書斎 第4巻第1号-12号、第5巻第1号-6号(昭和15年1月~16年6月)
昭和15年1月号
讀書回想(高橋誠一郎)
さざれ石(西川義方)
山と民謡(田部重治)
怨めしい圖書館(平野零見)
書評
支那事變句集(大場白水郎/飯田蛇笏)
ロンドンの憂鬱(工藤直太郎/永戸政治)
國文學と佛敎(西義雄)
道元禪師の生涯と信仰(江部鴨村)
正月だより
編輯餘滴
表紙(スヰートピー)(中島亀三郎)
昭和15年2月
筆戯雑談(馬場孤蝶)
装本今日感(恩地孝四郎)
汪兆銘の言葉と文章(魚返善雄)
私の愛蔵書(諸家)
島の春(工藤直太郎)
書齋と書齋精神(三浦圭三)
書評
新技術者精神(金子鷹之助)
國文學と佛教(片岡良一)
讀者のサロン
二月だより
編輯餘滴
表紙(水仙)(中島亀三郎)
昭和15年3月
カムパネラ死亡三百年(大塚金之助)
讀史餘録(森田草平)
眞下飛泉の軍歌(植村清二)
ルーソーの家(出井盛之)
島の春(二)(工藤直太郎)
書評
「日米獨佛圖解辞典」(諸家)
古泉千樫とその歌(土屋文明)
ロンドンの憂鬱(文部省推薦 Contemporary japan)
讀者のサロン
三月だより
編輯餘滴
表紙(木瓜)(中島亀三郎)
昭和15年4月
帝國圖書館と私(松本喜一)
書籍漫筆(野村兼太郎)
日本語・マスク・愛嬌(成澤玲川)
日本の翼
書評
「滞獨随筆」(高濱虚子)
「定本鬼城句集」(松浦一)
「現代の名歌」(廣野三郎)
女兵(ニユイピン)(諸家)
讀者のサロン
四月だより
編輯餘滴
表紙(れんげさう)(中島亀三郎)
昭和15年5月
林子平と獨逸兵書(山岸光宣)
煩悩か精進か(別所梅之助)
一字一涙(勝本鼎一)
新緑の雁坂峠(茨木猪之吉)
樹木は郷土に歸る(上原敬二)
「私の見た動物の生活」(古川晴男)
「路傍の昆蟲」(石田周三)
五月だより
編輯餘滴
表紙(あやめ)(中島亀三郎)
昭和15年6月
書物の廣告(新關良三)
ライプチヒの古本屋(山口靑邨)
お内儀さんと奥さん(杉捷夫)
誤られた遺傳の常識(萩原時雄)
釣談義(魚住淸適)
林子平とケレイキスブック(藤崎俊茂)
書評
「生物心理學各論」(永野爲武)
「最近支那経済要論」(徳永淸行)
六月だより
編輯餘滴
表紙(枇杷)(中島亀三郎)
昭和15年7月
書齋を出る(成瀬無極)
繪と眼鏡(沖野岩三郎)
その頃の陸軍士官學校(齋藤瀏)
寫樂とその周圍(邦枝完二)
再び林子平と獨逸兵書について(山岸光宣)
高踏生活の第一歩(野崎小蟹)
書評
「靑年佛教叢書」(高階省三)
七月だより
編輯餘滴
表紙(葡萄)(中島亀三郎)
昭和15年8月
我が書齋(村松梢風)
"父の書齋"1
思ひ出すこと(市河晴子)
蘭印瓜哇の思ひ出(石井悌)
山と私(高畑棟材)
書評
「松籟」の感想(山口靑邨)
「惡童記」をよむ(神近市子)
「新哲學展望」について(岡田温)
切拔函
讀者のサロン
八月だより
編輯餘滴
表紙(ひるがを)(中島亀三郎)
昭和15年9月
私の書齋(平田禿木)
〝父の書齋″2
古い寫眞をめぐって(石川欣一)
尾瀬の今昔(武田久吉)
時局下の動物園(古賀忠道)
書評
「原色日本哺乳類圖説」
(山階芳磨/谷津直秀/駒井卓)
「秀句の鑑賞」を讀む(日野草城)
齋藤先生の「惡童記」を讀む(尾崎士郎)
切拔函
讀者のサロン
九月だより
編輯餘滴
表紙(絹毛たまげいとう)(中島亀三郎)
昭和15年10月
讀書の道(太宰施門)
書齋獨語(黒田亮)
低山と峠(關口泰)
〝父の書齋″3
中二階と二階(寺尾新)
書斎と讀書(大田黒元雄)
田舎讀書(栗林一石路)
書評
「吾が闘病」(安田徳太郎)
「機械の不思議」(竹内時男/大熊喜邦)
切拔函
讀者のサロン
十月だより
編輯餘滴
表紙(栗)(中島亀三郎)
昭和15年11月
或る日の歎息(吹田順助)
風塵賛歌(渡邊公平)
“父の書齋”
積み重ねられた本(戸川エマ)
草と兵隊(荻原時雄)
謂ゆる「死の前徴」について(隈本有尚)
鳥の自殺(堀内讃位)
切拔函
讀者のフロン
十一月だより
編輯餘滴
表紙(柿)(中島亀三郎)
昭和15年12月
朝風荘漫語(下村海南)
書齋の中心(新明正道)
不滅の書(井上吉次郎)
“父の書齋”
私の遊び場所(圓地文子)
文章と環境(靑野季吉)
著述と書齋(宮本武之輔)
書評
「音と影」を讀みながら(土岐善麿)
切拔函
讀者のサロン
十二月だより
近刊豫告
表紙(山茶花)(中島亀三郎)
昭和16年1月
辭書雜談(桑木巌翼)
出版今昔譚(田邊尚雄)
不讀書漫録(阿部眞之助)
「父の書斎」6
書斎と子供たち(芳賀檀)
書斎の思ひ出(上司小劍)
「書評」
「廊下と窓」斷相(加藤誠平)
「山旅の素描」を讀む(山下一夫)
「輯換日本の針路」を讀む(齋藤瀏)
一月だより
編輯録滴
表紙(葉牡丹)・本文カット(中島亀三郎)
昭和16年2月
窓(木村素衛)
本の覺(三村清三郎)
歌劇の歌詞(堀内敬三)
「父の書齋」7
整頓された平凡(丘直通)
數字や記號のない科學(林謙一)
「書評」
「明治初期來朝 伊太亞美術家の研究」を讀む(六類伸)
「蕉門の人々」を讀む(森銑三)
二月だより
編輯餘滴
昭和16年3月
讀書(本莊可宗)
「父の書斎」8
晩年の憶ひ出(小堀杏奴)
孟春漫筆(天野秀延)
「書評」
阿部眞之助氏の文章(神近市子)
靜讀「白紙の文學」を讀む(多田齊司)
讀書のサロン
三月だより
編輯餘滴
昭和16年4月
藏書と書齋漫録(土屋喬雄)
「父の書斎」9
モナ・リザの微笑(嘉治瑠璃子)
道志の谷(深田久彌)
「書評」
アンドレ・シモーヌをよむ(新居格)
「洋風庭園の造り方」を讀んで(穂坂八郎)
ダンネマン「大自然科學史」評
讀者のサロン
四月だより
編輯餘滴
昭和16年5月
誤植訂正欄がほしい(間崎万里)
「父の書齋」10
鼠と書齋(夏目伸六)
北京の城門(枝法)
春の山(内藤八郎)
「書評」
石川先生の「近代英詩選」(大和資雄)
讀者のサロン
五月だより
編輯餘滴
昭和16年6月
ローザの夢がたり(小林英夫)
書齋と讀書(工藤直太郎)
「父の書齋」11
四つの書齋(入澤文明)
數學の映畫化(高橋進一)
「書評」
「三省堂英和小辭典」(本多顯彰)
「佛教の傳説と美術」(逸見梅榮)
「白紙の文學」(熊代荘蓬)
讀者のサロン
六月だより
編輯餘滴