雑誌シソウ 180001095

思想 第367号-第377号(昭和30年1月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
岩波書店
出版年月
1955年(昭和30年)1月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/Sh91/367
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次

第367号(昭和三十一年一月五日發行)1955-1
原子力と國際政治(岡義武)
集團的主體の理論—中井正一論その一—(鈴木正)
臣民教育とキリスト教人間觀[中](武田清子)
辯證法と記號論理學との對決[下](市井三郎)
虚構の眞實(花田清輝)
日本映畫の問題點(井澤淳)
和聲體系發展の史的概觀(箕作秋吉)
農村封建制の一考察(江口渙)
古典の復活(高津春繁)
讀者筆者往復書簡(村田常一/松田道雄)
【書評】石田雄著『明治政治思想史研究』(藤田省三)
【思想の言葉】

第368号(昭和三十一年二月五日發行)1955-2
特集 マス・メディアとしての新聞
特集にあたって
新聞の変質(城戸又一)
新聞社の機構(小林勇)
<新聞と独占>
 新聞独占の形成過程(荒瀨豊)
 新聞事業をめぐる独占と競争(小林義雄)
 企業としての新聞の独占(岩崎庄次郎)
言論の自由と公共の福祉(戒能通孝)
政治的無関心とマス・コミュニケーション(升味準之輔)
政治への無関心を作る政治記事(大久保忠利)
テレビジョン—その環境提示について—(島田厚)
≪紹介≫
George Marrion,“Stop the Press!”(中西尚道)
Hugh Cudlipp,“Publish and Be Damned"(稲葉三千男)
【思想の言葉】
≪附録≫
 邦語・外国語主要文献目録(東大新聞研究所編)
 新聞発達史年表(荒瀬豊編)
「思想」課題論文募集規定

第369号(昭和三十一年三月五日發行)1955-3
民族的諸利益について(平野義太郎)
中国思想における実践論の転回[上]—聖人の道と革命の道の対決—(山本秀夫)
仏教における自覚の論理(高崎直道)
日本における洋画の受入れ方(富永惣一)
新劇の現在と将来(村山知義)
社会主義リアリズムと「肯定的な主人公」の問題(山村房次)
因果性について(原光雄)
ガリレイとアリストテレス説(青木靖三)
ドイツの後進性と非合理主義[上](G・ルカーチ)
【世界の学界】
 中国における歴史人物の評価について(小島晋治)
【思想の言葉】

第370号(昭和三十一年四月五日發行)1955-4
平和の論理について(松村一人)
マス・コミュニケーションの論理と表現—旭ヵ丘中学問題の新聞報道をめぐって—(南博)
労働者とマス・コミュニケーションの結びつき—調査報告—(日高六郎)
中国思想におる実践論の転回[下](山本秀夫)
ドイツの後進性と非合理主義[下](G・ルカーチ)
現代経営学の思想的基礎(坂本藤良)
資本論の具体化のために[上](宮崎犀一)
≪啓蒙運動の歴史と教訓≫その五
 第一次大戦とフランスの三人の知識人(杉捷夫)
學究生活の想い出(小宮豐隆)
【書評】潮見俊隆著『漁村の構造』(近藤康男)
【思想の言葉】

第371号(昭和三十一年五月五日發行)1955-5
特集 道徳をめぐる書問題
特集にあたって
倫理的状況と道徳的判断(務台里作)
伝統についての反省(清水幾太郎)
家族主義との対決におけるモラル—『日本の花嫁』事件をめぐって—(武田清子)
唯物史観における道徳の位置(竹内良知)
≪日本の軍隊≫
「軍人精神」の形成過程—形成期における日本軍隊の道徳教育—(小松茂夫)
確立期における日本軍隊のモラル—日露戦争後の典範令改正について—(藤原彰)
新軍国主義の思想的構造とモラル—自衛隊における「愛国心」教育を中心に—(土方和雄)
通俗的な面(なかのしげはる)
アプレゲールの価値意識(後藤宏行)
中国における寛容について(貝塚茂樹)
植民地根性について(富士正晴)
≪入選論文≫
 新しいモラルと旧いモラル—指導者のモラルと大衆のモラル—(小見清次)
中間者の倫理—日本の教師の生き方に関聨して—(藤田すみ)
【思想の言葉】
「思想」課題論文募集規定

第372号(昭和三十一年六月五日發行)1955-6
≪日本文化について≫
日本文化論の推進のために(杉捷夫)
日本文化の雜種性(加藤周一)
現在の日本文化の問題点(手塚富雄)
機械時代と日本(青山秀夫)
日本の科学・技術と日本の文化(雀部高雄)
論理学をめぐる諸問題(近藤洋逸)
ハイデッガーいよる哲学の変革(武市健人)
三・一運動の現代的意義[上](山邊健太郎)
資本論の具体化のために[下](宮崎犀一)
一学究の思出(川上多助)
【思想の言葉】
「思想」課題論文募集規定

第373号(昭和三十一年七月五日發行)1955-7
戦争と平和の論理(岡倉古士郎)
労働組合と社会主義政党(向坂逸郎)
組合と政党(河野密)
労働組合における日常要求と政治意識(内山達四郎)
労働組合と政治意識(日高六郎/城戸浩太郎/高橋徹/綿貫譲治)
≪啓蒙運動の歴史と教訓≫その六
 イタリアにおける啓蒙[上](羽仁五郎)
近代における良心の自由(清水英夫)
三・一運動の現代的意義[下](山辺健太郎)
金羊裘をたずねて(呉茂一)
私の学究生活(羽原又吉)
【書評】永井博著『近代科学哲学の形成』(近藤洋逸)
【世界の学界】アメリカにおけるリーダー・シップの研究(大橋幸)
【思想の言葉】

第374号(昭和三十一年八月五日發行)1955-8
国民教育について(清水幾太郎)
国民教育の課題(勝田守一)
教育財政と国民教育(五十嵐顕)
教育プランのひとつ芽として(遠藤豊吉)
教育の中立性ということ(城戸幡太郎)
中立性の論理(上山春平)
集団教育の意味(永井道雄)
比較・民主主義教育(内山太郎)
≪教科書と教師≫—現場教師と科学者の共同討議による—
 社会教育と教科書(長洲一二)
 理科・数学教育と教科書(田中実)
≪入選論文≫
 二つの暗影(加賀谷謹之助)
 「教育二法」につながるものが社会教育に及ぼした影響(吉田嗣義)
 現場の教師から望むこと
  家庭へ(綿引まさ)社会・政治へ(金沢嘉市)日教組へ(武藤徹)
 美術教育(久保貞次郎)
≪書評≫
 海後勝雄著『教育学入門』(高橋善哉)
≪資料≫
 教科書制度の問題点と改善への諸動向(土屋正三)
【思想の言葉】

第375号(昭和三十一年九月五日發行)1955-9
表現について(竹内好)
中国新憲法の文章(さねとう・けいしゅう)
哲学の緊要な諸問題(コンムニスト誌)
歴史の効用と喜び(E・H・ノーマン)
≪啓蒙運動の歴史と教訓≫その七
 イタリアにおける啓蒙[下](羽仁五郎)
堺利彦と唯物史観研究研究(川口武彦)
公教育と大衆の学力(大田堯)
学究生活の思出(武内義雄)
【紹介】
 B・フォガラシ著『倫理学』(田辺振太郎)
【世界の学界】
 「ギリシア人の科学」研究における「科学」概念(三田博雄)
【思想の言葉】

第376号(昭和三十一年十月五日發行)1955-10
判決文の文章(広津和郎)
中国における言語表現の革命(岡崎俊夫)
行動科学における決定過程の研究(H・D・ラスウェル)
日本啓蒙思想の構造—「民選議院」問題を中心として—(宮川透)
西欧デモクラシーの論理—トックヴイル生誕百五十年によせて—(五十嵐豊作)
ニッコロ・ピサーノについての論争によせて(三輪福松)
「人格化」の精神病理(島崎敏樹)
鉱害問題と鉱毒事件(小出博)
学究生活の想い出(久松真一)
【世界の学界】ソヴィエト歴史学界の討論
 封建的社会構成の基本的経済法則(鳥山成人)
【思想の言葉】

第377号(昭和三十一年十一月五日發行)1955-11
平和共存をすすめる力(佐藤重雄)
歴史の一転換点—ジュネーヴ会議—(レオ・ヒューバーマン/ポール・M・スウィジー)
技術概念の再検討(田辺振太郎)
カテゴリー分析について若干の問題(坂本賢三)
帝国主義論の方法について(宇野弘蔵)
ドイツ資本主義の後進性と悲劇(安藤英治)
「二つの道」をめぐる論争の終結(神山茂夫)
文体論雜感(安部公房)
私の学問生活の七十年[一](新村出)
【世界の学界】
中国におけるプラグマティズム批判の発想(幼方直吉)
【思想の言葉】