雑誌ジンミン ブンコ 180001041

人民文庫 第1巻第6号-第10号(昭和11年8月~12月)

サブタイトル
文芸雑誌
著者名
出版者
人民社
出版年月
1936年(昭和11年)8月
大きさ(縦×横)cm
25×
ページ
5冊
NDC(分類)
900
請求記号
C900/J52/1-6
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
保存箱収納
和書
目次

第1巻第6号
ゴリキイをおくる
讀者の頁
[小説]
人事興信所(堀田昇一/松山文雄畫)
散文戀愛(圓地文子/中出三也畫)
故舊忘れ得べき(長篇第五囘)(高見順)
大學(長篇第二囘)(田村泰次郞)
井原西鶴(長篇第五囘)(武田麟太郞)
[六號雜記]
現實性への道(澁川驍)
小説・英雄・人民など(井上友一郞)
文學に於る敎師と友人(高見順)
詩の問題に答へる(伴野英夫)
阿蒙の文學(古澤元)
埋骨(新田潤)
放談二題(那珂孝平)
森本薰への手紙(田宮虎彦)
お庭拜見(矢田津世子)
日蝕のことなど(松田解子)
映畫と涙(石光葆)
今昔の感(荒木巍)
日本に於ける社會主義文學の擡頭期を語る座談會(第一囘) ◆種蒔く人 ◆何故社會主義者になつたか ◆第一號の編輯會議 ◆資金と發賣禁止 ◆思想行商人組合 ◆北一輝を語る ◆日本社會主義は輸入に非ず ◆永遠の正義派江口渙 ◆ロプシンの影響 ◆小林多喜二の
投稿時代(出席者・秋田雨雀/靑野季吉/江口渙/金子洋文/小牧近江/佐々木孝丸/林房雄/藤森成吉/村松正俊/武田麟太郞/加藤悅郎畫)
編輯後記
 
第1巻第7号
[市井談義]
一、「忘れちゃ嫌よ」の發賣禁止
一、山頂に籠つて戀愛示威
一、スペインの内亂と國際關係
一、鹿の脱走と彌次馬
一、防空演習と醫博の自殺
一、酷暑中は半休にすべし
一、オリムピック騒ぎ
國際文化擁護著作家協會へ
新刊紹介
讀者の頁
知感記(六)(靑野季吉)
ゴリキーと日本文學(江口渙)
[小説]
莨(湯淺克衞)
調停(竹内昌平)
惡鬼の譜(那珂孝平)
孤相(大谷藤子)
川(新田潤)
震撼された易者(平林彪吉)
[六號雜記]
主題の現實(澁川驍)
自虐性就いて(圓地文子)
石坂氏の「麥死なず」(井上友一郞)
「麥死なず」を中心に(細野考二郞)
ゴリキー追悼號批判(松田解子)
現代文學の精神(伴野英夫)
小説は讀まれなくない(高見順)
森本薰への手紙(田宮虎彦)
動物園の黑豹(荒木巍)
かう門の一針(古澤元)
社會主義文學の擡頭期を語る 座談會第二囘 ○著作家組合 ○アメリカ歸りの前田河 ○當時の社會主義的理解 ○アナキスチックの土壌 ○第四階級の文學 ○菊池久米との對立關係 ○種々な反抗的要素 ○文學運動軽蔑説 ○運動の一翼とさる ○小牧式宣傳法 ○
有島武郞の苦悶 ○尾崎士郞の出現 ○三人の會 ○アナ・ポル合戰 ○犠牲者救援の濫觴(秋田雨雀/靑野季吉/今野賢三/江口渙/金子洋文/川崎長太郞/小牧近江/佐々木孝丸/藤森成吉/前田河廣一郞/松村正俊/武田麟太郞)
[長篇]
大學(長篇第三囘)(田村泰次郞)
故舊忘れ得べき(第六囘)(高見順)
編輯後記
人民社だより
既刊目錄
 
第1巻第8号
新刊紹介
人民社だより
讀者の頁
社會主義文學の擡頭期を語る 座談會第三囘 ○中西伊之助の人と藝術 ○山田淸三郞の人と藝術 ○德富蘆花と前田河廣一郞 ○前田河廣一郞を鞭撻する ○廣津和郞に繪を賣る ○大震災と社會主義者の話 ○「種蒔き雜記」發行の經緯 ○「文藝戰線」の發刊と時代 ○
「文藝戰線」の同人の選定 ○「ココラキヨウ」のこと ○文學者であらうとする氣槪 ○新しき世代の靑年へ望む(秋田雨雀/靑野季吉/今野賢三/江口渙/金子洋文/佐々木孝丸/壺井繁治/林房雄/前田河廣一郞/松村正俊)
[小説]
若い爭ひ(田宮彪彦)
調停(竹内昌平)
轉換期の一節(松田解子)
妻の話(矢田津世子)
市井談義
女子勞働者の結婚問題
オリムピツクとヒツトラー
勝美夫人のその後
昭和のうばすて山事件
「ウソ倶樂部」「謎々」の流行
魚屋さん頑張れ!
保險金目当あての自殺
所得税賦課の免稅點引さげ
[六號雜記]
長篇か短篇かに非ず(高見順)
敎養の効用(澁川驍)
「敎養」無用論(那珂孝平)
ゴルキイの退屈さ(小坂たき子)
萬人の眼(上野壯夫)
地方讀者諸君(荒木巍)
紅葉硏究會報告(圓地文子)
[長篇]
流れ(第一囘)(立野信之)
大學(第四囘)(田村泰次郞)
人民文庫賞決定發表
編輯後記
 
第1巻第9号
國際文化擁護著作家協會から
人民社だより
讀者の頁
市井談義
退職手當問題と女敎諭の服毒
開眼少女のことについて
壽命の一時拂ひとは羨やまし
「毎度ありがたうございます」
新版「鬼熊」事件を巡って
文藝會館はどこに建つ
殺人燒酎の横行と取締り
勞働組合禁止と全總幹部
痛快なる賣上税の話
一錢位の値上げがなんぢや
小林多喜二姸究報告(古澤元)
荒木巍君への手紙(島木健作)
[小説]
巷塵(伴野英夫)
女の子・男の子(本庄陸男)
樽切湖(澁川驍)
肉體の英雄(平林彪吾)
妻の話(矢田津世子)
[二人三脚]
「肉體の罪」批評(新田潤)
「精神の罪」「肉體の罪」(田宮虎彦)
「會議」「調停」に期待(松田解子)
「東京市電」批評(本庄陸男)
田宮君の小説(古我菊治)
「若い爭ひ」小感(上野壯夫)
散文精神を訊く(座談會) ○散文精神と時代 ○舊美學への反抗 ○有島・廣津の論戰 ○西鶴の影響 ○秋聲の變遷 ○機構の問題(德田秋聲/廣津和郞/佐藤俊子/武田麟太郞/高見順/澁川驍/圓地文子)
知感記(七)(靑野季吉)
さも・くりちか(前田河廣一郞)
小生のことについて(中西伊之助)
[長篇]
流れ(第二囘)(立野信之)
大學(第五囘)(田村泰次郞)
井原西鶴(第六囘)(武田麟太郞)
時事漫畫(加藤悅郎)
編輯後記
 
第1巻第10号
人民社だより
讀者の頁
[小説]
惡夢(細野孝二郞)
樽切湖(中篇)(澁川驍)
虛ろな顏(小坂たき子)
年の輪(中篇)(古澤元)
[二人三脚]
「故舊忘れ得べき」を讀んで(矢田津世子)
「故舊」の讀後に(大谷藤子)
時代の兒・新田潤(古澤元)
「片意地な街」に寄せて(澁川驍)
本庄陸男の巧さ(菊池克己)
本庄君もっと氣樂に(湯淺克衞)
市井談義
一〇・二五事件をめぐって
過勞を避け滋養をとれ
議事堂は出來たけど
中年壯年老年學校の提唱
オリムピツク服と選手
邪敎征伐萬歳
ジャーナリズムといふもの
醫者の誤診について
悲劇「父歸る」の問題
鐵相は市ケ谷がお好き
[六號雜記]
虛構といふこと(新田潤)
日記より(圓地文子)
機構を描く小説(竹内昌平)
女の子(田宮虎彦)
雨やみの感想(那珂孝平)
讀者と生活と文學を語る(愛知・犬塚信次/愛媛・堂山岬三/臺灣・南方鳥/東京・上原高子/金澤・越野淸安/埼玉・峰岸耕牧/東京・島秀生/靜岡・杉山文男/新田潤/古澤元/本庄陸男/高見順/武田麟太郞)
德田秋聲の姸究(伴野英夫)
最近の日本文化について(江口渙)
宿(前田河廣一郞)
中西君を巡って(村松正俊)
[長篇]
流れ(第三囘)(立野信之)
城門の街(第一囘)(湯淺克衞)
文藝講演會報告
時事漫畫(加藤悅郎)
編輯後記