潮流 第1巻第1号-第6号(昭和21年1月~6月)
第一巻第一號(昭和二十一年一月一日發行)創刊號
[巻頭言]創刊の辭
特輯 日本民主々義は如何に確立すべきか
日本民主々義の確立(田邊元)
日本の改造と民族的文化性(長谷川如是閑)
ブルジョア民主々義と革命的民主々義(佐野學)
民主々義革命の現段階(鈴木茂三郎)
日本民主々義確立の爲に(志賀義雄)
憲法改正と天皇制(中村哲)
總選擧と政黨の理想(佐佐弘雄)
詩 永遠の大道[カット・川端龍子](高村光太郎)
[日本再建の核心]
農村建設の一觀點(東畑精一)
緊急失業對策(片山哲)
經濟再建の根本問題(土屋清)
日本民主々義と公民教育(關口泰)
カメレオンの自由[文化について](大佛次郎)
第八十九議會の檢討(馬場恒吾/池松文雄)
指導者論(阿部眞之助)
原子時代と世界政治の現狀(高田市太郎)
新劇運動とは(土方與志)
詩 山中吉日(室生犀星)
歌 初冬山行(土屋文明)
句 鶏鳴(中村草田男)
漫画 馬の耳に念佛、自分は何している(麻生豊)
隨筆 猿ヶ京(佐藤垢石)
隨筆 將棋から見た敗戰觀(木村義雄)
美術
潮流時評
映画
懸賞原稿募集
文壇
編輯後記
民主々義談義(鈴木文史朗)
[創作]
短篇 魚心莊(丹羽文雄)
短篇 變る世の中(正宗白鳥)
長篇 佛印進駐誌(石川達三)
特別高等警察史(武野武治/赤枝清)
第一巻第二號(昭和二十一年二月一日發行)二月號
[巻頭言]日本史檢討の課題
特輯 日本再建の史的考察
「國史」の科學的研究(土屋喬雄)
時勢の變革と歴史の反省(村岡典嗣)
日本の封建的習俗(小野武夫)
天皇權力の史的過程と將來(佐野學)
軍事的財閥的資本主義の崩壊(平野義太郎)
世界史的に觀た日本の地位及び將來(今井登志喜)
[歴史隨想]
爐邊雜感(石田幹之助)
神話と歴史(肥後和男)
封建美の問題(田中一松)
總選擧にあたり國民に訴ふ(森戸辰男)
潮流時評
[文化時評] 映畫 放送 文藝
民主主義革命と日本歴史教育の革新(安藤良雄)
農地調整法の改正に就いて(近藤康男)
消費生活を通じての大衆組織化の急務(今中次麿)
漫畫 「忠犬とその主人」
「追付かず」(近藤日出造)
俳句 大いなる枯木(山口青邨)
編輯後記
表紙(野村昇)
カット(清水利根/中村節也/石原紫雲)
[創作]短篇 安騎野の一夜(江口渙)
長篇 佛印進駐誌(石川達三)
特別高等警察史(武野武治/赤枝清)
第一巻第三號(昭和二十一年三月一日發行)三月號
[巻頭言]民主戰線結成の急務
特輯 民主統一戰線の展開
日本民主戰線の展開(伊豆公夫)
中國新民主主義と日本(中西功)
民主戰線展開の目標
政治力の結集(山川均)
民主戰線と女性(神近市子)
インフレ防止緊急對策の民主主義的保障(木村禧八郎)
食糧對策(井上晴丸)
單一勞働組合への具體的實踐(高野實)
農村に於ける民主主義戰線(岡田宗司)
産業再組織と民主統一戰線(川崎巳三郎)
人民戰線の世界的展開(堀江邑一)
家族制度に就いて(中川善之助)
大學改革論(美濃部亮吉)
民主主義文化戰戰の展開(藏原惟人)
聖上の御心境(侍従次長・木下道雄/本社對談)
手紙のローザ・ルクセンブルグ(内田義彦)
句 雛あられ(高浜虛子)
詩 山中(室生犀星)
潮流時評
[文化時評] 文藝 映畫 演劇 寸言
編輯後記
カット(中村節也/野村昇)
[創作]短篇 母子像(立野信之)
長篇 佛印進駐誌(石川達三)
特別高等警察史(武野武治/赤枝清)
第一巻第四號(昭和二十一年四月一日發行)四月號
[巻頭言]日本經濟の進路
特輯 日本經濟の再建
經濟復興の基本的動向(美濃部亮吉)
世界經濟の動向と日本(友岡久雄)
産業再建と勞働問題(大河内一男)
基幹産業再建の方向[農業及び工業の將來](平野義太郎)
文化日本の國土計畫と産業(石川榮耀)
日本経済は自立し得るや(平貞藏/土屋清/有澤廣巳/東畑精一/脇村義太郎/大來佐武郎)
潮流時評
[文化時評] 映畫 演劇 文藝 寸言
近世科學の世界史的性格(末綱恕一)
安全保障理事會を繞る世界情勢(井上勇)
内閣と議會(岩淵辰雄)
詩 一筆啓上(三芳達治)
歌 柳の花(土屋文明)
原子革命のユートピア(阿部眞之助)
書斎記(山口青邨)
虱禮讃[繪と文](岡鹿之助)
編輯後記
カット(木下大雍)
[創作]短篇 渡舟場(豊島與志雄)
長篇 佛印進駐誌(石川達三)
特別高等警察史(武野武治/赤枝清)
第一巻第五號(昭和二十一年五月一日發行)五月號
[巻頭言]文化再建への基礎条件
特輯 新しき文化に就いて
科學と文化の性格(下村寅太郎)
封建的人間と民主的人間(青野季吉)
新しき世界觀と日本(松本慎一)
文化鬪爭の自省と展望
日本文化の反省と展望(川島武宜)
文化鬪爭の自省と課題[文藝](杉浦明平)
苦悶からの告白[映畫](瓜生忠夫)
「靈魂の彫刻」・再説[演劇](下村正夫)
戰時音樂の反省と將來の音樂[音樂](丸山鐵雄)
日本美(兒島喜久雄)
教師待遇論(中野好夫)
これまでの法律とこれからの法律(牧野英一)
政局の前途は光か闇か(嘉治隆一)
詩 群狼の圖(神保光太郎)
歌 幼童抄(高安國世)
アメリカの文化に就いて(松本正雄)
ソ聯邦の文化政策(神澤虎夫)
遊蝶花[繪と文](岡鹿之助)
潮流時評
[文化時評] 映畫 演劇 放送 文藝
[創作]短篇 未歸還の友に(太宰治)
長篇 佛印進駐誌(石川達三)
編輯後記
カット(木下大雍)
第一巻第六號(昭和二十一年六月一日發行)六月號
[巻頭言]科學の一元的統一の急務
特輯 科學發展の基礎構造
科學論と哲學(三宅剛一)
科學と希望とに就いて(湯川秀樹)
自然科學と社會科學の發展に於ける媒介的基礎[對談・共編](武谷三男/内田義彦)
歌 夏安居(吉井勇)
潮流時評
世界平和の基礎條件(平館利雄)
デモンストレーション論(中村哲)
政局の動きと人の動き(阿部眞之助)
發足點で[文藝時評](荒正人)
日本映畫人物論(青山敏夫)
隨想 憲法の民主的改正(關口泰)
隨筆 釣姿三韻(佐藤垢石)
國際政局鳥瞰(原子林二郎)
詩 詩と物質(藏原伸二郎)
句 實梅(高濱虛子)
米國科學研究の一面(嵯峨根遼吉)
科學史一瞥(生田勉)
懸賞創作・論文當選發表
[文化時評] 映畫 演劇 放送
[創作]聯隊の子(V・カタエフ作/都一郎譯)
長篇 佛印進駐誌(石川達三)
編輯後記
カット(木下大雍)