雑誌シサク 180001065

思索 第1-2,4,18号(昭和21年4月~24年1月)

サブタイトル
著者名
出版者
青磁社
出版年月
1946年(昭和21年)4月
大きさ(縦×横)cm
24×
ページ
4冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/Sh89/1
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
保存箱収納
和書
目次

第一號(昭和二十一年四月十日發行)創刊春季號
文化評論
 紙魚のすみか(折口信夫)
 生活(佐藤信衞)
 孤獨と友情(西村孝次)
 源泉への還帰(山川弘)
 高克恭[房山]傳の研究(石田幹之助)
 支那人と宗教(吉川幸次郎)
 亡靈の對話(龜井勝一郎)
ドフトイェフスキーの「罪と罰」について(柳田謙十郎)
パスカルにおける「心情」の問題(森有正)
日本は何故漢字が廢されぬか(金田一京助)
短歌
 雪(斎藤茂吉) 
 靜かなる音(釋迢空)
 甘藷の歌(前川佐美雄)
 聲(木俣修)
 放庵の竹の圖に題す(吉井勇)
 泉頭唫(土屋文明)
 このごろの歌(吉田正俊)
 時々斷片(佐藤佐太郎)
愛について(シャルドレンヌ/神西清譯)
田山花袋を語る(中村白葉)
創作
沼のほとり(豊島與志雄)
—痴醉—とよ(馬淵量司)

第二號(昭和二十一年七月十五日發行)夏季號
文化評論
 思想の薫りについて(片山敏彦)
 日本思想史研究の發達を顧みて(家長三郎)
 ドストイェフスキーの自由主義(柳田謙十郎)
 黨派的人間の資格(中島健藏)
 第二の開國(渡邊一夫)
 イドラ(金子武藏)
 アメリカの「忠」(古川哲史)
「われ」の自覺とギリシア思想(田中美知太郎)
トルストイとニイチエにおける善の思想(阿部六郎)

 春の日の感想(三好達治)
 高い村・獨居(丸山薫)
 空間(新藤千惠)
 敗北詩二章(菱山修三)
 風の歌(村次郎)
夏臘日記(横光利一)
創作
傍觀者(橋本英吉)
女戒(上林曉)

第四號(昭和二十一年十二月二十五日發行)冬季號
文化評論
 國家問題(大熊信行)
 緊急事と閑事業と(呉茂一)
 文化國家(松村克巳)
 文化革命の待望(西村捨也)
 正統樂觀主義(中島健藏)
 文化發展の道(森有正)
 世界化ということ(岡崎義惠)
 西洋古典語の必要(田中秀央)
 自問自答(福田恆存)
カロカガティア(山内得立)
ソクラテス、ゲーテ、ニイチエにおけるデーモンの祕義(阿部六郎)
西田哲學に於ける善の意義(柳田謙十郎)
短歌
 春より夏(齋藤茂吉)
 爽涼(結城哀草果)
 あきかぜ(鹿兒島壽藏)
 かやつり草(筏井嘉一)
 風はらむ窓(近藤芳美)
 粘土岩(前田夕暮)
 庭(穂積忠)
 山峡に栖みて(橋本徳壽)
 周邊詠物(宮柊二) 
 街上(關口登紀子)
ドストエフスキーへの斷想(U・ソロヴィヨフ)
小説
部屋(J・P・サルトル)

第十八號(昭和二十四年一月一日發行)新年號
一九四九年への期待(嘉治隆一)
知識階級の政治的地位(蝋山政道)
人間に於けるスミスとマルクス(大河内一男)
ファシズムを培うもの(高島善哉)
合わせて百點(清水幾太郎)
日本國家機構の分析[座談會](平野義太郎/中西功/岩村三千夫/守屋典郎)
最近の讀書
 評論家の新しい任務(片岡良一)
 ユートピアの終焉(中橋一夫)
評論家・どくたあ おぶ ふいろそふい(辻まこと)
落日◇小説◇(尾崎士郎)
カット(佐伯米子/葛原輝)