文芸研究　第１巻第１号－第４号（昭和３年５月～９月）

ハーディ號（1卷1號）
表紙　ハーディ肖像（ホッペ寫）
口繪　ハーディの塑像（一九二四年ユーリエヴィッチ作）他三面
同（特製本）　一九一三年のハーディ（コウバー寫）他三面
扉繪　ハーディ（ラファエルネルソ筆）
ハーディの生涯（幡谷正雄）
人生詩人としてのハーディ（舟橋雄）
ハーディの失はれた處女作（宮島新三郎）
ハーディの短篇小説（安藤一郎）
ハーディの詩に就いて（岡田哲藏）
ハーディの「牛」に就いて（森脇達夫）
『ダイナスツ』に現はれたハーディの思想管見（松尾勝）
ハーディの文藝と自然主義（日高只一）
ハーディの人生觀（富田彬）
ハーディの戀愛觀（高野敏）
農民文藝として觀たる『テス』（西原勇藏）
ハーディを憶ふ（石井眞峯）
ハーディの小説とウェセックス（大藤義雄）
ハーディ著作解説（松原正）
ハーディ詩抄（森脇達夫譯）
諸家のハーディ觀
ハーディ年表
ハーディ硏究書（幡谷正雄）
日本に於けるハーディの文献（小林良）
ハーディ餘談（風聞子）
彙報
新刊一覽
新聞一覽
新刊批評
消息
編輯後報
挿繪
ハーディ（ローゼンスタイン筆）
ハーディ生家の入口
ハーディの生家
ドオチスタの町
マクス・ゲイト（エバリット筆）
ハーディ終焉の家（日高只一寫）
一八九〇年のハーディ（カット）
「ダイナスツ」の原稿
ウェルブリッヂ・ハウス（二面）
ドオチスタ遠望
一九〇五年のハーディ（ホーランド寫）
「テス」を書いた頃のハーディ（カット）
ハーディ肖像（二面）
エッチング（ストラング筆）
漫畫（コットン筆）
庭園に於けるハーディ
「何故劇を書かなかつたか」の原稿
「テス」に出る搾乳場
テスとアレクが逢つた森の路
ウエストミンスタ寺のハーディの墓
エグドン・ヒイス（二面）
キングス・アームズ　ホテル
ウェイマスの橋（エバリット筆）
ハーディの書簡
「テス」の映畫面
テスとエンヂェル
ウェルブリッヂ・ハウスの臺所
キングスベア敎會とその内部（二面）
「コオンウォール女王の悲劇」の舞臺面
山田行潦譯「テス」の扉
　
上田敏號
表紙　明治四十四年の上田敏氏
口繪　（一）京都時代の面影、（二）高等學校時代及び大學時代
扉繪　上田敏自筆の扇面
挿繪　「現代の藝術」の覺え書　「神曲」譯稿の一部
カツト（青島友美）
上田敏博士のことども（吹田順助）
上田柳村を憶ふ（加藤朝鳥）
「ちやるめら」の追想（河井醉茗）
一つの手紙（福田正夫）
上田敏先生（百田宗治）
淸高の詩人（川路柳虹）
上田敏先生と英文學（竹友藻風）
消えぬ名（前田鐵之助）
上田博士とスウィンバーン（正富汪洋）
『海潮音』中の獨逸詩人（茅野蕭々）
上田敏先生とダンテ研究（黑田正利）
上田敏とブラウニング（幡谷正雄）
上田敏とロゼッティ（花村好美）
上田敏略年譜
上田敏著作年表
追悼記事
柳村餘談（風聞子）
道標傍の墓（ハアディ作）（足立瑞寳譯）
横瀨夜雨と伊良子淸白（白鳥省吾）
買ひ手もなく（ハアディ作）（森脇達夫譯）
中國の新詩人（井東憲）
淸算期時代（文藝時評）（大月隆伏）
逝けるエドマンド・ゴス（幡谷正雄）
海外文壇
伊太利文藝消息（岩崎純孝）
英文壇のこと（幡谷正雄）
米國文壇（候鳥生）
獨逸文壇（X・Y・Z生）
露文壇通信（K・I・S生）
フランス文藝消息（落葉生）
北歐文壇（氷島生）
彙報
新聞一覽
雜誌一覽
新刊一覽
消息
編輯後記
　
ロゼッティ號
表紙　ロゼッティの自畫像（一八五五年）
口繪　至愛の者　飲み廻しの盃　天津乙女　海の呪詛
扉繪　若きロゼッティ
海の呪詛、鏡（ロゼチ作）（蒲原有明譯）
ロゼッティに付て（高安月郊）
ロゼッティと靈肉融合の思想（本間久雄）
ロゼッティの特色（源馬漂菰）
ロゼッティの「生の家」について（佐藤淸）
ダンテ・ガブリエル・ロゼチ（松本惠子）
ロゼッティとスウィンバーン（正富汪洋）
ウヰリアム・モリスに於けるロゼッチ（大熊信行）
ロゼッティの繪と詩に就いて（安藤一郎）
ロゼッティ長詩解説（中村綾）
ロゼッティの散文（松浦泰）
飜譯家としてのロゼッティ（花村好美）
日本に於けるロゼッティ（幡谷正雄）
ロゼッティ年表（編輯部）
編輯後記（記者）
挿畫
「ヂャーム」第一號
ビュカナン著「肉感詩派」の表紙
一八六二年のロゼッティ
「生の家」の圖案
ガブリエル・ロゼチ
ロゼッティの生家
ロゼッティ兄妹
ロゼッティの自筆書簡
スウィンバーンとゴス（マクス・ビアボーム筆）
七つの塔の調べ（ロゼチ）
スコット・ラスキン、ロゼッティ
ロゼッティ（ルイス・カロル寫）
ゴブリン・マーケット（木版）
ロゼッティとパトモア（マクス・ビアボーム筆）
カツト（青島友美）
　
小泉八雲號
表紙　神戸時代の小泉八雲
口繪　松江に於ける舊居。（根岸氏庭）　燒津に於ける舊居。（元山口乙吉氏の家）
扉繪　富士登山の記念撮影（右は藤崎八三郎氏）
カツト（青島友美）
ハーンと我々（市河三喜）
小泉八雲に就いてのノート（佐藤春夫）
怪異の文學（落合貞三郎）
小泉八雲先生歿後の事ども（田部隆次）
憶出の一つ（大谷繞石）
小泉八雲先生の追憶（藤崎八三郎）
ヘルン先生のこと（田村豊久）
ハーンと嗅覺（テインカー）（森脇達夫）
八雲先生の松江時代（奈良井金市）
松江に於ける八雲會と事業計劃（根岸盤井）
ヘルンの舊居を訪ねて（幡谷正雄）
天眞他三篇（西谷勢之介）
ロゼチの斷片（松本惠子）
夏の夜（田澤榮子）
劇評手記抜萃（田島淳）
長崎的随想（古賀龍視）
冒險（アンダスン）（瀧口眞太郎譯）
河外文壇
彙報
新刊紹介
編集後記