女性改造 第1巻第1-3号、第2巻第1-2,6-9号(昭和21年6月~22年11月)
第一巻第一號 六月創刊號(昭和21年6月1日發行)
☆創刊の辭(山元實彦)
婦人問題と婦人代議士(宮澤俊義)
女性解放の基本條件(中川善之助)
婦人參政のもたらせるもの[對談](馬場恒吾/加藤シズエ)
吉田内閣の成立まで[女性政治時評](岩淵辰雄)
婦人代議士は何をなすべきか(阿部眞之助)
天皇制について(荒井作之助)
家族制度と家族主義(中野好夫)
人民家計の破滅(橘英雄)
☆東京録音[社會風俗時評](上田庄三郎)
『レディーズ・ファースト』(坂西志保)
俗物(石坂洋次郎)
今昔(壺井榮)
彼女たちは何をしたのか[軍閥婦人像](白木正之)
特攻隊の母(今日出海)
☆金魚・松魚・新圓(サトウ・ハチロー)
鉄窓をへだてて(宮本顯治/宮本百合子)
☆俳句 メーデーの雨(栗林一石路)
☆短歌 疎開地(窪田空穗)
隨想 紅い花(横光利一)
創作 八重垣姫(芹澤光治良)
☆表紙・カット(高橋忠彌)☆カット(岡村夫二男/木村佳光)
☆漫畫(加藤悦郎)
第一巻第二號 七月號(昭和21年7月1日發行)
憲法と女性(鈴木安藏)
官僚政治の限界[女性政治時評](岩淵辰雄)
婦人代議士にのぞむ(羽仁説子)
インフレーションと家庭經濟(鈴木茂三郎/渡邊多惠子)
食糧の危機に思ふ(帯刀貞代)
食糧の人民管理(勝目テル)
職業婦人の問題(能智修彌)
☆ソ聯の母子愛護施設(M・アムシンスキー)
家出したノラ(中野好夫)
☆東京の横顔[社會風俗時評](上田庄三郎)
女性解放の先驅者(住谷悦治)
或る對話[一外人と語る](中野五郎)
☆モンペの示唆するもの(獅子文六)
復員船V八九號(清水弘)
祖國の表情[外地引揚の女性は語る](高柳登美)
三浦環さんの思ひ出(村松梢風)
俳句 梅雨(水原秋櫻子)
短歌 朝花(釋迢空)
廢園の小鳥(鹿地亘)
☆表紙(高橋忠彌)☆カット(岡村夫二男・木村佳光)
第一巻第三號 八月號(昭和21年8月11日發行)
東京裁判と女性(横田喜三郎)
☆市ヶ谷の法廷から(笠井眞男)
男女の平等と家の民主化(松本愼一)
都市と農村[食生活を中心に](平野義太郎/高倉テル)
降伏終戰一周年(岩淵辰雄)
末端は民主化されたか(上田庄三郎)
通貨の旋風(土屋清)
☆追憶のブロード・ウェイ(坂部清子)
あめりか女性論(中野五郎)
ミズリイ號の思ひ出(加瀨俊一)
☆平澤氏と羊羹(假屋麥彦)
短歌 朝花2(釋迢空)
短歌 新涼抄(土岐善麿)
創作 變つた女(平林たい子)
歴史の一齣(林芙美子)
☆表紙・カット(高橋忠彌)
☆カット(岡村夫二男/木村佳光)
第二巻第一號 新年號(昭和22年1月1日發行)
☆女性誕生<口繪寫眞>(寫眞・田村茂/文・壺井榮)
☆いのちある智慧(宮本百合子)
女のことば(高倉テル)
『人間』への開眼(中島健藏)
完全雇傭と女性の解放(松本愼一)
人間教育を語る(安倍能成/天野貞祐/小宮豊隆)
自分の影を見失つた年代(高松棟一郎)
女性文化と教養(石原謙)
女性の幸福(鈴木安藏)
家のことなど(佐田稻子)
男の立場から(淡路圓治郎)
美と才能について(溝口健二/織田作之助/田中絹代)
☆短歌 風日(長谷川銀作)
☆俳句 冬十章(三谷昭)
修道院にて(湯淺年子)
すられた時計(栗林農夫)
男と女(秋山安三郎)
創作 霧の中(大谷藤子)
創作 指(林芙美子)
☆表紙(圖案・高橋忠彌)(文字・村井外與二)☆挿繪(仲田菊代/櫻井濱江)☆カット(高橋忠彌/木村佳光/仲田菊代/平原喜代子/櫻井濱江/瀧川太郎)
第二巻第二號 二月號(昭和22年2月1日發行)
☆犬儒主義を捨てよ(長與善郎)
明日の知性(宮本百合子)
女性の新たなる出發(原田清子)
貞操の進化(正木不如丘)
アメリカの家庭婦人と一日の生活(石垣綾子)
文化について(深尾須磨子)
日本古代の女性(京口元吉)
文學の貧困について(杉森久英)
女とたばこ(小門勝二)
南京の風物(草野心平)
二合五勺に關する愛國的考察(坂口安吾)
☆短歌 鹽濱(中村正爾)
文學と女性(青野季吉)
創作 情人(池田みち子)
創作 女人像(伊藤整)
☆表紙(圖案・高橋忠彌)(文字・村井外與二)☆目次・扉カット(仲田菊代)☆挿繪(仲田菊代/櫻井濱江)☆カット(高橋忠彌/平原喜代子/木村佳光)
第二巻第六號 八月号(昭和22年8月1日発行)
☆表現の動と静(辰野隆)
協同と合理化(江木武彦)
クルップスカヤ夫人のこと(いのうえ・みつる)
区会議員になってみて(山本千枝子)
社会主義と日本(高橋正雄)
婦人戰線の前衞として(鷲沼登美枝)
愛の意味を悟るまで(ヘレン・ケラー)
新劇とともに(杉村春子)
星座のロマンス(野尻抱影)
☆短歌 鹿野山七首(中河幹子)
片山内閣はインフレをとめうるか(菱山辰一)
私の白書[読者の頁](谷口純子)
露天はんじょう(竹田博)
細川ガラシャの生涯(森田草平)
創作 青春の記憶(森三千代/画・中谷ミユキ)
☆表紙(図案・高橋忠彌)(文字・村井外與二)☆目次・扉カット (中谷ミユキ)☆カット(中谷ミユキ/平原喜代子/高橋忠彌/伊藤憲治/木村佳光)
第二巻第七號 九月号(昭和22年9月1日発行)
☆奇数の『客』(工藤信一良)
敗戰二年をかえりみて(高橋正雄)
いかに読むべきか(羽仁五郎)
放送局のスタジオから(江上フジ)
新秋の雲の下で[映画随想](津村秀夫)
姦通罪廃止について(瀧川幸辰)
女性の生きかたに触れて(中野実)
役人(阿部眞之助)
インフレの嵐に誰が生き残るか(森沢昌輝)
最初の野球放送(河西三省)
民衆と官僚[読者の頁](矢野圭一)
鉄格子の中から(女囚座談会/司会・正木旲)
短歌 菜園秋色(土屋文明)
蛇談(中西悟堂)
昔の食卓と今の食卓(サトウ・ハチロー)
創作 折られた葦(岡田三郎/画・館慶一)
☆表紙(図案・中谷ミユキ)☆目次・扉カット(中谷ミユキ)カット(平原喜代子/高橋忠彌/伊藤憲治/木村佳光)
第二巻第八號 十月号(昭和22年10月1日発行)
☆服飾の見識(鈴木文史朗)
実地ということ(なかの・しげはる)
残された婦人問題(虎谷喜惠子)
男くささ(中島健藏)
高すぎる公定價(森沢昌輝/都留重人)
日本映画の監督たち(岩崎昶)
カロリーと栄養(原実)
恋愛美に関する覚書(亀井勝一郎)
結婚資金をどうするか(神崎清)
新聞記者(戸川幸夫)
敗戰後の日本文学(高見順/中野好夫)
☆短歌 映像(五島美代子)
女のいる風景(塙長一郎)
創作 婚期(新田潤/画・館慶一)
☆表紙図案・目次(中谷ミユキ)☆扉(滝川太朗)☆カット(平原喜代子/高橋忠彌/伊藤憲治/木村佳光)
第二巻第九號 十一月号(昭和22年11月1日発行)
☆平和のまもり(宮本顯治)
『家』の廃止と離婚の自由(青山道夫)
人民と役人(丸山幹治)
考えるということ(栗林農夫)
服飾の美について(本郷新)
祖國にかえりて(大山郁夫/大山柳子)
『ことば』と生活(土岐善麿)
パトロン東京と文学(古谷綱武)
貞操返上(神近市子)
女教師の生活から(高田なほ子)
アメリカ映画の背景(春山行夫)
女子学生の生活実態(眞下信一/川崎七瀨/今井多似/中村二三子)
☆短歌 をとめたち(神山裕一)
お産映画の問題[読者の頁](宮林照葉)
ラジオと停電(林芙美子)
創作 愛情区々(芝木好子/画・館慶一)
☆表紙・目次・扉(中谷ミユキ)☆カット(平原喜代子)カット(高橋忠彌/瀧川太朗/伊藤憲治/櫻井浜江)