騒人 第5巻第1号-第8号(昭和5年1月~8月)
第5巻第1号
黑駒勝藏の沒落(村松梢風)
朝には遠き(長谷川仲)
杉山飛行士夫人(渡邊均)
七人目の殺人(光成信男)
綾衣繪卷(村松梢風原作/豐田豐脚色)
角板山の女敎師(西村眞琴)
俗說『今紀文』(正岡蓉)
上海夜景(倉田啓明)
御大名の婚禮(安藤德器)
次郞長スナップ(ABC)
澤田君と山長さん(大島多慶夫)
邦智の美人(園田天籟)
會社員としての高畠素之(山口龜之助)
龜井戸魔窟のぞき(XYZ)
花冠(ウンドセツト原作/加藤朝鳥譯)
第5巻第2号
劒を執った淸水の次郞長(村松梢風)
漫談と放言(伊藤痴遊)
大食試合『千九百二十九年末のうはばみ』(右京無來)
七人目の殺人(探偵戯曲)(光成信男)
紐育私信(佐々木指月)
豫言成金物語(豐國千珊)
感想申し上げ候(水野鍊太郞)
劒客嶋田虎之助(嶋田長峽)
爐邊雜話(今東光)
支那男兒の誕生祝ひ(馮夷)
綾衣繪卷(戯曲)(豐田豐脚色)
大阪の美給(永見德太郞)
ゴンドラの上から(北村兼子)
モダン行進曲(XYZ)
一筆申上候(昨木庵居士)
花冠(長篇小說)(加藤朝鳥譯)
編輯後記
第5巻第3号
漫談と放言(伊藤痴遊)
熱海の紅葉祭(江見水蔭)
句手帳(小野賢一郞)
木堂翁の事(馬場恒吾)
支那雜話(中野江漢)
戯曲 瞼の母(長谷川伸)
文壇人の玄關を語る(N・O・S)
劒客嶋田虎之助(嶋田長峽)
東京に住む(士浦淸二)
父親と娘(石川欣一)
笑へぬ喜劇(沖野岩三郞)
花冠(加藤朝鳥譯)
當世落語管見(正岡蓉)
戯曲 綾衣繪卷(豊田豊脚色)
鬚と髯(鴻巢歌吉)
生蕃と水牛(北村兼子)
僕はマラソン選手です(吉田武三)
上海的閑談(馮夷)
お留守居役の話(安藤德器)
硯山と峴山と見山(流泉小史)
藝界雜錄(梢風生)
大政と小政(村松梢風)
編輯後記
第5巻第4号
剃刀の藝術(西村眞琴)
奈良と京都(村松梢風)
漫談と放言(伊藤痴遊)
變則應援演説の記(馬場弧蝶)
應演(沖野岩三郞)
玉子酒(上司小劍)
選擧戰の奧の手(井田秀明)
騒人に奇する言葉(諸家)
臺中霧峰の卷(北村兼子)
支那雜話(中野江漢)
戯曲 瞼の母(長谷川伸)
舞踏場夜話
□踊る彼女ら(登的林吾)
□ダンス修業(堤寒三)
□ダンスホール評判記(丹後生)
編輯者に寄する(諸家)
蛇穴を出ず(藤澤淸造)
文壇人の玄關を語る(N・O・S)
照葉日記(照葉女)
七轉八起請負師物語(豊國千珊)
傘(小說)(馬場綠天)
微苦笑する燈臺(小品實話)(矢田勝年)
劇になつた畫人・劇にしたい畫人(豐田豐)
芝居雜感二つ(中山楠雄)
國定忠治(倉田潮)
劒客嶋田虎之助(嶋田長峽)
切支丹夜話(宇佐美稔)
孑孑覺え書(正岡蓉)
『落語管見』を讀て(今村信雄)
正岡蓉さまえ(蝶花樓馬樂)
安南革命(安藤盛)
花冠(加藤朝鳥)
侠客小政(村松梢風)
編輯後記
第5巻第5号
卷頭言(梢風生)
□行行子(柳田國男)
□漫談と放言(伊藤痴遊)
―福井茂衞の死―
□張宗昌の印象(村松梢風)
日本左衞門(戯曲)(長谷川伸)
□應援演説文献(沖野岩三郎)
照葉日記(讀物)(照葉女)
支那雜話(中野江漢)
▽流行の表裏(寺嶋柾史)
▽芝居の穴(村松梢風)
▽尖端行路病者(江見水蔭)
▽幕末の物價(安藤德器)
文壇人の玄關を語る(N・O・S)▼田園五月記(竹内大三位)
◆爲恭を廻る座談會◆(養壽院院主・大倉粂馬/大森亮順/渡邊海旭/猪熊信男/籾山髻華)
劒客嶋田虎之助(傳記)(嶋田長峽)
釣針(北村兼子)
長谷川伸氏の戯曲(豊田豐)
『不如歸漫筆』(小菅一夫)
安南革命(安藤盛)
俠客小政(讀物)(村松梢風)
編輯後記(村松生/豐田生)
第5巻第6号
随筆
仇討漫話(千葉龜雄)
東京へ移る(國枝史郞)
福井茂兵衛の死(伊藤痴遊)
戯曲
痣の直次郞(豊田豐脚色)
日本左衞門(長谷川伸)
特別讀物
南支放浪(村松梢風)
人名救助(平山蘆江)
實弟殺し(甲賀三郞)
戀の夢二(巽洽之助)
愛憎念殊(照葉女)
雜章
勅使響應の献立(安藤德器)
花好老人聞書帖(正岡蓉)
文壇人の玄關を語る(N・O・S)
臺灣の村松先生
舞踏人猿之助(ゆたか生)
醍醐より吉野へ(籾山髻華)
初戀の錯綜(T・Y・O)
指(北村兼子)
通信(村松梢風)
連載讀物
執戟樓夜話(流泉小史)
安南革命(安藤盛)
花冠(加藤朝鳥譯)
編輯後記(豐田生)
第5巻第7号
日上茶飯語(白井喬二)
漫談と放言(伊藤痴遊)
姉(村松梢風)
モダン母性愛禮讃(佐々木指月)
支那雜話(中野江漢)
小説
人生の基(水守龜之助)
|雜草|
文壇人の玄關を語る(N・O・S)
日本畫の女の顏(豐田豐)
小唄(倉田啓明)
鏡(花柳章太郞)
紅葉と海水浴(江見水蔭)
兼さん(日高祐基)
戯曲と讀物
如水軒と家來(長谷川伸)
安南革命(安藤盛)
花冠(加藤朝鳥)
特別讀物
南支那遊記(村松梢風)
編輯後記(梢風)
第5巻第8号
時想(村松梢風)
『南北調停論』の再吟味(前田河廣一郞氏)/『支那』を讀む…かき船とバス…文章是非
漫談と方言(伊藤痴遊)
頭の中の時計(藤澤淸造)
執戟樓閑話(流泉小史)
諸國奇譯
□大稻埕の暗黑街(荒木武行)
□千島密漁奇談(寺島柾史)
□信夫文字摺
大樂源太郞に就て(安藤德器)
日本太郞劔俠錄(正岡蓉)
舞子一人前(宇家不二丸)
安南革命(安藤盛)
脚本 日露戰爭(平山蘆江)
照葉日記(照葉)
小説 惡戯(古川實)
『お江戸日本橋』と彼女(小菅一夫)
花冠(加藤朝鳥)
別府便り(渡邊均)
南支那遊記(村松梢風)
編輯後記(梢風)