文明 第1巻第1-5.8号(昭和21年2月~10月)
第一巻第一號(昭和二十一年二月一日發行)
創刊號
表紙 内田巖
小説 巻紙と暗殺(丹羽文雄)
山旅 (沈從文/千田九一譯)
新日本建設と政治的自由(布施辰治)
戰時下の日本映畫に就て(津村秀夫)
刈田[句](石塚友二)
文明
新文學の基礎(澁川驍)
文學者としての自由(井上友一郎)
失業問題の所在(大河内一男)
中國革命と新民主主義(風早八十二)
第一巻第二號(昭和二十一年三月一日發行)
三月號
表紙 内田巖
小説 現世圖繪(上林曉)
世間苦(葉紹鈞/千田九一譯)
獸性(森山啓)
松雪(齋藤茂吉)
世界文化情報
文明
英國に於ける企業國有化(村山久夫)
日本平和經濟と貿易(笹尾洋二郎)
社會時評 石を投げるもの(宮本百合子)
◇誰が虚脱から立上り得るか◇(伊豆公夫)
近代小説への反省[文藝評論](猪野謙二)
戰時下の短歌(杉浦明平)
敵について(佐々木基一)
議員(上林曉)
民の聲
トーマス・マンの亡命(望月市惠)
アメリカ演劇の現在と將來(山本修二)
第一巻第三號(昭和二十一年四月一日發行)
春季小説特輯
菜の花(井上友一郎)
春寒(澁川驍)
立春(宮内寒彌)
ある冬の記録(小田嶽夫)
神經(織田作之助)
灣(倉光俊夫)
未完の主人公(新田潤)
第一巻第四・五號(昭和二十一年六月一日發行)
讀書號
文化國家の理念(高山岩男)
文學のモラルに就て(井上順一)
國語國字の改革(徳永康元)
働くものの文化關心(福田清人)
嫌やな風景[社會時評](荒木巍)
生活簿の經驗(青木誠四郎)
雜稿(寺崎浩)
シーモノフ氏のこと(宮内寒彌)
武田麟太郎と淺草(新田潤)
『煙管』讀後(大谷藤子)
創作月評(牧屋善三)
經濟時評
綠雨抄[句](臼田亞浪)
廢墟[詩](岡本潤)
小説 過去(北原武夫)
四本足の男(肅軍)
一家(湯淺克衞)
逃亡記(加賀耿二)
第一巻第六號(昭和二十一年八月一日發行)
現實的思考(野田又夫)
アメリカ文明の起源(比屋根安定)
中國文學の命運(武田泰淳)
大家論(上林曉)
文學と常識(杉浦明平)
復員青年の運命[座談會](荒木巍/井上友一郎/澁川驍/新田潤)
外地引揚者(湯淺克衞)
「竹夫人」餘談(井上友一郎)
短歌 短歌青葉(佐藤佐太郎)
夕ぐれの路(山田百合子)
創作月評(砂原彪)
小説 舊簡拾遺(石塚友二)
草の中(荒木巍)
第一巻第八號(昭和二十一年十月一日發行)
秋季小説特輯
鳴海仙吉の朝(伊藤整)
マロニエの花(芹澤光治良)
幻滅(井上友一郎)
會見(網野菊)
七瀨のこと(寺崎浩)
若い頃(川崎長太郎)
「街の天使」系譜(田村泰次郎)
天狗(森三千代)
旅人の回想(丸岡明)
世帯合壁(丹羽文雄)