今昔 第3巻第1号-第12号、第4巻第1号-第11号 = 第16号-第38号(昭和7年1月~8年12月)
今昔 第三卷第一號 昭和七年一月
表紙
文樂の彌次郎兵衛と喜多八(宮尾しげを)
口繪
菊壽の草摺
をどりの型『菊壽の草摺』(小寺融吉)
安政夜話(松崎てい女)
江戸の七不思議(磯部鎮雄)
龍寶寺の碑板(三輪善之助)
川柳戸塚志(大曲駒村)
江戸座俳書年表(島田筑波)
今昔會會報
編輯後記
今昔 第三卷第二號 昭和七年二月
表紙
地口行燈(伊藤晴雨)
口絵
岩殿山眞景(横井金谷筆)
水戸の縫左衛門(三田村鳶魚)
金澤丹後の話(西村四郎)
大久保主水の家系(森潤三郎)
モールスとフェノロサ(松木文恭)
粂平内石像の正體(高岸拓川)
南畝の手紙(森銑三)
樋口宗武の研究 二(小笹喜三)
江戸から明治の畫家奇談 一(伊藤晴雨)
安政夜話 六(松崎てい女)
丸にやの字の帆が見える(木村仙秀)
斷髪令(雀洞生)
鑑定會報告(枯笻生)
江戸座俳書年表(島田筑波)
今昔 第三卷第三號 昭和七年三月
表紙
櫻 さくら(伊藤晴雨)
口繪
筒井紀伊守政憲筆蹟(島田筑波藏)
筒井政憲事蹟(森潤三郎)
俳諧中興の先驅を爲した白井鳥醉傳(天野雨山)
安政夜話 七(松崎てい女)
江戸俳書年表に就て(竹内白砂)
春興七つ盡し(磯部鎭雄)
成田山新勝寺の額堂(西山清太郎)
モールスとフェネロサ(松木文恭)
樋口宗武の研究 三(小笹喜三)
江戸から明治畫家奇談 二(伊藤晴雨)
江戸座俳書年表
編輯後記
今昔會會報
鳥醉忌法筵
今昔 第三卷第四號 昭和七年四月
表紙
灌佛會(伊藤晴雨筆)
口繪
筒井政憲三男政順福住檢校書(島田筑波藏)
筒井政憲遺聞(森銑三)
安政夜話(松崎てい女)
祇空の子(西村燕々)
海禪寺の門と蜂須賀の紋(鈴木南陵)
調査餘録(森潤三郎)
油のような酒五升(西村四郎)
春興七ツ盡追考(志田素琴/中尾清太郎/母袋未知庵/石割松太郎)
乞食の樔(美風山人)
樋口宗武の研究(伊藤晴雨)
江戸座俳書年表(島田筑波)
編輯後記
今昔會會報
今昔 第三卷第五號 昭和七年五月
表紙
鍾馗
口繪
汐汲
柏餅(山下重民)
義堂遺事(森大狂)
やぼてん(三田村鳶魚)
太田南畝雜記(森銑三)
新編江戸志と改撰江戸志(河村恒喜)
不忍池の經堂島に就て(玉林晴朗)
勿來關碑に就て(佐藤曉關)
モールスとフェネロサ(松木文恭)
横田柳几と松村篁雨(金澤文麿)
をどりの型『汐汲』(小寺融吉)
汐汲の鳴物(望月太意之助)
江戸座俳書年表(島田筑波)
編輯後記
今昔會會報
今昔 第三卷第六號 昭和七年六月
表紙
麥藁蛇(眞野曉亭)
金の茶釜(三田村鳶魚)
徳川幕府の制定せんとし勲章(山下重民)
大岡豊後守清謙の略歴 上(森潤三郎)
太田南畝雜記(森銑三)
新編江戸志と改撰江戸志(河村恒喜)
湘南片瀬の半年(湯浅竹山人)
江島鎌倉見物日記 上(雙翠山房)
安政夜話 九(松崎てい女)
モールスとフェネロサ 四(松木文恭)
樋口宗武の研究(小笹喜三)
京傳京山の墓を訪ねて(鈴木卯三郎)
神田玄泉の墓に就いて(伊藤武雄)
をどりの型「汐汲」(小寺融吉)
「菊壽の草摺」の鳴物(望月太意之助)
江戸座俳書年表(島田筑波)
編輯後記
今昔月報
今昔 第三卷第七號 昭和七年七月
表紙
富士詣(眞野曉亭)
口繪
武陽橫濱一覧(二代廣重喜齊立祥)
橫濱の今昔(西村四郎)
安政夜話 十(松崎てい女)
大岡豊後守清謙の略歴 中(森潤三郎)
俳人としての澤近嶺(美風山人)
モールスとフェネロサ 五(松木文恭)
改撰江戸志著者考(河村恒喜)
江島鎌倉見物日記 下(雙翠山房)
下曾根信敦の墓所(伊藤武雄)
福住檢校順賀の琴(石島郁太郎)
淺草公園の算子塚(木村仙秀)
筒井政憲法要(川越靑士)
をどりの型「汐汲」(小寺融吉)
「子守」の鳴物(望月太意之助)
江戸座俳書年表(島田筑波)
編輯後記
今昔月報
今昔 第三卷第八號 昭和七年八月
表紙
玉菊燈籠(眞野曉亭)
口繪
玉菊とその三味線のはじめに 鶯雨廬遺墨(岡野知十)
白酒黑酒の研究(住江金之)
大岡豊後守清謙の略歴 下(森潤三郎)
安政夜話 十一(松崎てい女)
樋口宗武之研究(小笹喜三)
明治初年の江の島紀行(雙翠山房)
下曾根信敦に就いて(河村恒喜)
坂部廣胖墓所記(伊藤武雄)
關流の五傳に就いて(三上義夫)
今川了俊墳墓考(靑山善太郎)
中村鶴藏さんを悼む(中村小虎)
岡野知十翁追憶記(中山太郎)
江戸座俳書年表(島田筑波)
編輯後記
今昔月報
今昔 第三卷第九號 昭和七年九月
表紙
神田祭(眞野曉亭)
口繪
雨華抱一を書いた頃の知十翁(酒井忠興伯撮影)
知十翁を思う(森大狂)
知十先生の追憶(倉橋如虹)
知十翁とその俤(島田筑波)
知十翁と其著「雨華抱一」(西村四郎)
知十翁を偲ぶ(志田素琴)
知十翁の思い出(川越靑士)
知十翁追憶(西村燕々)
思出草(増田龍雨)
坂部廣胖に就て(三上義夫)
をどりの型「汐汲」(小寺融吉)
今昔 第三卷第十號 昭和七年十月
特別號 大東京展覧會図録
江戸鳥瞰圖(鏑木雲洞筆)
江戸初期山王祭禮
文政八年神田祭禮
後陽成院綸旨觀智國師號
觀智國師畫像
註畫讃 日蓮上人繪卷
清正公一遍首題並びに兜
天保江戸風俗繪卷
初松魚狂歌、新、柳、芳、美人競の一(蜀山人筆)
鶴岡芦水版畫隅田川両岸一覧
巨川圖
上野八景の一(住吉具慶筆)
嘉陵紀行原本(村尾正靖自筆)
表紙
江戸名所(久保田金僊)
題字(横尾文行堂)
大東京展覧會を見る(川越靑士)
大東京展覧會出品目録並解題(島田筑波)
嘉陵帰国の著者村尾正靖(森銑三)
松坂屋と上野戰爭(雙翠山房)
松平菖翁と大久保主水 調査餘録 三(森潤三郎)
舞踊と鳴物 一(望月太意之助)
わすれ貝はしがき(安藤直方)
明治初年江の島紀行(増田于信)
安政夜話(松崎てい女)
安政夜話を讀みて(宮武省三)
感應寺の富突と其盛衰(玉森晴朗)
原更山と泉守一墓所記(伊藤武雜)
知十翁とその俤をよみて(村田兼吉)
江戸座俳書年表(島田筑波)
白雄と江の島(天野雨山)
編輯後記
今昔會報
今昔 第三卷第十一號 昭和七年十一月
表紙
七五三參り(眞野曉亭)
口繪
和田杯 木版
澤村四郎五郎丈とその遺墨 コロタイプ
鎌倉時代の酒(住江金之)
奥女中の三拍子(三田村鳶魚)
太田南畝雜記 三(森銑三)
上加茂の歌人(市川賢顯)
樋口宗武の研究 七(小笹喜三)
明治初年の江の島紀行(増田于信)
竹垣三右衛門の碑文(森潤三郎)
石川雅望の逸文(木村仙秀)
八十五年祭曲亭馬琴展覧會を觀る(磯部鎮雄)
噫五代目澤村四郎五郎丈(七戸吉三)
悼山口剛先生(黎明居紫舟)
をどりの型汐汲 五(小寺融吉)
編輯後記
今昔會報
今昔 第三卷第十二號 昭和七年十二月
表紙
せきぞろ(眞野曉亭)
口繪
馬琴賛鶏(鈴木牧之畫/中島利七藏)
馬琴展覧會に就て(森潤三郎)
一枚刷名品集(井頭居主人)
明治初年の江の島紀行 四(増田于信)
高井九峯墓所記(伊藤武雄)
編輯後記
今昔會報
今昔第三卷總目録索引
今昔 第四卷第一號 昭和八年一月
表紙
西新井大師古鏡
口繪
寛永風俗と踊歌 肉筆浮世繪(松木喜八郎藏)
西新井大師の古鏡(中川行秀)
江戸初期の踊歌(島田筑波)
江之島辨天を取扱った元禄劇(木村仙秀)
いろはかるた(森銑三)
盤景に就いて(吉川壽美子)
中村小虎の銀扇會を見る(市川七作/永田あい子)
五代目澤村四郎五郎丈年譜(七戸吉三)
をどりの型『汐汲』 六(小寺融吉)
江戸座俳書年表(島田筑波)
編輯後記
今昔會報
今昔 第四卷第二號 昭和八年二月
口繪
江の島辨財天(徳川家治公筆)
武蔵國所在國寳一覧(中川行秀)
大道藝のはなし 一(松岡於莵衛)
續安政夜話 一(松崎てい女)
明治初年の江の島紀行(増田于信)
藤原藤房卿の終焉地((靑山善太郎)
多胡碑の顯彰者九峯山人(山下重民)
一枚刷名品集 二(雙翠山房)
竹垣直温頌徳碑に就いて(木村仙秀)
編輯後記(島田筑波)
今昔會報(島田筑波)
江戸座俳書年表(島田筑波)
今昔 第四卷第三號 昭和八年三月
舞踏家と詩人と作曲家(小寺融吉)
大道藝のはなし 二(松岡於莵衛)
祇空遺芳 一(西村燕々)
江の島を讀んだ前句付(母袋未知庵)
南畝住所小考(濱田義一郎)
霞色連一群(中村虎治)
再び坂部廣胖傳に就いて 上(三上義夫)
編輯後記(島田筑波)
今昔會報(島田筑波)
をどりの型汐汲 七(小寺融吉)
今昔 第四卷第四號 昭和八年四月
口繪
天童廣重の三幅對(平尾賛平藏)
證羊集について(森大狂)
百眼の米吉(木村捨三)
繪馬と扁額(中村行秀)
天童廣重の三幅對(島田筑波)
大道藝のはなし 三(松岡於莵衛)
上毛のことども 一(本多夏彦)
祇空遺芳 二(西村燕々)
再び坂部廣胖傳に就いて 下(三上義夫)
編輯後記(島田筑波)
今昔會報(島田筑波)
今昔 第四卷第五號 昭和八年五月
口繪
美人弄猫(勝川春章筆)
武藏國金石年表 一(中川行秀)
江戸幕府の最後の奥儒者保田久成 上(森潤三郎)
江戸座俳書の研究(島田筑波)
祇空遺芳 三(西村燕々)
松岡翁の手紙(森銑三)
上毛のことども 二(本多夏彦)
地唄影法師について(藤田徳太郎)
隈取安宅松雜考(木村捨三)
をどりの型汐汲 八(小寺融吉)
編輯後記(島田筑波)
今昔會報(島田筑波)
今昔 第四卷第六號 昭和八年六月
口繪
元禄時代の駒形堂
淺草駒形堂の研究(網野宥俊)
江戸幕府最後の奥儒保田久成 下(森潤三郎)
諸藩の風習と慣例(山下重民)
松岡翁の手紙 二(森銑三)
祇空遺芳 四(西村燕々)
第四回銀扇會を見る(永田龍雄/牛山充)
沼田八景大河原祇園手土産(本多夏彦)
武藏國金石年表 二(中川行秀)
をどりの型「汐汲」 終(小寺融吉)
今昔 第四卷第八號 昭和八年八月
表紙(宮尾しげを)
重要美術品と浮世繪(櫻洲散士)
祇空遺芳 六(西村燕々)
藏書家大久保酉山(森潤三郎)
羽鳥一紅女(本多夏彦)
編輯後記
今昔會報
今昔 第四卷第九號 昭和八年九月
幸手正福寺の豊年踊扁額に就て(小寺融吉)
初笑不琢玉(野﨑左文)
落栗庵春興集は珍本か(菅竹浦)
三世中村歌右衛門歌舞妓雜談(森銑三)
祇空遺芳 七(西村燕々)
中村座囃子日記 上(田中傳左衛門控)
江の島紀行(大場寥和)
編輯後記
今昔會報
今昔 第四卷第十號 昭和八年十月
表紙
江島をどり(片山春帆筆)
口繪
竹林三美人(歌川豐春筆)
久多羅木氏の「歌川豐春及豐國に就て」(七戸吉三)
江島をどり(小寺融吉)
江島をどりの振(清水和歌)
蘭學者嶺春泰小傳(本多夏彦)
祇空遺芳 八(西村燕々)
中村座囃子日記(田中傳左衛門控)
編輯後記
今昔會報
今昔 第四卷第十一號 昭和八年十一月
口繪
遊女長谷川の圖並に歌川女筆蹟(菱川師房筆)
余の少年時代經驗したる學問の修方(山下重民)
遊女長谷川(島田筑波)
祇空遺芳(西村燕々)
舞踊小倉山の初演に就て(木村捨三)
第五回銀扇會を觀る(永田龍雄/市川七作/靑地京司)
編輯後記
今昔會報