思想　第１、９５、１９１号（大正１０年９月～昭和１３年４月）

思想　創刊號
（ケーベル）盛夏漫筆
（桑木巌翼）流行の哲學思潮
（土居光知）國民的文學と世界的文學
（石原純）相對性原理の眞髄
（和辻哲郎）原始基督教の文化史的意義
（Ｍ．Ｍ）世界見聞録
（倉田百三）父の心配

思想　四月特輯號
論説
（板垣鷹穂）寺院より工場へ
（池田亀鑑）文學的思想形態の問題－日本文學史研究
法の一面に關する考察
回顧と展望
（岡澤秀虎）文學史に於ける社會學的方法に就いて
（兒山敬一）短歌革命の立場
（小泉登美）新興短歌斷想
（吉村鐵太郎）遊離者の文學
（立澤剛）最近獨逸に於ける文藝思潮の動きに就て
（志賀勝）ストリングベリからオニイルへの一線（應募）
文献と解説
（伊奈信男／清水光／香野雄吉）
美術、演劇、映畫、建築に關する
（岡澤秀虎）露西亞に於ける新しい藝術理論に關する
創作
（岡田禎子）愛痴
翻譯
（河野正通）ヘーゲル『精神哲學網要』

四月特輯『自由主義検討』
（淸水幾太郎）自由主義の系譜
（大熊信行）経濟學における自由主義的限定
－経濟法則の倫理性に關する覺書－
（本田喜代治）藝術と自由主義
（金子鷹之助）英國自由主義の興亡
（成田重郎）フランスの自由主義
（渡邊幾治郎）自由思想の發達と帝國憲法
（加田哲二）ヨーロッパ自由主義發展史（ラスキ）
（淸水幾太郎）『自由主義と社會行動』（デューヰ）
（ディベリウス／西村孝次抄譯）
英國政黨における自由主義の生成