雑誌ムサシノ 180000437

武蔵野 第9巻第1号-第10巻第5号(昭和2年1月~12月)

サブタイトル
著者名
出版者
武蔵野会
出版年月
1941年(昭和16年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
9冊
NDC(分類)
051
請求記号
C051/Mu82/9
保管場所
地下書庫中公新社
内容注記
第10巻より武蔵野会編集、誠志堂印刷出版部発行。保存箱収納
和書
目次

第九巻第一號(昭和二年一月一日發行)
口繪[北野物部天神]
梅花無盡藏(土屋直三郎)
僧萬里の詩(中島筑水)
俳句より見たる武藏野(風蕩之)
筑波山の語源(佐々木安五郎)
武藏野計畫(石原憲治)
大藏省將門塚内にあった石室(小松眞一)
逃水について(小陽生)
元徳古鏡物語(中山孤村)
雜録
編輯たより

第九巻第二號(昭和二年二月一日發行)
高麗人の開拓と白髭神社(沼田賴輔)
武總雜記(三輪善之助)
武州橘樹郡の史蹟探り(小松眞一)
奥多摩川より大菩薩峠越え(高力幸太郎)
西多摩の報恩寺(齋藤宗志郎)
武藏野(春永政)
武藏の彌生式遺物遺跡についての管見(星野又三)
多摩川・淺川(福澤江夢)
調布の玉川(天野佐一郎)
狛江と和泉
小杵の塚(金澤文麿)
浮田秀家の墓に就いて(佐々木皎堂)
文藝に現れたる逃水(井上昇三)
塙檢校と根岸肥前守との關係に就いて(鈴木重光)
鳥居博士令息故龍雄君を悼みて(中島利一郎)
雜録
編輯たより

第九巻第三・第四號合併號(昭和二年四月一日發行)
 多摩横山號
[口繪]廿里御料地内松林
巻頭の辭
多摩陵附近に就いて(文學博士 鳥居龍藏)
武藏陵墓地の地形と地質(理學博士 脇水鐵五郎)
法制史より觀たる多摩陵(尾佐竹猛)
横山と八王子(三輪善之助)
  [挿畫]武藏御陵附近畧圖・北條氏照以下の墓
武藏御陵付近の史蹟名勝(三輪小陽)
  [挿畫]横山地方の石器・梶原八幡宮發見瓦と鰐口
武藏御陵墓と横山庄(齋藤宗志郎)
歴史上より見たる高尾山(稻村坦元)
高尾山鎮守飯綱權現に就て(矢吹葉人)
横山村發見の土偶土盤(榊原幸雄)
  [挿畫]横山村猿の土偶の一部・奥州十面澤の猿の土偶・横山の土器
武藏刀匠と横山(多田正雄)
  [挿畫]金糞地藏・武藏太郎安國作刀拓本
武藏御陵を遶れる四大古刹(大石俊一)
  [挿畫]華嚴菩薩墓
長房十十里地名考(天野佐一郎)
武藏御陵墓附近の傳説(逸見十四塔)
  [挿畫]梶原杉
御陵墓附近の史蹟雜譚(小林淺州)
武藏御陵墓附近板碑(逸見敏刀)
悲みの曲(中島利一郎)
多摩の横山(中島利一郎)
甲・信・武の「窖」に就いて(小松眞一)
  [挿畫]西ヶ原の窖・信州湖東の窖・甲州明見の窖・洞窖出土錢貨
狹間の地下壙を見て思い出る(山中共古)
横山村穴さがし(夢之助)
  [挿畫]寺田の穴・狹間の穴・下長房の炭燒窯
御陵付近の縦穴(佐伯祝)
  [挿畫]上館の堅穴
武藏御陵附近の樹と壕と穴(清水庫之祐)
雜録
編輯たより

第九巻第五號(昭和二年五月一日發行)
板碑と文獻(三輪善之助)
  [挿畫]國分寺板碑
交通史上より見たる武藏府中(永峰光壽)
與野の莊丹(川島つゆ)
多摩御陵を繞る地名考(長谷川一郎)
武藏御陵墓附近の植物(逸見敏刀)
影信山より陣馬越え(津田吉太郎)
  [挿畫]武功國境山脈より影信山を望む・案下峠より堂所山を望む
春宵(中島靜江)
瀧山城と廿里合戰(小林淺洲)
御陵墓地を描ける新風土記(前田虞巴)
兒玉郡雜俎(岩澤正作)
北相小佛峠附近の話(鈴木重光)
東京市區劃整理と墓地とに就いて(佐々木庄藏)
雜録
編輯たより

第十巻第一號(昭和二年八月一日發行)
  表紙繪(井上蘭崖)
  口繪 御嶽神社、同社所藏國寶及社寶
御嶽の有史以前(文學博士 鳥居龍藏)
御嶽神社の甲冑と馬具(山上八郎)
御嶽神社の史料遺物に就いて(稻村坦元)
文學上より見たる御嶽山(天野佐一郎)
御嶽山の遺物(三輪善之助)
尋ねて居るもの(濱島生)
御嶽山と狼信仰(鶴岡春三郎)
風景科學の學校としての武州御嶽(井下清)
大眞口神と其靈驗(蘆村葉人)
御嶽山行(井上勝郎)
御嶽遊草(中島築水)
石斧歌(天野况堂)
東京府西多摩郡金石銘一覽(中島利一郎)
御嶽登山道の記(葉公)
會報
挿畫——一、兜の名所——𩊱の名所——二、小札比較圖——三、鎧の名所——四、赤糸威胸板及化粧板圖——五、脇盾壺板比較圖——六、栴檀板比較圖——七、袖の名所——八、軍陣鞍の二型式——九、舌長鎧圖——十、轡圖

第十巻第二號(昭和二年九月一日發行)
  表紙繪(井上蘭崖)
  口繪 多摩の横山
武藏國古城趾考(佐々木庄藏)
御守殿ケ淵(白石實三)
滿蒙通信(文學博士 鳥居龍藏)
玉川にて(加藤朝鳥)
緑蔭閑話(三輪善之助)
稱名寺鐘銘の選者と金澤文庫(小林憲住)
多摩の横山と渡邊崋山(齋藤宗志郎)
武相遊記(小陽生)
四神社閣記について(長澤規規矩也)
會報
 武藏金澤地方見學旅行記事
 八王子城趾見學旅行記事
 五六七月恒例談話會記事
編輯だより

第十巻第三號(昭和二年十月一日發行)
  口繪 百花園の秋色……名家の色紙
中古の麹町臺地(三輪善之助)
根岸肥前守のこと(森銑三)
向島觀月の記(山中笑)
竹町の渡に就て(風蕩之)
滿蒙通信[其二](文學博士 鳥居龍藏)
武相遊記[下](小陽生)
金澤山稱名寺と金澤文庫との關係に就て(小林憲住)
百花園に遊ぶ(淺川みつぎ)
天現寺古燈籠考(中山孤村)
上野戰爭の記念物(吉野嚴成)
多摩の横野に就て(石井正義)
比企郡平村多武峰の板碑(藤木喜久麿)
鶉衣の濯老井(金澤文麿)
武藏野瑣談
龜田鵬齋と梅樹の碑(柳八重)
新刊紹介
紙上問答[尋ねているものゝ答](理學博士 白井光太郎/中島愼治/山田藏太郎)
會報
 登戸和泉砧村方面の遠足
 八月恒例談話會記事
 觀月會記事

第十巻第四號(昭和二年十一月一日發行)
  口繪 阿伎留神社……大悲願寺[寫眞版]
先史考古學上より見たる『四神地名録』(文學博士 鳥居龍藏)
江戸城の研究(浦邊仙橘)
去國行(沼田賴輔)
旅にて武藏野を思う(中島利一郎)
八百比丘尼の舊跡に就きて(理學博士 白井光太郎)
根津の總門に就て(西原柳雨)
丁卯仲秋花園武藏野會席上(福澤江夢)
一茶村の秋(川島つゆ)
秋晴(鹽田露葉)
六阿彌陀巡礼(三輪善之助)
東歌と名古屋方言(中島利一郎)
『玫瑰』を讀む(淺川みつぎ)
麻布七不思議の研究(孤村老史)
落雷除考(青梧桐)
新刊紹介…先史民族と賤民族の研究…川崎誌考…玫瑰
會報
 五日市方面見學記事
 十月例會記事
編輯たより

第十巻五號(昭和二年十二月一日發行)
  口繪 武藏野會講演會寫眞…日野臺發見の埴輪土偶
日野臺發見島田髷の埴輪土偶(文學博士 鳥居龍藏)
多摩の板碑と武藤資賴(中島利一郎)
江戸氏と江戸城(三輪善之助)
綠屋漫談(逸見敏刀)
拜多摩陵(村上昌弘)
陣馬山紀行(高力幸太郎)
武藏野行吟(佐伯祝)
武藏野の讃美(文學博士 若月紫蘭)
月見草(鹽田露葉)
山岡浚明について(上野勇)
根岸肥前守に就て(鈴木重光)
佛子より飯能へ(島村龍造)
川柳四十七士(布施秀治)
長崎村に就て(出井高義)
四神社閣記に就て(岩瀨文庫)
掃墓漫談(吉野嚴成)
武藏野俳壇
新刊紹介
會報
 十一月恒例談話會記事
 太田氏の特志寄附
 武藏野會秋期講習會
 昭和二年度總會
 晩餐會
編輯たより