雑誌ムサシノ 180000442

武蔵野 第20巻第1号-第12号(昭和8年1月~12月)

サブタイトル
著者名
武蔵野会 編者
出版者
武蔵野会
出版年月
1933年(昭和8年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
12冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/Mu82/20
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
保存箱収納
和書
目次

第二十巻第一號(昭和八年一月廿五日發行)
  口繪 明治神宮の雪景
淺草海苔の名稱の起源に就いて(理學博士 岡村金太郎)
 雜記帳より[都九美]
新東京の市内の勝景に就いて(高橋源一郎)
新春雜記(三輪善之助)
世田ケ谷點描(丸茂武重)
平林寺即事(多賀斗水/多賀政女)
相州三浦新井城址(浦邊仙橘)
 入谷の雪[M]
目黒に於ける三澤初子の墓を中心として(佐々木皎堂)
埼玉懸兒玉郡方言(中島弘)
會報
 武藏野會府中見學記事
 『江戸名所圖會』完成記念記事
 武藏野會新年宴會記事
附録 江戸物語(平木政次談話/淺井壽平筆記)
編輯たより

第二十巻第二號(昭和八年二月廿五日發行)
  『江戸名所圖會』記念號
『江戸名所圖會』百年記念に就て(文學博士 鳥居龍藏)
『江戸名所圖會』を繞りて(中島利一郎)
『江戸名所圖會』の畫者長谷川雪旦に就て(井上和雄)
長谷川雪旦の墓に就て(佐々木皎堂)
『江戸名所圖會』完成百年記念祭と齋藤月岑先生著作(野尻康彦)
大東京の限界(平賀實)
武藏國橘樹郡宮前村梶ヶ谷方貝塚調査報告(岡榮一)
彼岸と金石文(三輪善之助)
 新東京雜詠
吉原と岡場所(紅二郎)
青山高徳寺に在る二三の墓に就いて(文倉平次郎)
南千住の板碑に就いて(平野元三郎)
 千住大橋——小塚原(尾上篤二郎/吉植庄亮)
下野南部地方のケヅリカケについて(出井高義)
 世田谷所見(齋藤茂吉/角鷗東)
編輯たより

第二十巻第三號(昭和八年三月廿五日發行)
  口繪 西新井大師の鏡
西新井大師で發見した金剛童子鏡に就て(文學博士 鳥居龍藏/鳥居龍次郎)
宗教と森林(林學博士 新島義直)
淨土眞宗の板碑(三輪善之助/服部清五郎)
大東京市内の城蹟と犬小屋(高橋源一郎) 
鶴間が原(吉井勇)
常陸國關本町上野の古墳及發掘遺物(塙瑞比古)
 山葵田(岡麓)
武藏野つれづれ(中島利一郎)
西ヶ原貝塚いづこ(服部清五郎)
 隅田公園(橘宗利)
京阪一日の旅(小陽生)
 百花園にて(S生)
たふさぎの辯(不光子)
旅から旅へ(中江純詮)
 永代橋(石榑千亦)
雜録
會報
 武藏野會向島見學記事

第二十巻第四號(昭和八年四月廿五日發行)
  口繪 東京麻布に於ける名木「岡の櫻」
多摩川と手作布(三輪善之助)
多摩川を中心とした先史時代(黑田善次)
江戸と四谷門(浦邊仙橘)
四谷のお岩稻荷(伊坂梅雪)
大森出土の應永の板碑 前言(造塔菴主)
大森出土の應永の板碑(矢島俯仰)
野趣雜感(葵イツ子)
『神鳳鈔』に見えたる武藏の御厨(出井高義)
  蜀山人と「岡の櫻」(中島生)
安食から銚子へ(小陽生)
 鳥居家の慶事(一記者)
澁谷金王丸の廟所と早川城址(石井正義)
關西たより(臼井源吉)
東京新區域 區名町名關係記臆法(金窪義雄)
龍泉寺の夕(山の手鳥)
六阿彌陀と今昔(M生)
武藏野雜詠
雜録
 淺草駒形觀音堂の本尊發見[M]
 淺草駒形觀音縁起展覧會[M]
新刊紹介
 秩父多摩山・總の海・甲州街道の今昔・碑衾町誌・小田原及箱根史料
附録
 江戸物語(淺井壽平)
 『江戸物語』の終りに(中島利一郎)
編輯たより

第二十巻第五號(昭和八年五月廿五日發行)
  口繪 飛行機上より見たる麻布——麻布古墳
麻布の有史以前と原史時代(文學博士 鳥居龍藏)
麻布の語源に就て(東鵤洞主人)
麻布の板碑と其時代(三輪小陽)
麻布區内の金石文(三輪小陽)
麻布に就いて承りたき條々(高橋源一郎)
佐藤一齋の墓所(高瀬代次郎)
麻布の名木(市川政司)
あざぶでら(上野勇)
阿佐布廣異古事記(中山孤村)
善福寺出土板碑に就て(中山孤村)
麻布山善福寺(松本明徳)
ヒウスケンの墓(佐々木庄藏)
中山泰福の板碑(三輪善之助)
川柳からみた吉原と岡場所(紅二郎)
會員消息
新刊紹介(小陽生)
關西通信(臼井源吉)
會報
 蒲櫻松山方面見學旅行、六阿彌陀詣の記、國府臺方面遠足會記事

第二十巻第六號(昭和八年六月廿五日發行
  口繪 [一]舊時の四谷見附[二]四谷の地圖[三]新宿穴學問、竹内下野守墓
「四谷號」に題す(文學博士 鳥居龍藏)
試錐による四谷の地質(守屋哲四郎)
竹内下野守に就いて(法學博士 尾佐竹猛)
明治神宮外苑の回顧(山下重民)
四谷雜記(三村竹清)
洒落本に表れたる新宿(故早大教授 山口剛)
鈴木主人と白糸(伊坂梅雪)
大榎と駿馬塚(永見文太郎)
平秩東作雜記二則(木村仙秀三)
太宗寺の閻魔(三輪小陽)
四谷時代の馬琴(別所光一)
四谷の名稱由來(山田一)
四谷の奇傑兵原平山先生(山下重民)
内藤新宿の再驛と旅籠屋連判帳(永見文太郎)
四谷最古の金石文たる板碑(守屋哲四郎)
四谷の五郎兵衞(守屋哲四郎)
新宿に就いて(出井高義)
四谷と江戸の川柳(守屋哲四郎)
四谷新宿火災略記(山下重民)
四谷廼夢華誌(淺田澱橋)
四谷史蹟見聞草(山田一)
四谷思い出展覧會出品目録
會報
編輯だより
        
第二十巻第七號(昭和八年七月十五日發行)
  口繪 [一]顴智國師像[二]江戸名所百人美女[國久畫]三枚
芝公園内に殘存する上代の古墳に就て(文學博士 鳥居龍藏)
品川灣の沿革(理學博士 岡村金太郎)
芝の五十年(伊坂梅雪)
芝新錢座町(山下重民)
芝公園増上寺と丸山を中心として其他一つ二つ(吉野嚴成)
承應の變(長谷井武人)
片山村法臺の板碑(三輪善之助)
神明の生姜市と千木箱(別所光一)
高輪の茶屋(紅二郎)
芝神明と飯倉神明に就て(蘆瀧南子)
芝區漫談(竹芝老人)
芝縱談(竹芝老人)
芝區を歩いた感想(葵イツ子)
三田に就いて(出井高義)
神明のかげま(薩南粹人)
會報
[一]小佛高尾方面遠足會記事[二]養國寺座談會記事[三]新入會者
編輯だより

第二十巻第八號(昭和八年八月十五日發行)
  口繪 久喜甘棠院藏十三佛版木
武藏野考行脚 久喜甘棠院の巻(龍鳳齋黒衣/世田茂之)
周易より見たる石尊山(菜根庵 八木清太郎)
眞間の手兒奈(飛田蕗草)
關東武士と南都東大寺(三輪善之助)
子等と野に遊ぶ(永田よしの)
幸手雜記(上野勇)
關西通信(臼井源吉)
會報
 一、芝區見學記事 二、會費領収報告
編輯だより

第二十巻第九號(昭和八年九月十五日發行)
  口繪 下野安蘇郡一向寺板碑
九十九傳説の眞理(別所光一)
建部凉袋と武藏(金澤文麿)
與野の莊丹に就て(金坂愛硯)
碑文谷法華寺破滅の原因は何か(富岡丘藏)
鑁阿寺の巡禮札(三輪善之助)
房州の石棒(伊坂梅雪)
昔の武藏野のかげ(田代安子)
下野たより(丸山瓦全)
下野便り解説(造塔庵主人)
こごと二つ
短歌二題(丹澤豊子)
武藏野すゞめ
會報
編輯だより

第二十巻第十號(昭和八年十月十五日發行)
  口繪 高尾山全圖——石老山圖
武藏吉川町附近の板碑(入本栄太郎)
向島の今昔に就て(伊坂梅雪)
多摩川の東を流過せる次太夫堀開鑿の年月に就て(山下重民)
梅若傳説の根據とその展開(野尻康彦)
新井白石先生江戸の住居に就て(出井高義)
墨水遊覧誌(花屋敷菊塢)
べらんめえ、何が月の名所だ(文倉平次郎)
晦日の月(礫臺老人)
新刊紹介[二種]
會報[向島百花園觀月會記事]
編輯だより

第二十巻第十一號(昭和八年十一月十五日發行)
  口繪 柄井川柳墓[鳥居龍次郎氏撮影]
庚申侍と庚申塔(三輪善之助)
金澤文庫にある「西洋事情圖解」に就て(文倉平次郎)
下總の船橋と飯盛八兵衞(紅二郎)
吉野水分神社の西行法師木像(津田與志藏)
地藏樣無駄話(永田よしの)
 狛江村方面遠足記事
幸手雜記(上野勇)
湯島の幻想(不光子)
閑話四題(鳴子記)
むさしの雀
會報[金澤遠足會記事]
編輯だより

第二十巻第十二號(昭和八年十二月十五日發行)
  口繪 淺草市
易學創造論者として馬琴先生を語る(八木清太郎)
蠢神馬鳴菩薩(三輪善之助)
混戰安達ヶ原の辯(橋本榮三郎)
淺草寺六地藏石燈籠(小陽生)
鎌倉五輪木塔と小石川金剛寺石碑(出井高義)
日蓮神社の鰐口(礫臺老人)
熊谷陣屋と雁金の井戸(福原雨六)
新井白石先生江戸の住居に就ての補言(山下重民)
江戸繁昌記など(紫凾坊)
中野夢華詩(淺田澱橋)
大東京花街めぐり(AとB)
白醉庵觀阿居士之墓
歳晩痴言
會報 日本橋區見學記事——武藏野二十巻總目録——むさしの雀
編輯だより