武蔵野 第21巻第1号-第12号(昭和9年1月~12月)
第廿一巻第一號(昭和九年一月十五日發行)
口繪 谷保天滿宮 木彫狛犬
上野戰爭と三河島(入本英太郎)
易學創造論者として馬琴先生を語る(八木清太郎)
古驛板橋宿の面影(村上一雄)
吉原の火事と假宅(紅二郎)
武藏に生れた五山僧(大愚凡庸)
新春漫抄(造塔庵)
編輯だより
第廿一巻第二號(昭和九年二月十五日發行)
口繪 立川普濟寺六面幢[鳥居龍次郎氏撮影]
碑文谷に出來た公園(富岡丘藏)
鋳物師丹治久友(三輪善之助)
武藏野考古行脚 立川普濟寺の巻(七代鳥新/世田茂之)
郡山横穴古墳群に就て(片倉信光)
東常縁と武藏野(横井金男)
新刊紹介[二種](造塔庵/鳴子生)
會報
編輯だより
第廿一巻第三號(昭和九年三月十五日發行)
口繪 (1)寶珠花板碑二枚[鳥居龍次郎氏撮影、コロタイプ長澤虎之助氏寄贈]
(2)東京市内出土鹽壺[東京市技師竹内二三氏寄贈]
戰國時代に於ける小田原(文學博士 沼田賴助)
堺燒鹽壺考(前田長三郎)
芝公園の燒鹽壺(山澤散木庵)
御殿山の鹽壺(三輪善之助)
武藏野に於ける鐵道網の現状(平野實)
武藏野考古行脚 寶珠花の巻(服部清五郎/鳥居龍次郎)
三宅島紀行(杉原莊介)
北豆紀行(橘鈴成)
イシとツチ偶話[二](造塔庵)
近事斷片(鳴子生)
會報
編輯だより
第廿一巻第四號(昭和九年四月十五日發行)
口繪 淺草保元寺善光寺三尊板碑[鳥居龍次郎氏撮影]
太田道灌の舊蹟靜勝寺を訪ふの記(山下重民)
太田道灌の面影(横井金男)
思案橋事件と寺本義久の墓(文倉平次郎)
武藏野考古行脚—淺草橋場の巻—(服部清五郎/鳥居龍次郎)
千葉市の地理的變遷に就て(岩田加太郎)
眞言宗立川流の影響(頓珍坊)
榛の垂花—幸手雜記—(上野勇)
笄橋のことども(高瀨貞)
旅と雨と(靖彦)
會報
編輯だより
第廿一巻第五號(昭和九年五月十五日發行)
口繪 (一)東光寺蒲櫻(二)目黒五百羅漢[鳥居龍次郎氏撮影]
羅漢・水滸傳・國芳[一](鈴木仁一)
蒲櫻遊記—武藏野考古行脚(服部清五郎/鳥居龍次郎)
武藏野の税制變遷に就て(石井正義)
長徳寺と寒松和尚(野尻康彦)
武藏野縱斷紀行(鳴子生)
會報
編輯だより
新刊紹介 埼玉懸地誌
多摩史談
今昔
第廿一巻第六號(昭和九年六月十五日發行)
口繪 眞佛報恩塔[鳥居龍次郎君撮影]
蓮田から辻合まで—武藏野考古行脚(服部清五郎/鳥居龍次郎)
武藏の焦米(中道等)
上毛三碑めぐり(橘鈴成)
太田道灌の面かげ(横井金男)
甲斐國古郡と古郡姓(古郡哲彌)
中津川紀行(大塚信)
四谷一行院の板碑に就て(鈴川三禮)
根岸御行の松(今井清治)
浮世繪界の大不祥事(三巴莊)
近事斷片
會報
編輯後記
第廿一巻第七號(昭和九年七月十五日發行)
口繪 本文參照
羅漢・水滸傳・國芳[二](鈴木仁一)
お茶の水所謂横穴式古墳に就いて(服部清五郎)
身延の山へ(橘鈴成)
麥秋の記(上野勇)
圓月の詩(鳴子)
本合海出土の古錢に就いて(堀場義馨)
新刊紹介
雜報
編輯後記
第廿一巻第八號(昭和九年八月十五日發行)
□表紙 「葛西の午後」石渡庄一郎畫伯
□口繪 秋近く[向島百花園]鳥居龍次郎氏撮影
國史を彩る『我等の郷土=東京府』を讀む(文學博士 鳥居龍藏)
新徴組を語る(千葉彌一郎)
お茶の水穴さぐり(寂星庵主人)
それからそれ(鈴木仁一)
夏姿小唄十題(橋本時彦)
高麗遊記(横井金男)
三味線堀(郁之助)
秋近く(鳴子)
編輯後記
第廿一巻第九號(昭和九年九月十五日發行)
□口繪 すすき 石渡庄一郎畫伯筆
時宗板碑異考(服部清五郎)
思うこと一つ二つ(文學博士 鳥居龍藏)
新徴組を語る[二](千葉彌一郎)
池上太郎左右衞門幸豊傳(池上幸健)
秩父片岩製石棒収藏經緯記(首藤岩泉)
「江戸名所はんじもの」解説(三巴莊)
會報
第廿一巻第十號(昭和九年十月十五日發行)
川柳作者と狂歌作者(梅本塵山)
川柳深川七場所考(大曲駒村)
末摘花より(逃水居主人)
犯罪研究—川柳より見たる江戸の堕胎罪(廣澤金次郎)
川柳小觀(鈴木仁一)
「せな」と川柳(上野勇)
みよし野柳樽(金澤二三麿)
江戸川柳愚談(製陽山人)
會報(一)川崎見學記事(二)お詫び
第廿一巻第十一號(昭和九年十一月十五日發行)
近世四谷三學士の小傳(山下重民)
補陀寺勸化帖(守屋哲四郎)
大四谷今昔展雜記(山田一)
大四谷今昔覽會目録
會報[麻布見學旅行の記]
第廿一巻第十二號(昭和九年十二月十五日發行)
多摩陵附近に就て(文學博士 鳥居龍藏)
千葉懸船橋町花輪城址探査報告(浦邊仙橘)
江戸方角地名記(石井正義)
むさし野の囁き(東正雄)
滞豫日記抄(杉原莊介)
市内考古學的遺跡見學會記事(片倉信光)
會報(一)四谷の今昔天覽會記事、(二)四谷講演會記事
(三)上野座談會記事、(四)千葉翁の米壽祝に就て
編輯後記