文学会議 第1輯-第7輯(昭和22年4月~24年4月)
第1輯
文學と内省(長與善郎)
小説に於ける造型(丹羽文雄)
最後の襦袢(舟橋聖一)
作家の自由(阿部六郎)
豪華版(宮本百合子)
座談會 家(石川達三/伊藤整/井上友一郎/龜井勝一郞/平野謙/舟橋聖一)
近代性の探究
近代の宿命(福田恆存)
中世への郷愁(伊藤整)
デカルトに於ける近代と異端(齋藤正直)
文學的近代(荒正人)
日本文學に於ける寫生精神の檢討(高見順)
近代文學に於ける自我の發展(瀨沼茂樹)
刊行の辭(河上徹太郎)
第3輯
蜆(梅崎春生)
もう一つの光を(北畠八穗)
氷花(原民喜)
哀れな歡樂(野間宏)
六週間現役(若杉慧)
生贄(倉崎嘉一)
自殺企圖者(三島由紀夫)
回想の手袋(松岡照夫)
續纒足の頃(石塚喜久三)
白鷺(野口富士男)
座談會 本格小説論(伊藤整/高見順/丹羽文雄/林房雄)
あとがき
第4輯
秋一日のうた(佐藤春夫)
草居諷詠(川路柳虹)
汽車(草野心平)
麗日(菱山修三)
薔薇(金子光晴)
祖國(岡本潤)
原子について(大江滿雄)
山の道で(丸山董)
窓だらけ(室生犀星)
意圖こそ重要である(藤原定)
喧嘩(火野葦平)
魚眼(北條誠)
虛空のおんな(舟橋聖一)
菊池寬先生の思ひ出
あとがき
第5輯
信敎(阿部知二)
岸壁(船山馨)
美的生活者(三島由紀夫)
北風の町(小林達夫)
千鳥(藤原審爾)
挿話(丹羽文雄)
星(江口榛一)
白日抄(井手文雄)
棺にそへて(三好豐一郎)
現代の課題(荒正人)
あとがき
第6輯
夕波(檀一雄)
雄花(峯雪榮)
路傍(北川晃二)
藁婚式(吉行淳之介)
餘燼(濱田隼雄)
へうたん部落(井上孝)
乳臭女(伊藤森造)
少年と佛(若杉慧)
薄明(佐竹龍夫)
座談會 作家の社會的位置とその影響(石川達三/井上友一郎/舟橋聖一/豐田三郎)
創造主義の文學(平田次三郎)
自殺的作品について(梅田晴夫)
あとがき
第7輯
瘠せた雄鷄(尾崎一雄)
或る哲學者の終焉(伊藤佐喜雄)
落城(田宮虎彦)
重い殻(耕治人)
出水川(前田夕暮)
生れて初めての經驗(上林曉)
よき人びと(室生犀星)
志賀直哉論特輯
志賀直哉に望むもの(德永直)
敗戰と志賀直哉(靑山光二)
志賀直哉の危機(杉浦明平)
志賀直哉(武者小路實篤)
志賀直哉の一面(廣津和郎)
藝術家的良心の二重性(齋藤正直)
志賀直哉論(靑野季吉)
あとがき