悲劇喜劇 第1号-第5号(昭和3年10月~4年2月)
悲劇喜劇 Ⅰ 昭和三年十月
赤蟻〔一幕〕(中村正常)
鳥籠を毀す〔一幕〕(阪井正夫)
蝙蝠座の回顧(岩田豐雄)
ミュッセの一演出(鈴木信太郎)
キネマの脅威〔アシュレイ・デュウクス〕(山本修二)
劇作家に對する問(豐島與志雄)
九月戯曲界斷想(關口次郎)
秋の紐育劇壇(高原延雄)
フランクの「一萬二千人」(高橋健二)
ゴンチャロヷ女子の手紙(岩田豐雄)
科の藝術(山田珠樹)
閑談(辰野隆)
無地幕(岸田國士)
S・V・P
悲劇喜劇 Ⅱ 昭和三年十一月
アメデと靴磨臺上の諸君〔ジュウル・ロマン〕(岩田豐雄 譯)
冬の戰慄〔ステファン・マラルメ〕(鈴木信太郎 譯)
説話中の人稱と五兆(井汲清治)
セリフの味(久保田万太郎)
歌舞伎のセリフ廻し(濱村米藏)
寄席の話術(小島政二郎)
セリフと國語(土岐善麿)
閑談(辰野隆)
美聲論(加藤成之)
正しき聲(中島六郎)
詩の朗讀(竹友藻風)
詩の朗讀に就て(日夏耿之介)
詩歌の朗讀(與謝野晶子)
和歌の朗讀(齋藤茂吉)
「佛蘭西座」のマチネ・ポエチック(ノエル・ヌエット)
「詩の土曜」の追憶(内藤濯)
こすもらま
ホフマンスタールの新作について(高橋健二)
米國劇壇の消息(高原延雄)
十月戯曲雜記(關口次郎)
劇評類似(岩田豐雄)
「語られる言葉」の美(岸田國士)
S・V・P
悲劇喜劇 Ⅲ 昭和三年十二月
エプキュウルの園〔アナトオル・フランス〕(草野貞之 譯)
古代から中世までのファルス(新關良三)
シェークスピアの笑劇(高原延雄)
佛蘭西の笑劇(渡邊一夫)
ファルスに就ての斷片二つ(除村吉太郎)
喜劇の二途(高橋健二)
歌舞伎の道化芝居(濱村米藏)
「能」の中の道化と「狂言」の中の悲劇(坂元雪鳥)
十一月戯曲雜記(關口次郎)
劇評類似(岩田豐雄)
こすもらま
二つの「生ける屍」(高橋健二)
英國劇壇の消息(高原延雄)
巴里劇壇通信(ジャン・ド・ソンムラウル)
偶感(岩村和雄)
微笑の作者(石川欣一)
無地幕(岸田國士)
S・V・P
悲劇喜劇 Ⅳ 昭和四年一月
是名優哉〔一幕〕(岸田國士)
リュヤン・ギトリイの印象(辰野隆)
リュシャン・ギトリイ〔マティ・ルースー〕
シュザンヌ・デプレ夫人(岩田豐雄)
打ち明け話〔シュザンヌ・デプレ〕
マダム・ピエラ(山田珠樹)
フィルマン・ジェミエ(今日出海)
ルドミラ・ピトエフ覺書〔アンリ・ルネ・ルノルマン〕(川口篤 譯)
モーリス・ドゥ・フェロディ〔ポール・ジェラルディ〕(今日出海 譯)
アレキサンデル・モイシイ(旗豐吉)
ウェルナア・クラウス(村山知義)
エリザベト・ベルクネルの印象(新關良三)
ピカッソ(岩崎純孝)
カチャロフの印象(米川正夫)
モスクヴィンとカチャロフ(昇曙夢)
クニツペルの印象(山内封介)
ヂョン・バリモアとジェン・カウル(高原延雄)
名優〔?〕二三のグリンプス(宮島新三郎)
こすもらま
高潮に達した紐育のシーズン(高原延雄)
作品、演出に及ばず(高橋健二)
巴里劇場消息(ジャン・ド・ソンムラウル)
漱石演劇觀雜考(武野藤介)
S・V・P
悲劇喜劇 Ⅴ 昭和四年二月
獨逸劇の特質(新關良三)
佛蘭西劇の伝統(今日出海)
獨逸劇の特色(村山知義)
現代佛蘭西劇壇の趨勢(川口篤)
バップの見たる佛國劇壇(旗豐吉)
獨逸劇場行脚(岩田豐雄)
巴里の芝居を瞥見して(茅野蕭々)
ひとの畑を荒らすべからず(山田珠樹)
ビュッヒネルからバルラッハへ(高橋健二)
獨逸劇と佛蘭西劇の比較〔座談會〕
獨逸と佛蘭西のparodie(八木東作)
漱石演劇觀雜考(武野藤介)
マクベスの新演出(湯淺輝夫)
ア・デュクス氏の脱線(西村正美)
S・V・P