革新 第2巻第3号(昭和14年3月)
扉繪(川島理一郎)
(巻頭言)革新性の試練を受けつゝある東大『革新派』に寄す科學政策の革新を切望す(石原純)
國語と文化(山田孝雄)
新支那政權論(竪山利忠)
呉佩孚の抱負と經綸(岡野增次郎)
寶庫 海南島(秋月洋之助)
東大經濟學部革新案(本位田祥男)
74議會と新黨誕生(政界談義)(兆民荘主人)
軍國種々相(世論談義)(羽陵隠士)
現代の政治及び政黨(河野密)
大陸の現狀を語る座談會(出席者・岩崎昶/佐藤武夫/打木村治/北岡末兒(拓士)/武井熊(拓士)/和田傳/李如雲/富澤有爲男/湯淺克衛/河野正通)
獨伊の建國を顧みて(大類伸)
ウクライナ問題の過去及び展望(寺井繁夫)
革新ノート
匠人現代風俗談義(風俗)(藤島亥治郎)
もつと光りを(演劇)(内村直也)
映畫外交の必要(映畫)(筈見恒夫)
本質的改善を(音樂)(山根銀二)
オリンピツクをどうする(運動)(北澤清)
萬人のものたらしめよ(科學)(中村浩)
對米政策(外交)(一原有常)
着物・着物・着物(女性)(中江紅子)
事變短歌(齋藤茂吉)
新生活の様式(石井柏亭)
少年工は歌う 工場ルポルターヂュ(山田清三郎)
支那民間宗敎について(重松俊章)
短歌
神田街頭吟(高田浪吉)
春の駿河路(若山喜志子)
俳句
秩父丸(山口誓子)
大寒(富安風生)
寒茶釜(川端茅舍)
新嘉坡に於ける日貨排斥(海外報告)(宮崎三善)
蓋平の實驗村(大陸報告)(堀越喜博)
『自然哲學の數學的原理』・阿部良夫著(湯川秀樹)
『支那學術文藝史』・長澤規矩也著(石田幹之助)
『草筏』・外村繁緒(保田與重郎)
支那事變出征學生の手紙 第二輯
東京工業大學 榎本力哉
東京工業大學 大久保柔彦
東京工業大學 根岸利紀男
京都帝国大學 長谷川寛夫
京都帝国大學 松井清孝
京都帝国大學 田中實
東北帝国大學 宮本治祐
東北帝国大學 飯田研三
東北帝国大學 鳴海修
九州帝国大學 三村重典
早稲田大學 市岡勇
早稲田大學 小山淳一
關西大學 木村數一
東京商科大學 大原重吉
大阪商科大學 松本保榮
農民文學論(文藝評論)(會田甚作)
創作
小説 揚子江(富澤有爲男)
小説 若い監視員(鶴田知也)
小説 殉難(百枚)(和田傳)