性　第６巻第６号、第８巻第１３号、第９巻第２，６号、第１１巻１２号（大正１５年６月～昭和６年１１月）

性　第六卷第六號　大正十五年六月
巧妙なる禁慾者の性的技工
　性愛への反逆（秋山尚男）
　裸體奬勵論（靑柳有美）
全裸體を見てから結婚せよ
　社會衛生上より觀たる性の問題（高杉新一郎）
　自瀆と腦と性慾（樫田十次郎）
性慾抑制の方法を教ゆ
　季節と精神病（小峯茂之）
人工姙娠の施術方法
　人類の精液保存（朝岡稻太郎）
おけさ節の由來（内柴英雄）
カフヱーと女給（田原信男）
人間を解剖する（平野利三郎）
性の傳説　ピントク坂（元島英三）
戀愛傳説　天女ヶ池の戀（天野忠義）
賣春婦とヒステリー（板屋俊）
處女時代の衛生（竹内茂代子）
文學上のエロチシズムと性的神経病（奥平利成）
戀愛の進化と近代女性（ヱレン・ケイ／南正胤　譯）
ホルモンと性能との關係（井上正賀）
想像姙娠とは如何なる姙娠か（秋山尚男）
花柳病の科學的豫防法（HA生）
性的強精秘薬法　壽世保元（池内泰）
堕胎と姙娠調節に就て（竹田津六二）
短歌　ノートから（丸山冷長）
父の愛と母の愛（羽太鋭治）
未婚女と月經／貝類の効能／大天才の母は偉い／短歌　けらく抄
賣淫婦としての妻（利刄修）
色仕掛けの婦人賭博心理（金子準二）
世界結婚奇習の様々（原紀男）
性的煩悶解決所（秋山尚男）
精神病專門　保養院物語（華洞老人誌）

性　第八卷第十三號　昭和三年十二月
巻頭言
始めて性交と自瀆を行ふ原因（羽太鋭治）
結婚の目的は子供を産むのみではない（安部磯雄）
動物界の性的生活研究（町田和郎生）
強性薬の話（高田黒旋風）
衣服と性慾との關係及び裸體美の研究（澤田順次郎）
不良少年少女の性的犯罪諸々相（保美駒藏）
欺される女にも罪はある（山下豐）
解剖論　モダーン・ガール（杉田直樹）
待合・公娼・私娼［芸妓］を撲滅するの論（竹内茂代子）
子宮癌治療とX光線（宮原立太郎）
恐ろしい姙娠時の梅毒（石崎仲三郎）
姙娠時に現はれた結核を如何にするか？（林敏郎）
性的煩悶質問券／産婦死亡とサンガー女史
トルコの美人　ペルシャの佳人（皆川美彦）
九星運氣と男女戀愛關係（蝶夢道人）
性的煩悶解決所（秋山尚男）
大衆文藝　兄妹が歩いた路（英三旅人）

性　第九卷第二號　昭和四年二月
堕胎を撲滅する唯一のカギ（山本宣治）
前置胎盤と子癇（戸野原健兒）
遺傳梅毒の現はれと遊廓改善（佐藤銀一）
娼妓等の廢業が／離乳期の重湯と粥／生殖器障害の特効薬
婦女の裸體像の觀賞に就て（藤井孝祐）
變態性慾に因る慘忍行爲（秋山尚男）
氣の毒な野宿浮浪者に就いて（草間八十雄）
細民窟に於ける性的犯罪（永井榮吉）
年齢に依る愛慾傾向（皆川美彦）
奇抜なる掠奪結婚について（宮本圭三）
九星運氣と男女戀愛關係（蝶夢道人）
寸評やなぎだる（緋絽史）
戦慄すべき病的性慾（靑野嘉雄）
性的煩悶解決（秋山尚男）

性　第九卷第六號　昭和四年六月
巻頭言
男女交際と男女共學（安部磯雄）
婿選び嫁選びの重大な條件（宮原立太郎）
不感症に就て興味ある問題（澤田順次郎）
優生學上から觀た男女合性の話（町田和郎）
『惚れたが弱身』が結婚の要訣（秋山尚男）
先天的性能の強弱に就て（井上正賀）
論議と方法の上から見た避姙（吉岡彌生）
肉體を破壊的に亂舞するもの（赤津誠内）
怖ろしい姙娠中の脚氣（石崎仲三郎）
病氣のない婦人病者（小畑惟清）
女護ヶ嶋の性話（靑龍寺芳虔）
犯罪者間に於ける隠語（永井榮吉）
ダンスホール漫談（芥川凡夫）
明治初年の興味ある新潟花街の話（高倉紅雨）
性的煩悶解決所（秋山尚男）
大衆文藝　瀬川花之丞の心中（元島英三）

性　第十一卷第十二號　昭和六年十一月
讀者へお願ひ
少年少女と性の眼ざめ（秋山尚男）
性的興奮の處置方法（福島東作）
悲慘な娼妓の生活實相（山室民子）
婦人の性慾と快美感（吉岡房子）
堕胎と人口流産（保坂孝雄）
少年時に現はれる困った性的現象（西山哲治）
婦人の萬引と生理的原因（早田正雄）
獨身婦人を性的に觀て（靑柳有美）
女子の性交と出血との關係（秋山尚男）
生殖器性真剣衰弱の原因と療法（朝岡稻太郎）
生殖器障害の變った原因（前田珍男子）
未亡人の性慾衝動心理（齋藤玉男）
性的煩悶質問券
惠まれる姙娠婦
鈴木傳明淫蕩秘録（東武郎）
露骨に…女性から男子へ（秋山静子）
僕等が生殖の上に幸あれ（白崎繁彦）
新よみもの　出戻り（きさらぎ・愛）
性的煩悶解決所（秋山尚男）