雑誌グンゾウ 180000917

群像 第6巻第6号-第12号(昭和26年6月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
大日本雄弁会講談社
出版年月
1951年(昭和26年)6月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
1冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/G94/6-6
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
欠:9-10
和書
目次

第六巻第六號(昭和二十六年六月一日發行)六月號 
▲表紙(川口軌外)
▲寫眞口繪(石坂洋次郎氏/龜井勝一郎氏)
インテリは生きていられない(クラウス・マン)
平和投票(埴生雄高)
金色夜叉による反時代的小説論(山本謙吉)
噂ばかり(手塚富雄)
落穗拾い[フランス文壇あれこれ](與謝野秀)
[特集]外國文學者の責任
 ある對話(福田恆存)
 文壇の片隅で(佐藤朔)
 しびれた觸手(武田泰淳)
 ひそかな結論(伊藤整)
文學的青春傳(石坂洋次郎)
[四季集]
 生き方(室生犀星)
 水商賣(河盛好藏)
 色の化けもの(草野心平)
 苦痛みつめるという事(網野菊)
 ふと見たもの(若杉慧)
 不向きな讀者(今泉篤男)
 明け方(山之口貘)
 選擧禍(原久一郎)
 投書(井上友一郎)
フォークナー會見記(小松ふみ子)
時任謙作[現代文學にあらわれた知識人の肖像](龜井勝一郎)
[創作]
 末の松山(石川淳)
 敗走(富士正晴)
 ある青春(梅崎春生)
 禁色[連載第六回](三島由紀夫)
 よごれた空(德永直)
 失われし藤原氏の墓所(稻垣足穗)
創作合評[四九回]
●姫鏡臺●螢草●インテリゲンチャ●望郷●漂う人●爬蟲類(丹羽文雄/高見順/阿部知二)
▲扉・カット(荻太郎)
▲目次カット(川端實)

第六巻第七號(昭和二十六年七月一日發行)七月特大號 
▲表紙(野口彌太郎)
▲寫眞口繪(中島健藏氏/武田泰淳氏)
▲目次・扉(村山密)
▲カット(山口薰)
心の燒け跡(正宗白鳥)
密通(北原武夫)
手(安部公房)
禁色[連載第七回](三島由紀夫)
日の滴り(今官一)
冷笑(武田泰淳)
一つの死(網野菊)
幸福な男[215枚](濱田耕作)
文學的青春傳(中島健藏)
巴里[座談會](宇野千代/三好達治/佐藤敬)
[現代作家論]
 船橋聖一(川上徹太郎)
 石川淳(寺田透)
文化の交流(片山敏彦)
杉野駿介[現代文學にあらわれた智識人の肖像③](龜井勝一郎)
ジイドの死(高田博厚)
理想の女性について(奥野信太郎)
受動憲章を評する(手塚富雄)
デュアメル會見記(木村太郎)
熱海にて(廣津和郎)
[四季集]孫の迷兒(武者小路實篤)
    山の話(深田久彌)
    畫を描く幸福(兒島善三郎)
    妄想?(川崎長太郎)
    若葉雨(外村繁)
    ジャーナリズムの風(杉捷夫)
創作合評
●富士の見える村で●奪いとられて●或るリベラリスト●バベルの塔●壁の草●鳶の影(中野重治/三好十郎/山村靜)

第六巻第八號(昭和二十六年八月一日發行)八月特別號 
▲表紙(香月泰男)
▲寫眞口繪(火野葦平氏/高橋義孝氏)
▲目次・扉(森芳雄)
▲カット(西村愿定)
[座談會]コムミュニズムとの對決 出席者(埴谷雄高/高見順/福田恆存/佐々木基一/平林たい子)
アンドレ・ジッドの思い出(ヘルマン・ヘッセ)
批評無用(高橋義孝)
To the un-happy few[宛名のない手紙1](渡邊一夫)
家庭小説の問題(加藤周一)
『旅愁』の矢代耕一郎(龜井勝一郎)
[特集]チャタレー裁判の悲劇(青野季吉)
   文藝作品と猥褻罪(木村龜二)
   藝術と肉感との矛盾(柳田謙十郎)
[創作]
 地上[120枚](阿部友二)
 骸骨(椎名麟三)
 禁色[連載第八回](三島由紀夫)
 白拍子武女(中山義秀)
[現代作家論]
 平林たい子(平野謙)
 林房雄(花田清輝)
文學的青春傳(火野葦平)
[四季集]蛇(川田順)
    名聲(尾崎一雄)
    ローマ字論者への提案(竹内好)
    會話のテンポ(木下順二)
    階級性離脱(本多秋五)
創作合評[五一回]
●異邦人●よごれた空●君命●丹那トンネル●ガラスの靴(中野重治/三好十郎/山村靜)

第六巻第十一號(昭和二十六年十一月一日發行)十一月特別號
▲表紙(麻生三郎)
アンナ・カレーニナ論(本多秋五)
佐々伸子(龜井勝一郎)
——現代文學にあらわれた智識人の肖像——
虚僞について(渡邊一夫)
[現代作家論]
 井伏鱒二(武田泰淳)
 坂口安吾(佐々木基一)
物を書くのと言うのと(田中千禾夫)
『禁色』を讀む(埴谷雄高)
對談 江戸っ子田舎者(奥野信太郎/中野好夫)
デモクラシーへの公開状(ハンス・グリム)
近代人の地獄(北原武夫)
かん・かん・がく・がく
文藝青春傳(中山義秀)
創作合評[54回]
●禁色●霧にゆらぐ藤浪●幸福への距離●朝鮮ダリヤ(川上徹太郞/椎名麟三/花田清輝)
[創作]
 淋しき足跡(上林曉)
 城(大田洋子)
 顔(窪田啓作)
 湖(由起しげ子)
 贋きりすと[百枚](丸岡明)
▲目次・扉・カット(朝倉攝・川端實)

第六巻第十二號(昭和二十六年十二月一日發行)十二月特別號
▲表紙(加山四郎)
カミュの「異邦人」について(中村光夫)
  ——廣津和郎氏に答う——
『人間失格』の大庭葉藏(龜井勝一郎)
  ——現代文學にあらわれた智識人の肖像——
ユマニストのあわれ(渡邊一夫)
[座談會]文化創造の方法
 出席者(天野貞祐/豊島與志雄/中島健藏/宮澤俊義/渡邊銕藏)
中野重治論(杉浦明平)
「意識の流れ」小説の傳統(中村眞一郎)
蕪村と曉臺(瀧井幸作)
「チャタレイ夫人の戀人」の性描寫の思想(伊藤整)
かん・かん・がく・がく
文學的青春傳(高見順)
[創作]
 白晝の月(井上友一郎)昼
 無門堂主人の失踪(八木義德)
 ルイの言葉(藤原審彌)
 人魚(神西清)
創作合評[五五回]
「廣場の孤獨」「女地主」「山名の場合」「贋きりすと」「自轉車」(河上徹太郎/椎名麟三/花田清輝)
▲目次・扉・カット(荻太郎・石川滋彦)