雑誌シソウ 180001106

思想 第469号-第474号(昭和38年7月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
岩波書店
出版年月
1963年(昭和38年)7月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/Sh91/469
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次

第469号(昭和三十八年七月五日發行)1963-7
農業恐慌論の最近の動向[上]—東ドイツにおける二つのメンデリソン批判—(小林賢齊)
大学の自治[上]—比較行政法的視角から—(高柳信一)
日本労働法の基礎構造(宮島尚史)
≪歴史における理性≫
 ヘーゲルとマルクス[上](三浦和男)
 理性と革命—プリーストリとバーミンガム事件—(杉山忠平)
 ユートピアと暴力(K.ポーパー)
価値意識の構想(見田宗介)
矛盾と多元的決定[下](L.アルチュセール)
小倉金之助の人と思想(今野武雄)
≪日本の思想雑誌≫
 大正・昭和期の教育雑誌(中内敏夫)
≪時評≫労務管理の「日本的な味」(高橋洸)
≪随想≫原水爆禁止運動の反省と再建(田辺耕一郎)
【思想の言葉】(篠原一)

第470号(昭和三十八年八月五日發行)1963-8
 アジアへの視角
アジアへの視角とヨーロッパへの視角・一つの覚え書(飯塚浩二)
アジアにおける経済危機と日本(尾崎彦朔)
アジアにおける日朝関係(畑中政春)
虚構の変貌—イギリス人のアジア観—(山田慶児)
≪中ソ論争の問題点≫
 いわゆる中ソ論争についての雑感(上原淳道)
 中ソ論争への接近とその受容(中島嶺雄)
経済学の教育的効果[上]—「教育白書」の考え方—(堀江正規)
教育と平等をめぐる問題[下]—教育の機会均等原則の批判的検討—(堀尾輝久)
戰後ミリタリズムの構造(杉田正夫)
≪日本の思想雑誌≫
 『美・批評』『世界文化』(山田宗睦)
≪随想≫ベルリンの地位と法律家[上](長谷川正安)
≪随想≫伝統と現代音楽(松平頼則)
≪時評≫学問の自由と最高裁—ポポロ事件判決によって—(戒能通孝)
【思想の言葉】(栗田賢三)

第471号(昭和三十八年九月五日發行)1963-9
帝国主義論の方法(大内力)
科学・技術革命の理論[上](芝田進午)
地域開発の現代的意義—投資戦略としての地域開発—(島恭彦)
経済学の体系と方法—恐慌論を中心として—(種瀬茂)
関東大震災下の朝鮮人虐殺事件[上](松尾尊兊)
『大逆事件』の国際的影響[上](大原慧)
自己疎外とパーソナリティ(作田啓一)
内面的自由と政治的自由[下]—ルターの社会観を中心に—(有賀弘)
農業恐慌の最近の動向[下]—東ドイツにおける二つのメンデリソン批判—(小林賢齊)
≪学会展望≫経済史研究の問題点(和田重司)
≪随想≫ワーグナーの思想と作品—生誕150年を記念して—(山根銀二)
≪時評≫自治体のなかの汚職(佐藤竺)
【思想の言葉】(末川博)

第472号(昭和三十八年十月五日發行)1963-10
 M.ヴェーバーと現代
ヴェーバーにおける宗教社会学と経済社会学の相関(大塚久雄)
文化比較の諸観点と諸問題[上]—とくに『古代ユダヤ教』をめぐって—(内田芳明)
ヴェーバーの方法の基礎にあるもの—価値多元論と進化史観—(上山春平)
ヴェーバーと指導者民主主義(山口定)
Grundriss der Sozialokonomikの編纂者としてのヴェーバー(住谷一彦)
没評価性の理論の克服のために(出口勇蔵)
摸写と鏡—ある中ソ論争論—(吉本隆明)
アメリカにおける黒人解放運動の動向(雪山慶正)
兵農分離と幕藩体制(北島正元)
≪時評≫ドル支配の終末(牧野純夫)
    原水禁世界大会を終って(日高六郎)
【思想の言葉】(滝沢克巳)

第473号(昭和三十八年十一月五日發行)1963-11
 特集 「近代化」をめぐって
Ⅰ序論
 「近代化」の意味(川島武宜)
 「近代化」への一つのアプローチ(井上清)
Ⅱ近代化とエートス
 社会主義的人間像と近代的人間像(田中清助)
 日本宗教における近代化—思惟の問題—(中村元)
 三十代作家の「近代化」の内面(井上光晴)
Ⅲ 不均等発展の視角からする近代化
 世界史における「近代化」の問題点[上](江口朴郎)
 いわゆる「工業化」の歴史的過程について—資本主義の南ドイツ的基盤—(松田智雄)
 東南アジアにおける近代化—その阻止要因をめぐって—(隅谷三喜男)
 中国における近代—「禁欲」的生活態度についての覚え書—(新島淳良)
 日本社会の近代化—法と社会の関係を中心に—(渡辺洋三)
 技術革新と近代化(渡辺徳二)
 農業の「近代化」と農政(佐伯尚美)
 農業の機械化と農村の近代化(田原音和)
≪随想≫近代化の担当者と批判者(松田道雄)
    「大衆社会」と知識人の課題(檜山久雄)
    部落と東京(きだみのる)
≪世界の学会≫科学史学の系譜と動向(中山茂)
【思想の言葉】(務台理作)

第474号(昭和三十八年十二月五日發行)1963-12
文明に就いて(吉田健一)
サルトルの弁証法理解について(竹内良知)
F.ベーコンと技術の哲学(西川富雄)
論理学の「改造」(近藤洋逸)
マルクスの価値尺度論[Ⅰ](久留間鮫造)
改良と革命の経済思想(杉原四郎)
戦争の「不可避性」と「可避性」について[上](上田耕一郎)
アジア地域研究の方法—中国の場合を中心として—(幼方直吉)
保守党のプロフィル(升味準之輔)
現代の都市財政—その原理論的考察—(柴田徳衛)
労働時間短縮の歴史とその必然性(藤本武)
≪随想≫日本語と日本人の「思考様式」(周郷博)
≪時評。新段階に立つ東西貿易(名和純一)
【思想の言葉】(河野健二)