東西　第１巻第１号　＝　創刊号（昭和２１年４月）

今や吾等の愼重に考へる時だ（詩）（千家元麿）
文學に於ける數理のやうな透明なものに就て（三枝博音）
櫻の園の上演について（八田元夫）
科學者の言葉（大久保恒次）
萬葉集の人生（武田祐吉）
短歌
夢（佐佐木信綱）
風流老殘の賦（吉井勇）
冬の動物（川田順）
東西漫歩（新村出）
わがまま隨筆（藤森成吉）
近時斷想（間宮茂輔）
老學庵にて（新居格）
教養（小泉苳三）
淺間つれづれ（沖野岩三郎）
詩
森蔭を望んで（北川冬彦）
雀の宿（小野十三郎）
麥三章（田木繁）
寒鼠（俳句）（藤森成吉）
文化人だより
創作
賣立て（藤森成吉）
詩人の話（藤澤桓夫）
しら河（貴司山治）
草の塚（加賀耿二）
寄贈新刊紹介
あとがき
河上肇博士の記念のために
晩年の河上先生（齋藤榮治）
浮雲過太雲（加賀耿二）
（次號嗣出）思想史的に觀た河上肇博士（佐谷悦治）