雑誌グンゾウ 180000946

群像 第18巻第5号-第8号(昭和38年5月~8月)

サブタイトル
著者名
出版者
大日本雄弁会講談社
出版年月
1963年(昭和38年)5月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/G94/18-5
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次

五月特大号
第六回「群像」新人文學賞
当選作
小説部門 重い車(文澤隆一)
評論部門 中野重治論序説(月村敏行)
座談會 新人文學賞選評
(伊藤整/大岡昇平/中村光夫/平野謙)
創作特集
プロクラスティネーション(なかのしげはる)
尻の穴(高見順)
牛先生(野間宏)
さんじゃうばつから(圓地文子)
茶の木(木山捷平)
半五郎藝談(花田清輝)
花束(吉行淳之介)
高慢と偏見(阿部知二)
請願書(椎名麟三)
大人向き(大江健三郎)
ある商人の告白(井上友一郎)
高い豚肉(杉浦明平)
春の色(尾崎一雄)
一路(八)(丹羽文雄)
咲庵(四)(中山義秀)
狂ひ凧(完結)(梅崎春生)
文藝雑誌と文壇(瀬沼茂樹)
二つの文學的状況(荒正人)
森田草平と平塚明子(日本文壇史)(伊藤整)
漢字の表音性(現代の言葉)(岩淵悦太郎)
悪魔的結末(映畫雑感)(深澤七郎)
『イワン・デニソビッチの一日』(書評)
創作合評
赤い苺
偕老同穴
有明海
驟雨
(河上徹太郎/安岡章太郎/亀井勝一郞)
文藝知識
小説という言葉
ノヴェル
フィクション
ロマンス
アンチ・ロマン
文壇の変遷
侃侃諤諤
讀者論評
明治・大正・昭和の文學者二百七十八名の主要作品、
作風、参考文献等を寫眞と共に収録
巻末附録
日本現代文藝家事典

六月号
創作
雪と狐の遠景(一〇一枚)(舟橋聖一)
三人(なかのしげはる)
ニセ札つかいの手記(九六枚)(武田淳)
家(川崎長太郎)
給料表(新人)(黒須重彦)
一路(九)(丹羽文雄)
咲庵(五)(中山義秀)
啄木の見た東京文壇(日本文壇史)(伊藤整)
語の書き分け(現代の言葉)(岩淵悦太郎)
戦後文学のロマンチックな夢(山室靜)
自然と人生(宮本正太郎)
瞑想にふける場所(成瀬悟策)
カエルの日本侵攻記(川村智次郞)
近代日本文學の底流(江藤淳)
俳優の魅力(映畫雑感)(北原武夫)
現文壇に(座談會)
文學讀者と出版部数の変化
春畫的小説について
作品評価の基準
現代文學の状況
文藝雑誌と同人雑誌
プロレタリア文學と性
純文學という観念の成立
批評家の役割
(勝本清一郎/吉田精一/小田切秀雄)
『質屋の女房』(書評)
文藝知識
コント
自傳小説
侃侃諤諤
讀者論評
創作合評(193回)
作品
狂ひ凧
日々の例
灯火の記憶
茶の木
(河上徹太郎/安岡章太郎/亀井勝一郎)

七月号
創作
鳥(一〇〇枚)(庄野潤三)
野趣(瀧井孝作)
砂漠の川底(寺崎浩)
ガラスの牢獄(大原富枝)
渓流 新連載(佐多稲子)
一路(十)(丹羽文雄)
咲庵(六)(中山義秀)
奇妙な埋葬(ハンガリー 一三一枚)
(デーリ・ティボル/工藤幸雄訳)
5時から7時までのクレオ(映畫雑感)(遠藤周作)
戦後派はかく考えてる
「戦後文學幻影説」について
マルクス主義と戦後文學
「近代文學」について
純文学と大衆文學
批評家への要望
戦後派と文壇
民俗独立闘争から平和共存へ
戦後派作家の文學の理想像
(野間宏/椎名麟三/武田泰淳)
志賀さんと秋艸道人(淺見淵)
交通「当りまえ」のこと(八十島義之助)
国土診断(中野尊正)
礼(西山卯三)
革命のゆくすえ 新人賞受賞第一作(月村敏行)
二葉亭四迷の「平凡」(日本文壇史)(伊藤整)
同音の言葉(現代の言葉)(岩淵悦太郎)
現代作家の生活(奥野健男)
久保田万太郎さん追悼(丸岡明)
「小説の再発見」(書評)
文藝知識
美文
印象批評
侃侃諤諤
讀者評論
「讀者カード」当選発表
〈一九四回〉
ニセ札つかいの手記
自慢話
敬老週間
夜の風船
雪と狐の遠景
(河盛好蔵/福永武彦/青柳瑞穂)

八月特大号
創作
長篇一挙掲載
風濤(井上靖)
一路(十一)(丹羽文雄)
渓流(二)(佐多稲子)
咲庵(七)(中山義秀)
面影(大岡昇平)
私のもの(遠藤周作)
自然主義の最盛期(日本文壇史)(伊藤整)
敬語(現代の言葉)(岩淵悦太郎)
夜の終りに(映畫雑感)(野間宏)
創作合評(195回)
鳥・地の群れ・野趣
(河盛好蔵/福永武彦/青柳瑞穂)
歴史の観衆(松好貞夫)
“ニセ札つかい”の思想(大門一樹)
漱石とジェイムズ(谷口隆男)
文學者の聲価(平野謙)
文學讀者の傾向(アンケートの結果)
文壇用語から見た戰後文壇史(瀬沼茂樹)
『藝術と伝統』(書評)
文藝知識
挿繪
悪漢小説
文藝學
風俗小説
硬文學・軟文學
意識の流れ
全体小説
平面描寫と一元描寫
特集・戦争と文學者
座談會
戦争と文學者
「泰平」ムード下の戦争観
文學者は戦争をどう受け止めたか
文學者の抵抗のかたち
戦争文学と「戦争部分小説」
反戦文學の作品
多忙は文學者をどう変えたか
(高見順/平林たい子/本多秋五)
文學者の軍隊歴(五十九氏)
わが軍隊生活
兵隊と大砲(廣津和郞)
昭和初年の幹部候補生(中谷孝雄)
兵営の頃(壇一雄)
ソンをしなかった輜重兵(武田泰淳)
キャラメル事件(島尾敏雄)
わが兵歴(梅崎春生)
戦争文學はまだ書かれていない(山本健吉)
侃侃諤諤 
讀者論評
新人文學賞応募規定