雑誌グンゾウ 180000940

群像 第16巻第10号-第12号(昭和36年10月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
大日本雄弁会講談社
出版年月
1961年(昭和36年)10月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/G94/16-10
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
和書
目次

第十六巻第十號(昭和三十六年十月一日發行)十月特大號
表紙・カット(齋藤壽一)
[グラビア]十五年前と今(丹羽文雄/佐多稻子/平林たい子/石川淳/上林曉/大江健三郎/江藤淳/室生犀星/佐藤春夫/中村光夫/平野謙/圓地文子/井上靖/野間宏/安岡章太郎/曾野綾子)
[創作特集]
リー兄さん(正宗白鳥)
美しい村(武田泰淳)
高厭架線(丹羽文雄)
八犬傳の作者(圓地文子)
裏庭(安岡章太郎)
補陀落渡海記(井上靖)
蟬と朝顔(大原富枝)
展墓の章(上林曉)
リッチソン夫妻(庄野潤三)
電話(なかのしげはる)
ひとり遊び(曾野綾子)
秋のうた(佐多稻子)
片耳のたれた兎(高見順)
猿の檻(椎名麟三)
風をつぶした話(佐藤春夫)
わが塔はそこに立つ[12](野間宏)
不毛[4](平林たい子)
[座談會]戰後文學の流れ
・老大家の復活・第一次戰後派は何をしたか・占領下の檢閲制度・第三の新人と文壇生活・戰後という時代と戰後作家・文學のオリジナリティとは(伊藤整/平野謙/中村光夫)
[十五年]
 十年前(河上徹太郞)
 年齢(龜井勝一郎)
 部落物と批評(きだみのる)
 青い空(本多秋五)
 「肉體の門」を書いた頃(田村泰次郎)
 最初の詩(大江健三郎)
 梅茶屋對談(奥野信太郎)
 一九四六年十月(寺田透)
 昭和二十一、二年ごろに何をしていたか(小島信夫)
 十五年ひとむかし(山本健吉)
 編輯者の頃(梅崎春生)
 あれから、どう變ったか(石坂洋次郎)
年月のあしおと[明治・大正・昭和の文學的思い出](廣津和郎)
私小説ABC[常識的文學論](大岡昇平)
創作合評[173回]
——作品——・おまえの敵はおまえだ・たたかい・微笑・隅田川(埴谷雄高/中村眞一郎/佐々木基一)
侃侃諤諤
讀者月評
新人文學賞應募規定
巻末附録「群像」中心 戰後文學年表

第十六巻第十一號(昭和三十六年十一月一日發行)十一月號
[創作]
闇のなかの祝祭[175枚](吉行淳之介)
不毛[連載第五回](平林たい子)
わが塔はそこに立つ[完結](野間宏)
夕食後のひととき(長谷川四郎)
中野重治[現代作家論](本多秋五)
[遊び仲間]碁仲間(尾崎一雄)
     釣り仲間(丸岡明)
     ギャンブル仲間(近藤啓太郎)
     飲み仲間(青柳瑞穗)
[座談會]文學者と實践活動
・文學者とデモ・「松川裁判」と廣津和郎・「ついていけない」實践活動・政治と文學は別種のものか・文學者の「生活」と「考え方」・文藝家協會とペンクラブの聲明・署名の責任について・現代をどう生きるか(高見順/江藤淳/中島健藏)
二人づれ(荒正人)
レニングラードの老優たち(藤波與兵衞)
舊い記憶(汐見洋)
「純」文學は存在し得るか(伊藤整)
年月のあしおと[明治・大正・昭和の思い出](廣津和郎)
佐藤春夫の日本人の心情[常識的文學論](大岡昇平)
宇野浩二さん(川崎長太郎)
創作合評[174回]
——作品——・リー兄さん・片耳のたれた兎・むし暑い朝・補陀落渡海記・有馬皇子(埴谷雄高/中村眞一郎/佐々木基一)
侃侃諤諤
惡文追放
讀者月評
新人文學賞應募規定
表紙・カット(齋藤壽一)

第十六巻第十二號(昭和三十六年十二月一日發行)十二月號
[創作]
島[117枚](阿部知二)
老殘(川崎長太郎)
僕は日曜日には行かない[92枚](森茉莉)
視察旅行(杉浦明平)
抱影[71枚](中谷孝雄)
[スポーツ]レコード・ホルダー(花田清輝)
     水泳(由起しげ子)
     ぜんぶ本當の話(阿部公房)
野間宏について[現代作家論](木下順二)
年月のあしおと[明治・大正・昭和の思い出](廣津和郎)
松本清張批判[常識的文學論](大岡昇平)
片山敏彦のこと(本多顯彰)
「カルメン」をみて(倉橋健)
寸心先生十七回忌(下村寅太郎)
女子學生は何を讀んでいるか(太田三郎)
[座談會]純文學と大衆文學
*純文學はなぜ歴史的概念か*尾崎一雄と純文學の成立*「純粋小説論」前後*平野説をめぐって*認識者の文學*純文學の可能性*文壇の成立と大正文士氣質*純文學と大衆文學の關係*リアリズム論の再檢討(伊藤整/山本健吉/平野謙)
■侃侃諤諤
■惡文追放
■讀者月評
■新人文學賞應募規定
■「讀者カード」當選者名發表
創作合評[175回]
——作品——・わが塔はそこに立つ・闇のなかの祝祭・浮き燈臺(埴谷雄高/中村眞一郎/佐々木基一)
表紙・カット(齋藤壽一)