群像　第１巻第１号、第２巻９号、第３巻第８号（昭和２１年１０月、昭和２２年９月、昭和２３年８月）

群像第一巻第一号
表紙（梅原龍三郎）
原色口繪「薔薇」（セザンヌ）
（解説）（兒島喜久雄）
評論
輓近の荷風文學（日夏耿之介）
青春回想
羅馬へ（有島生馬）
－詩－
誕生（佐藤春夫）
眼にて言ふ（遺稿）（宮澤賢治）
望郷（黄瀛）
田園風景（正宗白鳥）
魔術師（船山馨）
山驛（室生犀星）
後院兒（平田小六）
白蛾（豊島與志雄）
－歌－
最上川（齋藤茂吉）
山麓（前田夕暮）
蜘蛛の歌（吉井勇）
－句－
立秋（水原秋櫻子）
山盧新秋（飯田蛇笏）
文藝時評
作家群の中より（板垣直子）
素描
（ワット―／シャヴァンヌ／ピサロ／ルノワール／ヴアン・ゴーグ／ルッソー）
編集手帖から

群像第二巻第九号
表紙（小林古徑）
原色口繪「人形」（ルオー）
（解説　今泉篤男）
ボオドレエルの實存
－サルトルのボオドレエル論－
（佐藤朔）
現代中國文學の一標識
（奥野信太郎）
露伴の思ひ出（高木卓）
創作合評會－第六回－（靑野季吉／伊藤整／中野好夫）
●封蹠的な作家
●自己疎外ということ
●作家の意識
●造型力の問題
●試験的なもの
●「さむい窓」の位置
●小説の挿話性について
創作
別離の時（寺崎浩）
冬夏堂御占（舟橋聖一）
編集手帖

第三巻第八号
表紙（兒島善三郎）
原色口繪「化粧」スーラ（解説）（今泉篤男）
激しい季節の文學（高桑純夫）
散文藝術の性格（伊藤整）
アラゴンの小説（文學通信）（佐藤朔）
葦戦ぐ（中山義秀）
創作
わが小隊（深田久彌）
哭壁（長編第十一回）（丹羽文雄）
創作合評
（十六回）
（正宗白鳥／上林暁／中村光夫）
カット（久保守／山本正／三岸節子／吉岡●／中村直人）
編集手帖