治)
【思想の言葉】(小松茂夫)

第483号(昭和三十九年九月五日發行)1964-9
中ソ対立と国際会議(山崎功)
ソ連の「変質」と中ソ関係の転機(藤井満州男)
南北問題における新段階(小椋広勝)
アラブ社会主義論(板垣雄三)
マルクスの価値尺度論について—久留間鮫造さんの批評に答える—(宇野弘蔵)
利益意識の論理[上](小川晃一)
意味の弁証法—サルトル『弁証法的理性批判』の問題—(田島節夫)
国際政治における文化交流(蠟山道雄)
アメリカニゼーションと日本(武者小路公秀)
伝統と体験—イギリス労働党の性格描写—(J・ジョル)
文化比較の諸観点と諸問題[中の二](内田芳明)
トーマス・マン以降の現代ドイツ文学(小塩節)
≪時評≫新池田内閣とニュー・ライト(松下圭一)
【思想の言葉】(貝塚茂樹)

第484号(昭和三十九年十月五日發行)1964-10
 現代における農業構造
農業構造と農業政策—農産物をめぐる諸国間対立の基盤—(古島敏雄)
アラブ社会主義と農業部門(中岡三益)
ソ連農業の現段階(丸毛忍)
農産物価格にあらわれた南北問題(逸見謙三)
現段階の農業「近代化」(山岡亮一)
「憲法変遷」の観念—憲法慣習論を中心として—(樋口陽一)
T.ヴェブレンとアメリカの大学(小原敬士)
近代と現代[Ⅳ]—花田清輝君との対話[2]—(羽仁五郎)
マックス・ウェーバーにおけるカリスマ社会学の意味[下](安藤英治)
禅における自由の問題[続](市川白弦)
現実と幻想の間—ドイツにおける平和共存—(上杉重二郞)
≪時評≫トンキン湾事件以後の東南アジア情勢(蠟山芳郎)
【思想の言葉】(飯塚浩二)

第485号(昭和三十九年十一月五日發行)1964-11
経済学の「体質」—歴史と理論—(篠原三代平)
成長段階論と唯物史観—ロストウ理論の一検討—(末永隆甫)
「主体性」の概念の混乱と哲学理論(沢田充茂)
社会主義イデオロギーにおけるナショナリズム問題(谷嶋喬四郎)
商品経済と私有制について(石井英朗)
ドイツにおける反ファシズム抵抗闘争(上林貞治郎)
ネオ・ナチズムの運動と思想[下](宮田光雄)
中国で感じたこと(武田泰淳)
≪学会紹介≫
 日本の近代化の再検討(青井和夫)
≪時評≫原子力潜水鑑をむかえる基地市民の感覚(井上光晴)
【思想の言葉】(奈良本辰也)

第486号(昭和三十九年十二月五日發行)1964-12
 特集 現代とマルクス主義
ヨーロッパ社会主義思想におけるマルクス主義の位置(水田洋)
ロシア型マルクス主義と日本型マルクス主義(松田道雄)
マルクス主義の歴史的発展と現在の「内部的危機」について(上田耕一郎)
マルクス主義の多元化について(長洲一二)
≪対談≫マルクス主義と現代(宇野弘蔵/遠藤湘吉)
中国におけるマルクス主義の[上]—その形成過程についてのノート—(野村浩一)
中ソ論争の諸断面と現代マルクス主義(中島嶺雄)
現代の理論的課題(武谷三男)
『北京科学シンポジウム』雑記(坂田昌一)
スターリン時代の粛清と自己批判—1937~39年を中心とした一考察—(菊地昌典)
非スターリン化と民主主義の問題(山崎功)
スターリン主義の諸問題—東ドイツにおけるマルクス主義的実践について—(上杉重二郎)
社会主義世界体制内における自力更生と国際協力(副島種典)
ソヴィエト経済の問題点—利潤率の問題をめぐって—(藤田整)
≪資料≫弾力的で経済的な企業管理のすすめ(B.トラベズニコフ)
≪書評≫上田耕一郎/不破哲三著『マルクス主義と現代イデオロギー』(寺沢恒信)
【思想の言葉】(向坂逸郎)