牧笛 第4輯-第5輯、第2巻第1号-第10号(昭和5年11月~6年12月)
第4輯
扉(水町京子)
長篇『そして女はどう生きる?』(奈加田伊都無)
―民謠―
工場メロデー(島田芳文)
今宵あなたの(佐々木綠亭)
秋風(泉漾太郞)
『小木の港』其他(松本文雄)
小曲 落葉をたく(生井敏郞)
童謠 人形の家(關澤潤一郞)
―詩―
力を數へる(喜多川周之)
夢を喰はれる(筒井孤星)
動かぬ港の風景(西村はるを)
惜秋賦(秋山夏樹)
水鄕の秋(關根鳴哉)
捨てられた戀(川村敬次郞)
―短歌―
田園小景(西川林之助)
若き日(松村舟汀)
秋のうた(坂井綠葉)
きく(藤塚崖花)
―民謡―
術もない(畑中正澄)
噓を唄ふ唄(藤田まさと)
長岡小唄(川村敬次郞)
立山の唄(井上一路)
出來心(久慈まさを)
二本松(立野濟和)
銚子船頭(林正雄)
赤とんぼ(木村明月)
あぶれ者の唄へる(綱島嘉之助)
街の芒(笠井克悦)
―短篇―
愛に強く生きたかつた(中山世志子)
ラヴレター(鍋島富美惠)
消息
後記
第5輯
◆民謠◆
スツバツバ節(大關五郞)
銚子音頭(關澤潤一郞)
五十嵐川小唄(川村敬次郞)
穴ほりの唄(大道啓二)
曇り心で(春田よし雄)
あらくりの唄(古澤流水)
土浦(木村京二郞)
カレンダー小唄(畑中正澄)
童謠(河合成吉)
◆詩◆
小夜曲(關澤潤一郞)
『昨日の薇薔』の唄(秋山夏樹)
瞳と語る(關根鳴哉)
都會にも神はある(筒井狐星)
敗慘者へ(藤塚崖花)
◆短歌◆
身邊雜詠(西村はるを)
◆俳句◆
雜詠(關根鳴哉)
赤とんぼ(西村はるを)
◆批評◆
前號民謠枇評(藤田まさと)
消息
後記
第2巻第2号
樂譜『田名音頭』(三絃、太鼓曲)(並木秋人作詩/大石白花作曲)
樂譜『片戀』(ピアノ曲)(中井田鶴子作詩/大石白花作曲)
田名音頭披露會紀念撮影(コロタイプ版)
牧笛革新號記念會撮影(コロタイプ版)
川崎小唄(佐藤惣之助)
新曲花の舞(伊良子淸白)
働き唄(藤田健次)
萬兩(渡邊波光)
筑波の唄(飯塚正雄)
春雨小唄(畑喜代司)
不見轉小唄(佐々木綠亭)
麥踏み(市原三郞)
ふらふらよ(萱原忘草)
苦しき人間群(藤田まさと)
惡い夢ぢゃと(白木楓葉)
草刈り唄(藤田祐四郞)
田の底(臼井元嗣)
越後おけさロマンス(相馬御風)
苺の花(堀村能文)
河原そよ風(砥上榮次郞)
戀文(大塚徹)
岩の上から(恩田幸夫)
眞珠(畑中正澄)
狐の雨(金丸九衛)
樵夫(岐豫輝一)
海女の娘(關根鳴哉)
念願小唄(川村敬次郞)
四季隅田小唄(高橋靜湖)
めしを炊く(久慈正夫)
水夫(伊藤秀造)
貧乏暮し(相田文星)
草刈娘(小池武男)
宵の街角で(杉山敏子)
今朝來て見れば(中井田鶴子)
歸り道(藤塚崖花)
在所調七篇(並木秋人)
民謡のない村(藤田祐四郞)
『まきぶえ』革新號評(長田恒雄)
誌友欄
田名音頭披露會(歌田省吾)
牧笛革新紀念會(堀村能文)
編輯後記(秋人)
第2巻第3号
樂譜『串川小唄』(ピアノ曲)(並木秋人作詩/大石白花作曲)
樂譜『麥踏み唄』(三味線曲)(臼井元嗣作詩/大石白花作曲)
花見囃子(佐藤惣之助)
子守り娘の唄(福田夕咲)
問答(松村又一)
銀座なやまし(山岸曙光子)
濱の波(鍋島富美惠)
志賀の道切(砥上榮次郞)
東鄕オンドウ(畑中正澄)
明るくするぞ(相田文星)
おかね(堀村能文)
麥打小唄(藤田祐四郞)
浮世荒波(中井田鶴子)
お天道さん(生井英介)
淺草音頭(飯塚正雄)
民謠壇に關しての二三の斷想(藤田まさと)
林檎畑(臼井元嗣)
三面記事的殺風景(藤田まさと)
街のサーカス(伊藤秀造)
戀(國分夜思子)
寢息(籠野喜一)
山の神小唄(金丸九衛)
麥畑小唄(葛原つもる)
深更(久慈正夫)
踊の夜(菅井義男)
ほろほろ夜鳥(小池武男)
雪踏み音頭(榊原潤之助)
橋の上(大杉幸吉)
浮世坂(田中泰彦)
櫻川小唄(關根鳴哉)
寺尾小唄(川村敬次郞)
鶯(大塚徹)
興津音頭(若杉雄三郞)
男やもめ(並木秋人)
『牧笛』二號私感(臼井元嗣)
角笛(淺治透/赤星竹崢/矢島多衣三/しみづとしを/三上夜翅/石田隆/宮崎徹次/鈴木太一/長谷川虎平/萩原路情/高橋久萬一)
反響塔(伊良子淸白等)
大石白花歡迎會(飯塚正雄)
編輯後記(並木秋人)
第2巻第4号
樂譜『春山樵』(三絃曲)(並木秋人作詩/山内伶晃作曲)
樂譜『濱邊の娘』(ピアノ曲)(藤田まさと作詩/福田蘭童作曲)
變化小町(佐藤惣之助)
白魚(白鳥省吾)
海港の歌(石川善助)
山田小唄(藤田祐四郞)
地蜂(臼井元嗣)
淺草ノクターン(飯塚正雄)
街の春風(生井英介)
ヘラヘラソング(大塚徹)
あきらめろとて(中井田鶴子)
夜の條陽(川村敬次郞)
叩かれて(伊藤秀造)
春の荒川(蛯原芳郞)
ルンペン(岐豫輝一)
筑波の灯(小池武男)
鍋つかむり山(葛原つもる)
馬がもの言うた(榊原潤之介)
傷ける人魚の唄(藤田まさと)
新民謠の傾向(堀村能文)
民謠MEMO(大塚徹)
南國の唄(堀村能文)
赤湯小唄(南條輝友)
花曇(砥上榮次郞)
銀座夜あるき(畑中正澄)
斫工の唄(相田文星)
山椒(本間梨生)
野良唄(田中泰彦)
今は春だよ(金丸九衛)
狂ひなすび(久慈正夫)
潮來小唄(關根鳴哉)
春風(芝原ひでつぐ)
春の田打(大杉幸吉)
荷かぎの唄(籠野喜一)
花見(藤塚崖花)
志摩の春(並木秋人)
牧笛第三號批評(都筑益世)
角笛(宮崎徹二/木村欣一/しみづとしお/石田隆/菅沼武夫/關根秀芳/高橋久萬一/矢島多衣三/桑原城信/萩原路情)
後記
第2巻第6号
樂譜『田名小唄』(ピアノ曲)(並木秋人作詩/大石白花作曲)
樂譜『筑波の唄』(ピアノ曲)(飯塚正雄作詩/大石白花作曲)
鰯雲(福田正夫)
はなより(佐藤惣之助)
田螺と蛙(臼井元嗣)
ボクと戀と街(藤田まさと)
隅田川行(飯塚正雄)
戀車(中井田鶴子)
プロレタリア子守唄(大塚徹)
やーい螢め(市原三郞)
靑根音頭(並木秋人)
荷馬車(相田健治)
田園行進曲(藤田祐四郞)
飯田小唄(川村敬次郞)
雨やどり(籠野喜一)
裾の小徑(蛯原芳郞)
それが戀じやで(小野福壽)
野良娘(伊藤靜馬)
淸水港ぶし(若杉雄三郞)
次郞長三度笠(畑喜代司)
■對馬の民謠(下田惟直)
■民謠と題材(堀村能文)
寒川音頭(並木秋人)
工場の唄(砥上榮次郞)
不具者の唄(伊藤秀造)
片思ひの唄(須永鴻一郞)
別れ(菅井良穗)
ころころ蛙(金丸九衛)
藍の島通ひ(森永笛流)
蚊やり(赤星竹崢)
アネモネ(國分夜思子)
笠松小唄(大幸吉古)
笹子山峽(佐古薰)
可愛いべんた(藤原猪吉)
春じゃもの(袴田寬三)
しぐれ皿倉(宮崎種夫)
山の日暮(中塚浩夫)
生き行く身(關根鳴哉)
片戀(葛原つもる)
歸り途(小濱牧泉)
谷間の花(南條輝友)
月見草と旅人(松坂直美)
ペーブメント(生井英介)
角笛
編輯後記
第2巻第7号
樂譜『三味線堀情緒』(ピアノ曲)(臼井元嗣作詩/平岡均之作曲)
樂譜『春雨娘』(ジャズ曲)(若杉雄三郞作詩/大石白花作曲)
卷頭言(並木秋人)
眞畫(並木秋人)
元村港(飯塚正雄)
はぐれ雲(畑喜代司)
醉ふてホロホロ(堀村能文)
石と犬(大塚徹)
山形おぼこ音頭(榊原潤之助)
多摩川丸子踊(畑中正澄)
烏賊船(砥上榮次郞)
暗夜にやお月も(中井田鶴子)
ロック淺草行進曲(蛯原芳郞)
私の備忘錄(小野福壽)
野あるき(岐豫輝一)
百姓音頭(藤原猪吉)
初旅の子を唄へる(松阪直美)
玄海晴れ(森永笛流)
野いちごの唄(葛原つもる)
櫓音頭(菅井良穗)
西瓜夜番(籠野喜一)
汐くみ(相田健治)
六鄕川土堤のエロ情景(藤田まさと)
春日(若杉雄三郞)
夕河原に(永井花水)
蛤小唄(山岸曙光子)
草刈山から(福田夕咲)
『今日の民謠叢書』の責任(並木秋人)
並木氏に答ふ(前田いさむ)
もろこし畑(生井英介)
山炭燒(茨木太郞)
燕小唄(川村敬次郞)
夜店風景(伊藤秀造)
ネオンサイン情緒(須永鴻一郞)
夏は來た來たホイ(金丸九衛)
田かき唄(大杉幸吉)
土浦小唄(關根鳴哉)
つつじがさね(赤星竹崢)
春の横顏(中塚浩夫)
箱根雜景(佐藤芙沙子)
潮騒(本間梨生)
伯父を憶ふ(萩原路情)
鶴川音頭(水郭童彪)
上野行(高安啓示)
小菜うり娘の唄(佐古薫)
立小便(小濱牧泉)
夜汽車(石井流二)
男心(國分夜思子)
沖は鯖雲(伊藤靜馬)
小千谷シャンソン(小沼宏)
寒夜の爐端(臼井元嗣)
角笛(關洋三/宮崎徹次/關義男/しのはらゆりみ/高橋久萬一/石田隆/小川きい知)
編輯後記(並木秋人)
第2巻第8号
樂譜『魔よけのピエロ』(ジャス曲)(堀村能文作詩/森儀八郞作曲)
樂譜『寒川音頭』(ピアノ曲)(並木秋人作詩/大石白花作曲)
卷頭言(並木秋人)
卽興五章(並木秋人)
旗本退屈男の唄(畑喜代司)
三保小唄(若杉雄三郞)
エロ大根(茨木太郞)
不知火小唄(砥上榮次郞)
野晴れの唄(蛯原芳郞)
柏崎港音頭(小沼宏)
夜の東京(堀村能文)
思はぬ戀(中井田鶴子)
水車小屋(大杉幸吉)
花畑の唄(川村敬次郞)
草苅男(藤原猪吉)
お江戸の切拔張(喜多川周之)
房州富浦小唄(萩原路情)
鐘がなる(小野福壽)
豊前小唄(森永笛流)
港街(須永鴻一郞)
中禪寺情緒(大塚徹)
搖れてるネオン(シマ・フミ)
トンネル(相田健治)
ピエロット(下田惟直)
沙上の月(飯塚正雄)
第七號合評(同人)
『水口祭』に就て(並木秋人)
廻轉する街の風景(藤田まさと)
筑波を唄へる(小池武男)
聲がした(小濱牧泉)
葉巻(石井流二)
迎火(本間梨生)
濱で(丘露萩)
河岸小夜曲(金丸九衛)
櫻川音頭(關根鳴哉)
里の秋(淺沼透)
百姓ペーでも(小川木居雉)
故鄕のうた(國分夜思子)
舟子の唄(石田隆)
旅稼ぎ(高安啓示)
酒の唄(中塚浩夫)
桑畑(葛原つもる)
ボスト(伊藤秀造)
夏の夜風(藤塚崖花)
花賣娘(籠野喜一)
石切り唄(伊藤靜馬)
貝の唄(生井英介)
繭かき(臼井元嗣)
●角笛
●編輯後記(並木秋人)
第2巻第10号
樂譜『靑根音頭』(大石進一作曲/並木秋人作詩)
樂譜『螢』(大石進一作曲/大塚徹作詩)
樂譜『扇一重』(大石進一作曲/生井英介作詩)
卷頭言(並木秋人)
えいこらさの唄(畑喜代司)
馬市(伊藤靜馬)
鹿島小唄(茨木太郞)
ある男の唄(中井田鶴子)
玄海しぶき(松坂直美)
太宰府紅葉谷小唄(深山影二)
鳴子(藤原猪吉)
高原の黄昏(大杉幸吉)
麥蒔き(水郭童彪)
旅役着の口吟む唄(田部悅郎)
都會民謠(その二)(關根芳男)
お江戸の切拔帳(其の三)(喜多川周之)
カフエー小唄(今井十九二)
戀の花(小野福壽)
雪とスキーの唄(小沼宏)
月(大塚徹)
いつぽん芒(長島和太郞)
思ひ出してりやきりがない(若杉雄三郞)
子夜秋歌(飯塚正雄)
『民謠レビユー』の態度を駁擊す(並木秋人)
前月合評(並木秋人/畑喜代司/伊藤靜馬/今井十九二/飯塚正雄/藤塚崖花/堀村能文)
卽興三章(堀村能文)
海邊夜話(相田健治)
彼の娘年頃(川村敬次郞)
愉快な豆腐屋(伊藤秀造)
街は夜更けて(龍野喜一)
田園靑年氣質(丘露萩)
もみぶち唄(小濱牧泉)
生れ故鄕(内田靑眉)
戀慕の唄(石田隆)
ひとり占ひ(佐藤日出夫)
破れかがし(松下利哉)
東京行き(淺沼透)
捨身(關根鳴哉)
帝都五大新聞風景(黑田榮治)
村まる燒けの唄(榊原潤之助)
心は何時も闇のもの(藤田まさと)
時事戯作(生井英介)
晩秋譜(臼井元嗣)
逢曳(並木秋人)
角笛
編輯後記(並木秋人)
まきぶえ淸規