群像 第11巻第5号-第8号(昭和31年5月~8月)
群像 五月號 (昭和三十一年五月一日發行)
グラビヤ 東南アジア 庶民の生活 撮影・芝木好子
[創作]
靑い森(新連載・一二八枚)(阿部知二)
勝手な人(小島信夫)
斷層(畔柳二美)
遁走(九一枚)(安岡章太郎)
志賀さんの文學(瀧井孝作)
自然主義の先駆[日本文壇史](伊藤整)
ことば 續 (日本文化の根底に潜むもの 五)(きだ・みのる)
文藝時評・三角形の住人たち(杉浦明平)
[座談會]時流裁断(木下順二/淸水幾太郎/日高六郎)
放送法の改正
外から見た日本
日本の新聞
週刊誌の流行
日教組教研大會
永久革命者の悲哀(埴谷雄高)
空想と事實(花田淸輝)
東南アジアを旅して(芝木好子)
[對談]日本の藝術 五(豊竹山城少掾/三島由紀夫)
映畫の限界と映畫批評の限界(福永武彦)
「眞畫の暗黑」プラス・マイナス(瓜生忠夫)
文學者より讀者へ
(安部公房/荒正人/伊藤永之介/井上靖/加藤周一/龜井勝一郎/椎名麟三/武田泰淳/壺井榮/野間宏/平野謙)
書評
現代世界文學講座(鈴木力衞)
贋・久坂葉子傳(富士正晴)(庄野潤三)
創作合評(108回)(佐々木基一/寺田透/中村眞一郎)
作品
運命
自由詩人
夏の嵐
博徒ざむらい
人物案内 安岡章太郎 畔柳二美
侃侃諤諤
讀者月評
群像 六月號 (昭和三十一年六月一日發行)
グラビヤ 彈壓された文藝書[小田切秀雄編]
[創作]
旅へのいざない(長谷川四郎)
靑い森[連載第二回](阿部知二)
鴎外の子供たち(森類)
荷風の文壇登場(日本文壇史)(伊藤整)
なみだ(日本文化の根底に潜むもの 六)(きだ・みのる)
[文藝時評]文學的日本の廣さと深さについて(杉浦明平)
左翼文學はなぜ不毛か(高橋義孝)
風土は文學の傾向を決定するか[共同研究](加藤子明/濱田泰三/葉田達治)
[座談會]時流裁斷(木下順二/淸水幾太郎/日高六郎)
メーデーと報告式
不自由な日本語
進歩的政黨のあり方
民衆の政治感覺
暗い日本
實行と藝術(平野謙)
高村光太郎との僅かなかかりあひ(金子光晴)
上海にいた作家たち(小竹文夫)
日本の國家權力と文學(小田切秀雄)
[對談]日本の藝術 六(竹原はん/三島由紀夫)
汝もまた(花田淸輝に答え野間宏に問う)(荒正人)
事實と虚僞(坂口安吾の競輪事件について)(大井廣介)
あやに愛しき(自作の映畫化について)(上林曉)
ばらの刺靑(私の見た映畫)(八木義徳)
大衆は映畫だけのものではない(福田定良)
[書評]漂民宇三郎(井伏鱒二著)(河上徹太郎)
私の美術遍歴(龜井勝一郎著)(草野心平)
創作合評(109回)(佐々木基一/寺田透/中村眞一郎)
赤いシャボン玉
フォード一九二七年
遁走
女
追懷
人物案内
寺田透
長谷川四郎
侃侃諤諤
讀者月評
『質疑應答』原稿募集規定
群像 七月特大號 (昭和三十一年七月一日發行)目次 (繪・駒井哲郎)
グラビヤ 丹羽文雄氏の文壇交友録
[創作]
空想旅行(中村眞一郎)
濕つた土地(西野辰吉)
祖父(尾崎一雄)
靑い森[連載第三回](阿部知二)
映畫[日本の藝術・七]對談(山本薩夫/佐々木基一)
人類の立場(荒正人の間の前に立って)(野間宏)
世の中に歎きあり(大井廣介/荒正人/埴谷裕孝への反論)(花田淸輝)
マルクス主義文學理論の盲點(三浦つとむ)
作家や文化人の手は白い(住井すえ)
[文藝時評]再版『近代の超克』(奥野健男)
政治と文學(寺田透)
文壇交友録(丹羽文雄)
井伏鱒二會見記(淺見淵)
(座談會)時流裁斷(川島武宜/加藤周一/國分一太郎)
法律と大衆
著作權法
守られない法律
税金と法律
文學と裁判
上田敏と信州の歌人たち(日本文壇史)(伊藤整)
部落と進歩(日本文化の根底に潜むもの 七)(きだ・みのる)
ヒューマニズムと想像力(片山敏彦)
笑わぬ人々(飯澤匡)
撮影しながら學ぶこと(羽仁進)
首輪のない犬(私の見た映畫)(外村繁)
書評 海鳴りの遠くより(桂芳久著)(福永武彦)
頭にいつぱい太陽を(イブ・モンタン著)
創作合評(110回)(山本健吉/小島信夫/山室靜)
靑い小さな葡萄
旅へのいざない
雪の巣
小説の不倖
しのび泣き
人物案内
野間宏
西野辰吉
侃侃諤諤
讀者月評
『質疑應答』原稿募集規定
群像 八月號 (昭和三十一年八月一日發行)目次 [表紙・カット 駒井哲郎]
グラビヤ 室生犀星氏の文壇交友録
淡交(室生犀星)
[創作]
海の光[八十七枚](檀一雄)
花の下の井戸(火野葦平)
靑い森[完結](阿部知二)
文學・倫理・享樂 對談 (佐藤春夫/舟橋聖一)
非演劇的風土について(福田恆存)
文藝時評 保守的「進歩的文學者」(奥野建男)
闇の中の自己革命(埴谷雄高)
文學から學んだもの(岡倉古志郎)
建築 (日本の藝術・八)對談(丹下健三/佐々木基一)
正岡子規の死(日本文壇史)(伊藤整)
部落とホトトギスと掟(日本文化の根底に潜むもの 八)(きだ・みのる)
(座談會)時流裁断(川島武宜/加藤周一/國分一太郎)
國家主義の復活と愛國心
天皇制と家族制度
反米思想について
進歩思想の役割
日本人の劣等感
伊藤整會見記(淺見淵)
嵐の女(私の見た映畫)(白井浩司)
書評 同時代の文學者(寺田透著)(本多秋五)
筏(外村繁著)(小沼丹)
創作合評(111回)(山本健吉/小島信夫/山室靜)
ぶらんこに乘る女
夜間登攀
空想旅行
紫苑物語
小説高村光太郎
人物案内
檀一雄
福田恆存
侃侃諤諤
讀者月評
質疑應答(1)(應答者)(伊藤整/野間宏)