武蔵野 第27巻第1号-第12号(昭和15年1月~12月)
第廿七巻第一號(昭和十五年一月一日發行)
新年の辭(鳥居龍藏)
東京附近矢口ノ渡池上附近の化石について(野間達郎)
明治天皇隅田川行幸記(日向木猴)
初冬の向島(柳下くら子)
向島漫歩(加藤遊山)
崇源院夫人とその周圍の人々(礒萍水)
生煮えの食通(長井香保)
狂歌武藏野(文廼屋梅雪選)
會 報
會員消息・新入會員
編 輯 後 記
第廿七巻第二號(昭和十五年二月一日發行)
口繪 張家口北魏石窟の前にて鳥居博士及夫人・令嬢
東京附近の石器時代遺蹟に就て(野間達郎)
[戰線夜話]馬場美濃守(鳥居龍次郎)
武藏野に遊ぶ准后道興(平野實)
俗信斷片[四](紅二郎)
高田馬場の仇討[三](戸塚隠士)
崇源院夫人とその周圍の人々(礒萍水)
狂歌武藏野(文廼屋梅雪選)
會 報
會員消息・新入會員
編 輯 後 記
第廿七巻第三號(昭和十五年三月一日發行)
口繪 伊太利亞大使館内赤穂義士顯忠碑除幕式
雲崗の石佛寺に鳥居博士を訪う(長野高一)
伊太利亞大使建立の赤穂義士顯忠魂除幕式に列して(磐瀨三郎)
崇源院夫人とその周圍の人々[三](礒萍水)
太占祭に列して(倉木彦五郎)
通り名抄(加藤遊山)
岡山懸南部考古巡禮[二](三宅遙峯)
墓さがし(西川善三郎)
俗信斷片[五](紅二郎)
振賣風俗[一](魔比等)
「赤坂」見たり聞たり(伊坂梅雪)
狂歌武藏野(文廼屋梅雪選)
本田博士の保存に關する私見を讀む(佐々木皎堂)
會報・會員消息
編輯後記
第廿七巻第四號(昭和十五年四月一日發行)
口繪 三十年前の木下川風景
下總國分寺私考 下篇[一](君塚好一)
石器時代の遺物に就て(野間達郎)
武相國境 炭燒昔話[一](長谷川一郎)
浦賀一巡(日向水猴)
通り名抄[二](加藤遊山)
武藏野見學その折々(青山茜丘)
狂歌武藏野(文廼屋梅雪選)
會報・會員消息
編輯後記
第廿七巻第五號(昭和十五年五月一日發行)
口繪 流光六花選[中洲、松よしや]
下總國分寺私考 下編[二]君塚好一)
武相國境 炭燒昔話[二](長谷川一郎)
赤穂義士遺跡のところどころ(徳島日日新報社長 松島肇)
横濱地方の化石に就て(野間達郎)
武藏野の句を拾う[一](礒萍水)
磯君の「時雨ふる夜」の政岡論に就て(佐々木皎堂)
六郷、蒲田見學後期(伊坂梅雪)
千住名産 紙煙草入(福島憲太郎)
通り名抄[三](加藤遊山)
俗信斷片[六](紅二郎)
振賣風俗[二](魔比等)
狂歌武藏野(文廼屋梅雪選)
會報・會員消息・新入會員
編輯後記
第廿七巻第六號(昭和十五年五六月一日發行)
口繪 立石附近史蹟見學會記念寫眞[木下川淨光寺富之松前にて]
魯船建造繪巻を觀て[一](文倉平次郎)
武藏野大地の地質に就て(野間達郎)
武相國境 炭燒昔話[三](長谷川一郎)
武藏野の句を拾う[二](礒萍水)
木下川淨光寺域に留魂詩建設と洗足池畔同碑移轉に就て(伊達芳春)
狂歌武藏野(文廼屋梅雪選)
會報・會員消息・新入會員
編輯後記
第廿七巻第七號(昭和十五年七月一日發行)
口繪 森家所藏魯船建造繪巻に關係ある水師提督プチャーチン及露艦ディヤナ
魯船建造繪巻を觀て[二](文倉平次郎)
村で忘れられた話[一](礒萍水)
武相國境 炭燒昔話追録[四](長谷川一郎)
水夫傳吉の履歴に就て(文倉平次郎)
通り名抄[四](加藤遊山)
振賣風俗[三](魔比等)
品川大井史蹟見學後記[一](加藤遊山)
五智如來に就て(伊坂梅雪)
狂歌武藏野(文廼屋梅雪選)
會報・會員消息・新入會員
編輯後記
第廿七巻第八號(昭和十五年八月一日發行)
常陸風土記を讀む(平野實)
西ヶ原無量寺出土の板碑に就て[一](塚田信壽)
葛飾北齋と川柳(吉田機司)
鐘の聲(礒萍水)
武相國境 炭燒昔話追録[二](長谷川一郎)
品川大井史蹟見學後記[二](加藤遊山)
狂歌武藏野(文廼屋梅雪選)
會報・會員消息・新入會員
編輯後記
第廿七巻第九號(昭和十五年九月一日發行)
「魯船建造繪巻」を觀て[三](文倉平次郎)
西ヶ原無量寺出土の板碑に就て[二](塚田信壽)
土豚は語る(礒萍水)
地質學上より見た日本の風景(野間達郎)
昔の相模川鮎(長谷川一郎)
谷中の墓地に眠る知人(伊坂梅雪)
品川大井史蹟見學後記[三](加藤遊山)
山岡鐵舟居士の人格(藤長房)
振賣風俗[四](魔比等)
村で忘れられた話・鐘の聲(礒萍水)
狂歌武藏野(花廼屋香哉大人選)
會報・會員消息・新入會員
編輯後記
第廿七巻第十號(昭和十五年十月一日發行)
表紙繪 明治元年頃の隅田川船遊
口 繪 歌麿板畫 兩國橋上橋下の船遊
梅若塚(山下重民)
墨水沿岸の城柵(浦邊仙橘)
隅田川に就て附櫻樹の事(大森漁夫)
古川柳に現れた隅田川(吉田機司)
隅田川の橋梁(佐々木皎堂)
文獻に見る向島(文廼屋主人)
風流隅田川(田村西男)
墨河一巡(加藤遊山)
今戸橋場の思出(矢口閑人)
芝居と歌曲の隅田川(伊坂梅雪)
長命寺の櫻餅(紅二郎)
向島と團十郞菊五郎の隠宅(太田久七)
向島八景と七副神(美廼屋主人)
狂詩に見える向島名物(魔比等)
墨水談語(たかむら)
天廣丸の碑(秋農屋)
狂歌秋の向島(花廼屋香哉選)
第廿七巻第十一號(昭和十五年十一月一日發行)
口 繪 鳥居博士訪都歡迎會記念寫眞
關東地名雜話(中島利一郎)
鳥居博士の「下花園之北魏石窟」を讀む(徳島 小川國太郎)
隅田川沿岸發達側面史觀(服部清五郎)
土偶の研究(山崎重兵衞)
魯船建造繪巻を觀て(文倉平次郎)
「下總國分尼寺址」寺投入推定説を駁す(君塚好一)
狂歌「武藏野の風」(花廼屋香哉選)
第廿七巻第十二號(昭和十五年十二月一日發行)
口 繪 荒城の蓮池[鳥居龍次郎氏撮影]
荒城の蓮池(鳥居龍次郎)
江戸のお正月見たり聞たり(伊坂梅雪)
赤椀の語る三越の越後屋時代(礒萍水)
木牧の海と子供達(永田よしの)
通り名抄[五](加藤遊山)
俗信斷片[七](紅二郎)
初夢と寶船」(文廼屋梅翁)
狂歌「武藏野の風」(花廼屋香哉選)