公論 第4巻第10号-第12号(昭和16年10月~12月)
公論 第四巻第十号 十月号
社説
◇舊秩序の揚棄
◇議會に於ける同志組織
◇少國民の問題
◇靑壯年同志組織
燃えあがる民論
「承詔必謹」のみ(伊澤弘)
英米の新攻勢と日本(濱田粂夫)
長期戦も英米に利なし(神谷茂)
過激黨は日本の元気でごわす(神田孝一)
所信を貫くべし(島田晋作)
樺太に就て(富澤有篇男)
復元の感覺を超えて(毛里英於莵)
經濟生活の緊急課題(秋山道雄)
日本重工業論(小日山直登)
強力政治への要望
日本的國民政治の性格(大串兎代夫)
強力政治への考察(川田秀穂)
強力なる政治の指導(河野密)
學生再認識論(時子山常三郎)
青年の求める革新
民族の操志(古澤磯次郎)
臨時處置的體制の克服(竹本孫一)
青年運動の反省(毛呂清輝)
青年の求める革新(雨谷菊夫)
舊體制への別離 座談會
出席者(伊澤弘/島田晋作「/鈴木賢介/中原利世)
公論 第四巻第十一号 十一月号
社説◇最後の瞬間
◇未開發勞力の問題
◇民族の道業
◇教育の根本革新
皇道政治本義(井澤弘)
草莾の微哀(菅原兵治)
結集する政治力
結集する政治力(濱勇治)
第三政治力の結集(手塚智之助)
日本世界観の合ひ言葉を以て(田所廣泰)
企業重役新論(島田晋作)
官界への率直なる要望(清水伸)
和平論の正體(平竹傳三)
民族の設計【會談鼎】
(齋藤忠/窪井義道/齋藤瀏)
日本の正義(中野正剛)
歐州廣域経済圏の構想(A・ラィティンガ―)
獨ソ戦後のドイツ(最新歸朝報告)
(中西敏憲)
泰國事情調査特輯
嵐に立つタイ國
東京経済調査局(大岩誠)
タイ文化の背景
東京経済調査局(宮原義登)
タイ國通貨金融と爲替
外務省商務官(田澤文夫)
泰國政界人物論(板津憲一)
歌人・内田良平(影山正治)
◇熱河(中谷孝雄)
文學 正思錄
勤皇志上の歌(淺野晃)
硬派の文學(尾崎士郎/林文雄)對談
特輯 國民教育の試煉
教育の試煉(小西重直)
國民教育の朝明け(寺門照彦)
文化政策と國民教育(松本潤一郎)
創意の發揚(星野直樹)
國民教育の試煉(上村哲彌)
◇外交時評
六號陣營
政治時評
経済時評
文化直言
文藝時評
美術時評
宗教時評
映畫時評
◇巣(詩)(大木實)
◇東京(歌)(都築省吾)
◇秋深し(句)(水原秋櫻子)
(創作)
叢(くさむら)(上田廣)
女同志(牧野吉晴)
公論 第四巻第十二号 十二月号
目次カット(島田訥郎)
扉(三雲祥之助)
社説
◇東條首相に呈す
◇皆勞の倫理
轉換期の人々に告ぐ(緋田工)
太平洋の波濤を見る(奥村喜和男)
◇日米交渉は如何なる段階にあるか
◇民心昂揚の重點は何か
◇太平洋の平和は如何にすれば可能か
◇青年・學生に與へる言葉
二つの世界大戦と興亜教育(大蔵公房)
特輯 決戦意志
行動する政治(岡本淸一)
決戦意志(寺田彌)
戦争政治の基本問題(川田秀穂)
決戦意志と國内経済(堅山利忠)
新しき學徒の登場(穂積七郎)
アメリカの危機
忍従の限界(熊谷幸利)
南方資源戦争の相貌(飯澤章治)
アメリカ自由の解剖(松下正壽)
米國の對日輿論(高野善一郎)
★音樂教育異聞(武田宜三)
★日本抒情詩の精神(房内幸成)
新聞統制はどうなるか(竹本四郎)
カストリクム號航海日誌(幸田成友)
南方の焦點
◇蘭領印度の石油
◇佛領印度の米
◇ビルマの資源
◇泰の敵性勢力
「公論」編輯部
『綜合雜誌』撲滅論(對談)
(尾崎士郎/林房雄)
◇古き道(詩)(臟原伸二郎)
◇深秋(歌)(館山一子)
◇秋の旅など(句)(中村草田男)
日米會談(外交時評)(日比谷太郎)
【六號陣營】
◇宗教時評
◇美術時評
◇文化直言
◇演劇時評
詔勅虔釋(森清人)
(創作)
巴里(岡本太郎)
貧窮問答(上林暁)