雑誌グンゾウ 180000944

群像 第18巻第1号-第4号(昭和38年1月~4月)

サブタイトル
著者名
出版者
大日本雄弁会講談社
出版年月
1963年(昭和38年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/G94/18-1
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次

第十八巻第一號(昭和三十八年一月一日發行)新年號
[創作]
咲庵[新連載](中山義秀)
狂い凧[新連載](梅崎春生)
ちょんがれ武左衞門(佐藤春夫)
女ぼ帽子(小島信夫)
再會(由起しげ子)
童話(遠藤周作)
一路[四](丹羽文雄)
滅惡山脈[新人113枚](中川芳子)
年月のあしおと[明治・大正・昭和の文學的思い出](廣津和郎)
寛と登美子と晶子[日本文壇史](伊藤整)
愛の空虚[映畫雜感](椎名麟三)
現代の言葉[一](岩淵悦太郎)
新しい道(きだみのる)
コロポックルとエスキモー(芹澤長介)
温泉開發の問題點(山下幸三郎)
彗星狩り(廣瀨秀雄)
正宗白鳥研究<座談會>正宗白鳥
白鳥のリアリズム・白鳥文學の新しさと魅力・白鳥の二重構造性・斷念と不信用・白鳥の小説とその小説觀・自由人白鳥(中村光夫/寺田透/平野謙)
正宗忠夫の診療記録(齊藤淏)
正宗白鳥と私(深沢七郎)
正宗白鳥先生との交渉(中島河太郎)
[書評]『美しい星』
[文藝知識]リアリティとアクチュアリティ
     私小説という名稱
     心境小説
戰後文學は復活した(大岡昇平)
▽侃侃諤諤
▽讀者論評
▽講談社賞の決定
▽野間文藝賞の決定
創作合評[188回]—作品名—・爆裂彈記・ゆれる葦・隣家の犬・ヤゴの分際(伊藤整/本多秋五/山本健吉)
表紙・カット(清川泰次)

第十八巻第二號(昭和三十八年二月一日發行)二月號
[創作]
燃える薔薇[235枚](中村眞一郎)
燒き栗とアスパラガスの街(安岡章太郎)
石垣(壺井榮)
觀光バス(三浦朱門)
一路[五](丹羽文雄)
狂い凧[二](梅崎春生)
年月のあしおと[明治・大正・昭和の文學的思い出](廣津和郎)
「明星」の分裂[日本文壇史](伊藤整)
喜劇と悲劇[映畫雜感](網野菊)
言葉の規範[現代の言葉](岩淵悦太郎)
叛逆の鬼(小林高四郎)
徳川禁煙令始末記(大熊規矩男)
よき時代のよき正月(山中裕)
<座談會>近頃の批評家
*批評家の批評と作家の批評*内在批評と外在批評*批評に汚職はあるか*マスコミと「既成文壇打倒」*批評家・讀者の作品評價*純文學と大衆文學の關係*原理主義と技術主義の矛盾*惡役批評家の存在意義(舟橋聖一/平林たい子/高見順)
文學の擁護[書評]
[文藝知識]雜誌の起源
     新聞小説の起源
     文壇
     大河小説
戰後文學をどう受けとめたか(大江健三郎)
■侃侃諤諤
■讀者論評
創作合評[189回]—作品名—・再會・女の帽子・頑な今日・幸福・男と九官鳥・老人(伊藤整/本多秋五/山本健吉)
表紙・カット(清川泰次)

第十八巻第三號(昭和三十八年三月一日發行)三月號
[創作]
雅歌(北原武夫)
妄執(中谷孝雄)
薔薇いろの霧(丸岡明)
煤煙[新人125枚](西原啓)
一路[六](丹羽文雄)
狂い凧[三](梅崎春生)
咲庵[二](中山義秀)
年月のあしおと[明治・大正・昭和の文學的思い出](廣津和郎)
<座談會>大衆と文學
*大衆と前衞藝術*中井正一と「思想の科學」*廣津和郎と松本清張の違い*「求道者と認識者」について*これからの文學はどうあるべきか*同人雜誌のあり方*文明と文化の矛盾*アクチュアリティとリアリティの統一(平野謙/大岡昇平/埴谷雄高)
日本の近代文學と「實物」(稻垣達郎)
動物の社會順位とその功罪(淺倉繁春)
難波宮(山根德太郎)
社會學のアクチュアリティ(武田良三)
石川啄木と野口雨情[日本文壇史](伊藤整)
言葉のはたらき[現代の言葉](岩淵悦太郎)
再説「戰後文學は幻影だった」(佐々木基一)
愛と不信[映畫雜感](吉行淳之介)
『女の宿』[書評]
[文藝知識]戰後派の文學
     通俗文學
     大衆文學
     著作權制度の沿革
■侃侃諤諤
■讀者論評
創作合評[190回]—作品名—・燃える薔薇・少年の橋・黒猫ジュリエットの話(伊藤整/本多秋五/山本健吉)
表紙・カット(清川泰次)

第十八巻第四號(昭和三十八年四月一日發行)四月號
[創作]
赤い苺(網野菊)
南信濃路(きだみのる)
愛の證明(曾野綾子)
海霧の町で(八木義德)
古いトランク(阿川弘之)
一路[七](丹羽文雄)
狂い凧[四](梅崎春生)
咲庵[三](中山義秀)
年月のあしおと[完結](廣津和郎)
七〇ミリが三五ミリをどう乘りこえるか[映畫雜感](木下順二)
啄木の上京[日本文壇史](伊藤整)
ナップ創立三十五周年(平野謙)
明治の學者像(高木市之助)
時期はずれの大雪の中で行われた櫻田門外の變(荒川秀俊)
異端の勸め(笠原一男)
血清は語る(福見秀雄)
近頃新劇異聞(田中千禾夫)
專門語と一般語[現代の言葉](岩淵悦太郎)
特集・私小説
<座談會>私小説作家の精神
・私小説は骨ばかりか・私小説作家は才能がないか・實生活と作品の關係・最近の私小説的作品について・作家のエネルギーと分別・純文學の才能と大衆文學の才能・危機がなくては私小説は書けぬか・私小説はどうなるか(瀧井孝作/川崎長太郎/尾崎一雄)
歪んだ私の映像(平林たい子)
私小説の不可能性(安岡章太郎)
『大衆藝術家の肖像』[書評]
[文藝知識]原稿用紙
     盗作
     同人雜誌
     第三の新人
     中間小説
     大新聞と小新聞
■侃侃諤諤
■讀者論評
創作合評[191回]—作品名—・雅歌・夢の城・忘却の河・たたかい・煤煙(河上徹太郞/安岡章太郎/龜井勝一郎)
表紙・カット(清川泰次)