群像 第17巻第9号-第12号(昭和37年9月~12月)
群像 九月號(昭和三十七年九月一日發行)
[創作]
夢蝶(63枚)(尾関一雄)
黒いなかの白い顔(木下順二)
出發は遂に訪れず(77枚)(島尾敏雄)
やもめ爺と三十後家の結婚(56枚)(川崎長太郎)
世界の新文學・ドイツ 自由のさくらんぼ 190枚(A・アンデルシュ/中田美喜譯)
記憶ちがひの座談會(仲間の面々)(安岡章太郎)
年月のあしおと(明治・大正・昭和の文學的思い出)(廣津和郎)
三つの結婚(日本文壇史)(伊藤整)
本は生きもの(富永牧太)
左へ、左へ!(野々村一雄)
雨乞い(正野重方)
戰後文學は幻想か(本多秋五)
舟橋聖一(十二の肖像畫)(山本健吉)
文學を志す人々へ(あらゆるものから影響されつつ)(武田泰淳)
侃侃諤諤
讀者月評
新人文學賞應募規定
講談社だより
創作合評(一八四回)(埴谷雄高/平林たい子/寺田透)
終の棲家 圓地文子
丸の内八號館 芝木好子
月 三島由紀夫
表紙・カット 淸川泰次
群像 十月特別號(昭和三十七年十月一日發行)
創刊記念創作大特集
一路(新連載)(丹羽文雄)
貼り紙(なかのしげはる)
妻の世界(平林たい子)
女の宿(佐多稻子)
夫婦(圓地文子)
群衆のなかの顔(椎名麟三)
傳説(福永武彦)
出口(吉行淳之介)
市外(木山捷平)
野におけ(阿川弘之)
中篇
猫と泉の遠景(105枚)(舟橋聖一)
ピラミッド附近の行方不明者(132枚)(武田泰淳)
年月のあしおと(明治・大正・昭和の文學的思い出)(廣津和郎)
上林曉(十二の肖像畫)(山本健吉)
「明星」同人の九州旅行(日本文壇史)(伊藤整)
『近代文學』の昨今(仲間の面々)(本多秋五)
文學を志す人々へ(この厄介な仕事)(木下順二)
侃侃諤諤
讀者論評
新人文學賞應募規定
創作合評(185回)(高見順/平野謙/北原武夫)
出發は遂に訪れず
白猫
黒いなかの白い顔
姫鬼
表紙・カット 淸川泰次
群像 十一月號(昭和三十七年十一月一日發行)
[創作]
叫び聲(308枚)(大江健三郎)
一章 友人たち
二章 セックスの問題
三章 虎の行動
四章 怪物
五章 眞夜中
去年の薔薇(上林曉)
一路(二)(丹羽文雄)
文學を志す人々へ(毒を以て毒を制す)(安岡章太郎)
「風報社」の同人(仲間の面々)(尾崎一雄)
谷崎潤一郎と志賀直哉の青春(日本文壇史)(伊藤整)
丹羽文雄(十二の肖像畫)(山本健吉)
日本古建築に就て(藤原義一)
隕石さがし(村山定男)
北歐の性の解放(西淸子)
ヒトとゴリラの染色體(佐藤磐根)
小説の社會性(平野謙)
日本ペンクラブと日本文藝家協會(巖谷大四)
年月のあしおと(明治・大正・昭和の文學的思い出)(廣津和郎)
侃侃諤諤
讀者論評
新人文學賞應募規定
創作合評(186回)(高見順/平野謙/北原武夫)
故篠原陸軍中尉
猫と泉の遠景
貼り紙
妻の世界
表紙・カット 淸川泰次
群像 十二月號(昭和三十七年十二月一日發行)
[創作]
爆裂彈記(226枚)(花田淸輝)
その一册(長谷川四郎)
ヤゴの分際(88枚)(藤枝靜男)
一路[3](丹羽文雄)
世界の新文學・イギリス 漁船の繪(A・シリトー/丸谷才一譯)
有島武郎の場合[日本文壇史](伊藤整)
年月のあしおと[明治・大正・昭和の文學的思い出](廣津和郎)
「小説と描畫」の場合(なかのしげはる)
戰國大名の法律(佐藤進一)
ニホンザルの文化現象(宮地傳三郎)
革命的志向なき革命的人間について[《歪みの力學》と《彈力學》](埴谷雄高)
「一九四六」の三人[仲間の面々](福永武彦)
文學を志す人々へ[死をおそれて](島尾敏雄)
佐藤春夫[十二の肖像畫](山本健吉)
正宗白鳥氏を悼む
侃侃諤諤
群像新人文學賞應募規定
創作合評[一八七回](高見順・平野謙・北原武夫)
叫び聲
郷里の言葉
子供部屋
カナダ館一九四一年
表紙・カット 淸川泰次