時論 第1巻第1-3号、第2巻第2-12号(昭和21年1月~22年12月)
第一巻第一號(昭和二十一年一月一日發行)創刊號
比較憲法的に觀たる日本的民主主義(田畑忍)
舊き憲法と新しき憲法(佐藤功)
政治論としての憲法論(加藤勘十)
自由と憲法(B・スミス)
憲法改正への胎動(柴田敏夫)
國民の求むる政治革新(財團法人 恒久平和研究所輿論調査部)
國家主義陣營は何處へ行く(木下半冶)
編輯後記
カット(榊原紫峰)
第一巻第二號(昭和二十一年二月一日發行)二月號
農地制度改革案論攻(井上晴丸)
インフレーション破局化の危機と克服の基本方策(木村禧八郎)
日本經濟再建の構想(蜷川虎三)
經濟民主化について(石濱知行)
[總選挙と政黨の態度]
封建遺制の徹底的打破(日本社會黨)
日本民主主義確立の具體的政策(日本共産黨)
鳩山一郎氏にインタビューする(日本自由黨)
時評(柴田敏夫)
編輯後記
カット(今井憲一)
第一巻第三號(昭和二十一年三月一日發行)三月號
日本科學の再建(岡邦雄)
これからつくられる日本文化(三枝博音)
學問の自由(下程勇吉)
新文化建設の課題(高山岩男)
日本文化再建問題としての教育制度改革
デュキー『學校の民主主義』紹介(編輯部)
教育制度改革への提言(吉村侃)
懸賞黨選學生論文[二篇]
インフレと鬪へ[社會時評](土屋清)
希望の合圖[文化時評](原四郎)
編輯後記
カット(今井憲一/下高原健治)
第二巻第二號(昭和二十二年二月一日發行)
アメリカの民主々義の本質(湯淺八郎)
地方自治制度の將來(高谷貞次郎)
地方行政と民主革命(吉川末次郎)
「勞働攻勢」の意義(中西功)
★政界談義—各政黨八つ當り(氣閑坊)
トレーズとフランス人民戰線(新村猛)
京都人の「おあいそ」(三宅周太郎)
鳴禽莊隨想(上村松園)
當面の住宅問題と都市計畫(中野勉)
引揚者問題の核心(廣谷豊)
霖雨(能勢克男)
H・G・ウエルズと日本(天野敬太郎)
英村便り♢村の反動派♢(河合悦三)
[創作]水清ければ(原田弘)
[長篇]呼び聲(藤森成吉)
☆時論
☆後記
第二巻第三・四號(昭和二十二年四月一日發行)
マルクス主義とヒューマニズム(名和統一)
平和革命について(松本慎一)
國家資本主義・社會化・社會主義(上田作之助)
經濟復興運動と勞資格派の態度(山崎早市)
炭礦國有論(内田譲吉)
☆山長巷談—教授グループ・官僚・其の他(新石達開)
藝術日記(福田新生)
啄木隨想(壺井繁治)
啄木未發表の日記と斷章(川並秀雄)
英村便り♢農地の爭奪♢(河合悦三)
[創作]水清ければ(原田弘)
[長篇]呼び聲(藤森成吉)
☆時論
☆後記
第二巻第五號(昭和二十二年五月一日發行)
外資の問題(高橋正雄)
完全雇傭と計畫經濟(森澤昌輝)
民主々義革命下の農民闘爭(伊東律)
自然と人間(湯川秀樹)
闘う法廷(布施辰治)
英村便り(河合悦三)
[長篇]呼び聲(藤森成吉)
☆後記
第二巻第六・七號(昭和二十二年七月一日發行)
經濟危機と克服の條件(鈴木茂三郎)
インフレーションの一究明(島恭彦)
知識階級今日の性格(森宏一)
理論の黨派性について(川崎己三郎)
森戸辰男論(春山行平)
闘う法廷(布施辰治)
近代日本文學に描かれた男女關係の一類型(片岡良一)
航海手帳(古川良範)
第二巻第八號(昭和二十二年八月一日發行)
世界平和と三つの民主々義(小椋廣勝)
經濟實相報告書批判(岸本誠二郎)
中國内線の新展開(具島兼三郎)
官僚と統制經濟(森澤昌輝)
アメリカ學生演劇(中西武夫)
小山内先生のことなど(河原崎長十郎)
東本願寺と日本共産黨(志賀義雄)
岩で出來た列島(山代ともえ)
呼び聲[第六回](藤森成吉)
第二巻第九號(昭和二十二年九月一日發行)
現代哲學の課題(山崎謙)
資本主義的安定と外國資本(名和統一)
文明革命の第一歩(鹿地亘)
日本の美術はどうなる(津田清楓)
☆都留重人寸評[モダン・フウズ・フウ]
[戯曲]圍まれた女(田口竹男)
第二巻第十號(昭和二十二年十月一日發行)
最近「資本主義論爭」の報告と討論(安部隆一/小山弘健/吉田義三/渡邊徹)
國會の民主化(西園寺公一)
法隆寺昭和修理の歴史的意義(淺野清)
新世界地図圖えの鍵(久我豊雄)
藝術的創造と職業(クロカワ・ツルジロー)
☆演劇時論
☆運動時論
☆新聞時論
呼び聲[第七回](藤森成吉)
第二巻第十一號(昭和二十二年十一月一日發行)
特輯・資本主義の「民主的」修正
企業整備と經濟再建(大塚万丈)
經・資・勞の企業總會(湯淺佑一)
モリエールと絶對主義(新村猛)
露伴先生の横顔(竹内資生)
闘う法廷(布施辰治)
孔先生とその弟子たち(くりはら・ゆう)
パイプ物語(山田忠男)
☆演劇時論
☆運動時論
呼び聲[第八回](藤森成吉)
第二巻第十二號(昭和二十二年十二月一日發行)
日本資本主義と資本の主體的性格(豊崎稔)
日本物價の性格(飯田繁)
國聯加入問題(田岡良一)
ホーリネスの憶ひ出(内田巖)
闘う法廷(布施辰治)
教壇の寶貝(林炳輝)
蜜蜂の通信兵(山内年彦)
呼び聲[終回](藤森成吉)