雑誌シソウ 180001094

思想 第359号-第366号(昭和29年5月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
岩波書店
出版年月
1954年(昭和29年)5月
大きさ(縦×横)cm
21×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/Sh91/359
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次

思想 No.359(昭和29年5月)
特集 哲學の新しい任務
哲學の力(上山春平)
哲學の黄昏か黎明か(原佑)
最低の條件と課題(花田圭介)
意識の斷層を埋めるもの(寺澤令夫)
見うしなわれた原像(藤澤令夫)
哲學を根づかせるために(小松茂夫)
《哲學の外側から》
辨證法的唯物論における哲學の課題(田邊振太郎)
科學者が期待しているもの(川上武)
思いて學ぶ要求をもつ勞働者(益田哲夫)
農民の生活意識と哲學(山代巴)
『矛盾論』の諸問題について(上)(松村一人)
-私の理解の再吟味と批判者の検討-
《世界の學界》
アメリカ中間層の社會的性格(城戸浩太郎)
【思想の言葉】

思想 No.360(昭和29年6月)
原子力の問題(羽上五郎)
陪審制と證據法(戒能通孝)
自然科學の社會的性格
-その非上部構造性と丈夫構造性について-(石上良平)
《恐怖をめぐって》
恐怖の政治と政治の恐怖(瀧内禮作)
心理學から見た恐怖と不安(安田一郎)
恐怖について(掘田善衛)
ジャーナリズムと恐怖(靑地晨)
言語における矛盾の構造(三浦つとむ)
『矛盾論』の諸問題について(下)(松村一人)
-私の理解の再吟味と批判者の検討-
【思想の言葉】

思想 No.361(昭和29年7月)
腐敗をめぐって
現代における道徳の對立(家永三郎)
汚職の経濟社會學的背景(喜多村浩)
資本制・官僚制・汚職(島恭彦)
政治家の心理と論理(南博)
舊中國における汚職の形態(中西功)
アメリカ支配層の不正・腐敗行為(堀江忠男)
勞働者側の腐敗について(宮島貞利)
科學と生活(コンムニスト誌)
「封建制から資本主義への移行」論爭について(一)(高橋幸八郎)
カント『永久平和論』について(古在由重)
「内灘村」を讀んで(中山又次郎)
《書評》(家永三郎著)
『日本道徳思想史』(永井道雄)
【世界の學界】
數學的論理學批判(岩崎允胤)
【思想の言葉】

思想 No.362(昭和29年8月)
今日の世界を支えるもの(松本正夫)
原水爆外交(小此木眞三郎)
原子兵器と國際法(安井郁)
水爆と人権(戒能通孝)
ひろしま・その後(田邊耕一郎)
原水爆と日本のこどもたち(長田新)
歐米における原子力と放射能障害との問題(都築正男)
原子病と人類(木田文夫)
原子力と科學者(一)(星野芳郎)
原子力の平和的利用と日本経濟(小椋廣勝)
水爆實驗と自然科學者の立場(豊田利幸)
-佛教徒のねがい(佐藤行通)
人間の擁護(井上良雄)
水爆實驗の世界的友響(内山敏)
近代の倫理と原子力(-)(久野収)
《附録》原水爆に關する決議・聲明-日本の學會ならびに宗教團體による-

思想 No.363(昭和29年9月)
《啓蒙運動の歴史と教訓》その一
啓蒙の功罪(出隆)
ひろい意味での啓蒙主義(野田又夫)
啓蒙とは何か-ロックとカントを中心に-
教育二法律と公教育(五十嵐顯)
教育における民主主義とファシズム(小川太郎)
原子力と科學者(二)(武谷三男/星野芳郎)
「封建制より資本主義への移行論争について(二)(完)」
(高橋幸八郎)
學究生活の想出(和田清)
【書評】
(關根正雄・内田芳明著)
『舊約宗教の社會學的背景』(大塚久雄)
【紹介】
ロジェ・ガロディ著
『認識の唯物論的理論』(田邊振太郎)
【世界の學界】
東獨と西獨のマルクス囘顧(林健太郎)
【思想の言葉】

思想 No.364(昭和29年10月)
《國家主権をめぐる諸問題》
二十世紀のなかばに立って(福田歡一)
國家主権と現代國家(中村哲)
國際社會における國家主権(田畑茂二郎)
マルクス主義國家理論における主権について(長谷川正安)
《啓蒙運動の歴史と教訓》その二
知識階級と社會主義(關嘉彦)
形式論理學と辯證法(努臺理作)
自由と保護(堀米庸三)
原子力と科學者(三)(完)(武谷三男/星野芳郎)
【世界の學界】
サウェート醫學の動向(松田道雄)
【思想の言葉】

思想 No.365(昭和29年11月)
日本軍國主義の戦略思想(藤原彰)
-1885~89年の軍政改革を中心として-
《必然性の解釋學からの脱皮のために》
調査における客観主義の克服について(舟橋尚道)
さいきんの地方財政調査についての反省(宮本憲一)
《啓蒙運動の歴史と教訓》その三
後期フェビアニズム批判(小幡操)
知識階級とファシズム(井上正藏)
政治権力と倫理のあり方(城塚登)
-道徳の階級性と超階級的妥當性をめぐって-
「百科全書」の表現形式について(平岡昇)
自由主義者の戦時日記(大塚金之助)
-清澤洌『暗黒日記』を讀んで-
【世界の學界】
量子力學の解釋をめぐる論争(關根克彦/板倉聖宣/川上一郎)
【思想の言葉】

思想 No.366(昭和29年12月)
現代倫理學の課題(金子武藏)
明治思想における政治と人間(松本三之介)
臣民教育とキリスト教人間観(上)(武田淸子)
ハイデッガーとサルトル(市倉宏祐)
辯證法と記號論理學との對決(上)(市井三郎)
《啓蒙運動の歴史と教訓》その四
反動支配下の中國知識人と前衛(齋藤秋男)
無形の組織(永井道雄)
『剰餘價値學説史』第一部の公刊によせて(イ・プレイス/副島種典譚)
【書評】
(久留間鮫造/玉野井芳郎/著)
「経齋學史」(長洲一二)
【世界の學界】
イタリアに於ける造形藝術
研究の現状(三輪福松)
【思想の言葉】