雑誌ゴウガイ 180001059

号外 第1巻第1号、第2巻第1号-第2号(昭和2年7月~3年2月)

サブタイトル
著者名
出版者
号外発行所
出版年月
1927年(昭和2年)7月
大きさ(縦×横)cm
29×
ページ
3冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/G57/1-1
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
保存箱収納
和書
目次

第一巻第一號(昭和二年七月一日發行)創刊號
表紙(柳瀨正夢)
巻頭言
五大政黨展覽會
我等の提出した三十五の質問に對し五大政黨は如何に答えたか
◇英露國交斷絶と支那問題
◇臺灣朝鮮兩議會を認めるか
◇失業問題の對策
◇人口食糧問題とバースコントロール
◇婦人參政權問題・夫の姦通と廢娼問題
◇モダンガール出現の社會的根據
◇樞密院と貴族院をどうする
◇帷幄上奏問題・武官大臣廢止問題
◇今の新聞及び新聞記者をどう見る
◇漫畫に描かれた時の氣持
◇俳優を勅選にするか
◇片仮名左横書問題
◇農村の疲弊と青年の離村
◇知事の大更迭と公選問題
◇所謂鈴木・山岡・宮田とは
◇選擧費の出所と財閥關係
◇田中大將の機密費問題
◇小川鐵相の所謂責任問題
◇今秋の府懸會議員選擧對策
◇制限選擧に無産政黨の立候補は如何
◇既成政黨の無産政黨觀・無産政黨の既成政黨觀
◇既成政黨無産政黨提携問題
◇議會解散請願運動に對する意見
◇五十四議會對策
◇出版物法案
◇發賣禁止・上演禁止
◇治安維持法は必要ありや
全國の地方新聞よ結成せよ(皆川哲男)
記者の生活不安を如何に見るか(記者十數氏)
山梨大將臺灣總督成損ね事件の眞相(安島譽)
所謂福岡水平社事件に潜む怪事實(本田昴)
新八景のからくり(澁谷せせらぎ)
没落を急ぐ我國資本主義=金融恐慌の根本的診斷(尾崎眞三)
我等は現在の政局を如何に觀るか(大山郁夫)
號外日誌
生活の花(テルノフスカヤ)
外交列車(田口運藏)
記者出世祕傳(I・W・C)
下廻り記者の悲哀(中西伊之助)
傳公と新聞(里村欣三)
號外の起源(廢姓外骨)
鈴の音(山田清三郎)
海の號外(前田河廣一郎)
英露國交斷絶と時局への影響(各人各説)
田中内閣の對支出兵問題可否(各人各説)
李大釗の印象(早坂二郎)
同志李大釗を悼む(近藤榮藏)
非戰論で萬朝報を退いた時の事(堺利彦)
漫畫(日本漫畫家聯盟)
 モダンガール征伐(清水輕目郎)
 花流病網(服部四郎)
 梅雨期の職業紹介所(鈴木賢二)
 路上のパン(ホシノ呑人)
 うたがひ(松山文雄)
 開かずの扉(奥村秀策)
 牛肉の蔭にかくれた欺瞞を發け(下川凹天)
 漫畫戰線(下川凹天)
個人は常に弱者なり[既成記者團失敗の根據](沖邑浪歌)
聯盟新聞(東京記者聯盟)
圓助本議會
立憲民政黨の正體(荒木武行)
株は必ず失敗する(緒方潤)
初期の廢娼運動(森雄吉)
新聞は大阪(西柿撫一)
映畫に扱われた新聞記者(人見直善)
あの事件はどうなったか
 その後の穩田事件、怪行者を繞る五人の男(X・Y・Z)
外人檢擧事件に對する一外人の抗議書(ロデリック・オー・マセソン)
外國記者團の研究[英國の記者組合](調査部)
血痰と辨當料[創作](岡下一郎)
文藝雜感(佐野袈裟美)
七日間[創作](吉田金重)
編輯後記
カット(市村實/プロレタリヤ藝術聯盟/美術部)

第二巻第一號(昭和三年一月一日發行) 一月號
表紙(柳瀨正夢)
田中内閣の醜状
 警官の抜劍と斬るられんとする民衆の對策(布施辰治)
 農會の專制支配的反動網(香川節)
 反動内閣の魔手勸銀に迫る(大垣新一)
 木材關税引上、造林補助計劃反對(小寺徳三郎)
 滿網の地に言論を封ずる反動總理(高畠末五郎)
 鳩山の選擧反發覺(加藤清吉)
 市民に迷惑がられた特別大演習(古川忠雄)
ロシヤ革命と新聞記者(和泉良之助)
勞農ロシヤの新聞(山内房吉)
新聞配達大衆の動向(村正兼光)
全新聞配達員に訴う(金浩永)
朝鮮に於ける新聞記者の運動
時事新報社内の殺人事件(K・M生)
萬朝報爭議の經過(松村善壽郎)
ヨッフエーとトロツキー(田口運藏)
革命家ヨツフエーさん(近藤榮藏)
朝鮮共産黨事件の公判廷から(古屋貞雄)
全朝の貧農五百六十萬人
鮮民怨嗟の的三菱水電問題の眞相
國際漫畫(英、米、露、伊、和、獨各新聞より)
最後の制限議會對策
◇社會民衆黨◇勞働農民黨◇日本勞農黨◇婦人同盟◇俸給者組合◇日本勞働組合評議會◇青年同盟
來年度豫算案の解剖(山本禎一)
十萬元懸賞付きのプラタップの首(木下乙市)
暴漢の値段(松村春夫)
慘虐極る拷問私刑の研究(伊藤晴雨)
脊も腹も身のうち(服部四郎)
蔣先生好的技巧!(李紹才)
專制的な不當檢閲を受けた實例
◇マルクス書房◇米田曠◇金熙明◇岡島松次郎◇繩野喜助◇中野正人◇千金貫事◇皆川晃◇號外調査係◇プロ藝演劇部◇布施辰治◇日本漫畫家聯盟
讀者名簿をスパイに提供した裏切書店(X・Y・Z)
警視聽とグルで怪寫眞猥畫密造密賣(山内美夫)
檢閲室で猥映畫に陶然たる立花高四郎(新井笑波)
檢閲制度改正の請願運動に参加せよ(檢閲制度改正期成同盟)
檢閲制度改廢運動と第五十四議會(大山郁夫)
聯盟新聞(東京記者聯盟各種報告)
 文藝
帯皮[小説](黒島傳治)
がうもん[小説](久板榮二郎)
トシクさんとムーラさんと責任ある共産主義者の話[童話](ベール・インベル/岡田光一郎)
ブラス・チエツク[小説](ア・シンクレーア/早坂二郎)

第二巻第二號(昭和三年二月一日發行)二月號
表紙(柳瀨正夢)
或る百姓の歌(川上熊吉)
打倒特權階級
 貴族院・樞密院・元老の階級的性質(佐野學)
 絶對專制勢力と資本主義との融合關係(友成三郎)
 特權階級に對し大衆はかく要求す(五十余氏)
 政府は特權擁護にのみ狂奔す(西村抗一)
 政界の鍵を握る穩田の神樣の正態(下村作太郎)
 無産者の汗は作年どれだけブルの腹を肥やしたか(東京記者聯盟調査部)
 我國の主要産業を獨占している者は誰れか[主要各會社の大株主とその持株高](東京記者聯盟調査部)
 特權救濟のためへソ繰り迄搾られる民衆[政府は姦智の限りを盡くして貯金しろと迫る](内藤勝美)
滿蒙に於ける鮮人逐放の眞相(金浩永)
暴壓に抗して臺灣の被壓迫民衆起つ
資料
 大衆的闘爭によって東日の全従業員大勝す
 出版産業に従事する全俸給者諸君に檄文
 關東出版俸給者組合創立大會宣言
 部下に萬の新聞配達員に與える檄文
 南宋書院の店員八時間制を獲得
 新聞配達員酷使反對週間
全國に捲き起る『現行檢閲制度反對週間』
檢閲の鋏益々亂用さる[我等の受けた暴壓記]
 ○山田清三郎○造型美術家協會○山崎今朝彌○飯田豊二
最近十ヶ年に於ける不當檢閲統計(野村三千雄)
小作人暴動事件と直訴問題(布施辰治)
珍劇『公武合體』(鈴木幸藏)
詩 田舎にいる父に(秀島武一)
  時事詩(菊地北深)
  議會自らを首縊る制限(佐藤武夫)
東京記者聯盟新聞
 ○朝鮮前衞記者同盟よりのメッセージ○咸南記者大會代議員に送るメッセージ○全日本記者聯盟規約草案○聯盟各種ニュース○全國の記者諸君への檄文○全民衆の味方『号外』を支持せよ
戯曲 荷車[一幕](佐々木孝丸)
僅かな香奠[小説](郁達夫)
ブラス・チエツク[小説](シンクレーア)