女性改造 第3巻第1-8,11号(昭和23年1月~11月)
第三巻第一號 一月号(昭和23年1月1日発行)
☆刺繍[口絵](前田青邨)
☆女の日記(野上豊一郎)
新しい倫理と貞操観(宮沢俊義)
若い女性のめざめ『眞知子』と『伸子』(鈴木安藏)
河上博士夫人のこと(河盛好藏)
情熱をかたむけて(長門美保)
処女会の話(柳田國男)
B・C・Gものがたり(隈部英雄)
夢と初夢(戸川行男)
私はどうして物識りになつたか(渡辺紳一郎)
私の雜記帳から(壺井榮)
政治と責任[読者の頁](内田栄子)
容貌と演技について(津村秀夫/山田五十鈴/衣笠貞之助)
俳句 塵中(石橋辰之助)
短歌 冬の日(木俣修)
詩 前途(菊岡久利)
創作 接吻(林芙美子/画・館慶一郎)
創作 人民相談日(石坂洋次郎/画・木村佳光)
☆表紙・目次・扉(中谷ミユキ)☆カット(平原喜代子)☆カット(高橋忠彌/宮嶋美明/館慶一/櫻井浜江)
第三巻第二號 二月号(昭和23年2月1日発行)
☆老衰反対(中島健藏)
ルネサンスと人間解放(加茂儀一)
救いなき労働(大塚美保子)
國鉄に働いて(石井百合子)
歌舞伎のいのち 藝と修業について(守隨憲治)
サラリーの経済学(岡崎三郎)
せめて光を(鷲沼登美枝)
汚された美貌(鈴木滋)
躾とたしなみ[読者の頁](高浜きぬ代)
エロチシズムと文学(坂口安吾/池田みち子)
茶のはなし(松崎芳郎)
横光さんの死(菊岡久利)
創作 恋なき季節(大原富枝)
創作 ろうそくの焰(中本たか子)
☆表紙・目次・扉(中谷ミユキ)☆カット(平原喜代子)☆カット(高橋忠彌/木村佳光/館慶一/櫻井浜江)
第三巻第三號 三月号(昭和23年3月1日発行)
☆桃の花の咲く頃(緒方昇)
読み方と聽き方(清水幾太郎)
『女の一生』(鈴木安藏)
横光利一の文学 戰後文学への問いとして(荒正人)
講和條約について(横田喜三郎)
聖者ガンジーの死(橘善守)
サラリーマンの女房(山口光子)
音樂『話の泉』(堀内敬三)
名作モデル考(神崎清)
外科手術(宮田重雄)
インフレはどうなる(高橋正雄)
短歌 黄昏の悲歌(福田栄一)
詩 あかがり(宮原義德)
犯罪世相(大宅壯一)
忍苦者(吉田絃二郎)
創作 アカシヤ少女(木村不二男)
☆表紙・目次・扉(中谷ミユキ)☆カット(平原喜代子)☆カット(高橋忠彌・館慶一・木村佳光・櫻井浜江)
第三巻第四號 四月号(昭和23年4月1日発行)
☆有閑夫人(石川達三)
政治のうごき(池松文雄)
生活協同組合を育てて(長文連)
子らの教育のために P・T・Aのありかた(石山脩平)
地震は予知できるか(荒川秀俊)
生きてる放送(藤倉修一)
家計簿の黑字(横田セイ)
家事審判所について(石渡満子)
続・音樂『話の泉』(堀内敬三)
名作モデル考 『不如帰』の眞相(神崎清)
花(古谷綱武)
結婚と性道德(クロタキ・マコト)
短歌 牡丹を抱く(内藤鋠策)
毒殺犯人追跡記(小門勝二)
創作 旅日記(佐多稻子)
☆表紙・目次(中谷ミユキ)☆扉カット(古沢岩見)☆カット(館慶一・藪内正直・木村佳光・平原喜代子)
第三巻第五號 五月号(昭和23年5月1日発行)
☆内面のうらうち(平林たい子)
ヤミはなぜなくならないか(山口正吾)
沈潜の人間愛 ボードレールと民主主義(河上徹太郞)
光を求める子供たち(沖一道)
オペラと歌舞伎(堀内敬三)
『黑い眼と茶色の目』(神崎清)
『扉』の蔭から[対談](藤倉修一/竹久千惠子)
一つの推理 毒殺犯人の仮面をあばく(小門勝二)
メーデーのはなし(エモリ・モリヤ)
野ばら(神山茂夫)
短歌 五月の幻想(若山喜志子)
女流作家を語る(平野謙/荒正人/平田次三郎/杉森久英)
創作 狐火(元木國雄)
☆表紙・目次(中谷ミユキ)☆扉・カット(古沢岩見)☆カット(村井正誠・藪内正直・朝妻治郎・平原喜代子)
第三巻第六號 六月号(昭和23年6月1日発行)
☆男女同権(村山知義)
世界暦について(羽仁五郎)
女性の独立の挫折 菊池寬の描いた女性(鈴木安藏)
二つの門 精神と肉体の相剋(龜井勝一郎)
女教員の立場から(尾崎みつ子)
歌劇とともに(藤原義江)
敗北の知性(黑岩光)
名作モデル考[坊つちゃん](神崎清)
歌と世相(丸山鉄雄)
傳染病(正木不如丘)
暴力は婦人の敵である(神近市子)
増産を阻む迷信[読者の頁](宮林照葉)
ヨーロッパの女性たち(渡邊護)
創作 稻妻(澁川驍)
☆表紙・目次(中谷ミユキ)☆扉・カット(古沢岩見)☆カット(村井正誠・藪内正直・朝妻治郎・小松義雄)
第三巻第七號 七月号(昭和23年7月1日発行)
☆愛の言葉(河盛好藏)
日本に帰って日本をおもう(フランクリン)
人体美について(西田正秋)
滅びにいたる道(戸川行男)
映画は商品か(村山知義)
文学への情熱(梅崎春生)
ことばの表情(川上三太郎)
名作モデル考 島崎藤村作『春』を繞って(神崎清)
女性の描写について(吉村公三郎)
ビルディング巷談(今和次郎)
ダンサーになってみて(菊池晶子)
恋愛観の変遷 浪漫的恋愛と近代的恋愛(本間久雄)
短歌 夕映(岩崎覺)
花沈む集團見合(石坂洋次郎)
創作 餘つた命(中里恒子)
☆表紙・目次(中谷ミユキ)☆扉・カット(古沢岩見)☆カット(村井正誠・藪内正直・朝妻治郎・小松義雄)
第三巻第八號 八月号(昭和23年8月1日発行)
☆終戰後三年(石原謙)
守られない法律(宮沢俊義)
次代への教訓 東京裁判の示すもの(高松棟一郎)
アメリカの婦人はなにをしているか(坂西志保)
椎名・梅崎・中村『戰後作家』について(杉森久英)
きものとたたみ(古谷綱武)
『鐘の鳴る丘』是非(阿部眞之助)
名作モデル考 島崎藤村作『春』を繞って(神崎清)
動く横顔[時の人](笠置シズ子/藤倉修一/平林たい子)
崩壊の前夜 三たび歴史の日を迎えて(長谷川才次/山本正雄)
俳句 夜涼(中村汀女)
花嫁抄(奥野啓造)
小説 愛情の系譜(圓地文子)
連載小説 こゝに薔薇あらば(藤原審爾)
☆表紙(中谷ミユキ)☆目次(藪内正直)☆挿絵(成瀬嘉與子)
第三巻第十一號 十一月号(昭和23年11月1日発行)
☆生花は第二藝術か(栗林農夫)
小説のよみかた(桑原武夫)
人間性の解放と性の解放(佐藤晃一)
親と教師と子供(阿部眞之助)
アメリカ外交界の女性パイオニアー(石垣綾子)
共同募金はどうなっているか(小林文男)
賣淫はなくならぬか(神近市子)
平沢家の人々(帯刀貞代)
名作モデル考 『破戒』の描くもの(神崎清)
諏訪根自子と岩本眞理(野呂信次郎)
絵画の虹(三岸節子)
短歌 薄明(小暮政次)
動く横顔[人物点描](松岡洋子/東郷青兒/堀崎繁喜)
小説 青い花(峰雪栄)
小説 落魄(池田みち子)
☆表紙(中谷ミユキ)☆目次(藪内正直)☆挿絵(大久保実雄・館慶一)