詩法 第2号-第7号(昭和9年-昭和10年)
2
覺書(阿部知二)
主知的詩論(阪本越郎)
オーベルジンの偶像(西脇順三郎)
新相聞歌 詩二篇(村野四郎)
降雨圖 詩三篇(岡崎淸一郎)
亞細亞的凾數 詩二篇(安西冬衛)
おしやべり 詩五篇(城尚衛)
唄 詩十篇(酒井正平)
夜の面積 詩三篇(麻生正)
少年 詩四篇(高荷圭雄)
海の園 詩四篇(佐藤義美)
夏 詩三篇(曾根崎保太郎)
時の秤 詩四篇(竹中郁)
三文オペラ 詩二篇(近藤東)
パウンドのカントウ(阿比留信)
散文詩について(佐藤朔)
ジヤン・コクトオ(春山行夫)
ステイヴン・スペンダ抄(安藤一郎)
牧人の文學論 西脇順三郎氏著『現代英吉利文學』(北園克衛)
淡彩法(竹中郁)
明石から(稻垣足穂)
山脈(渡邊修三)
村のオペラ通り(春山行夫)
春山行夫氏の『文學評論』(永松定)
詩集「EUROPE」(村野四郎)
夏の通信(黄、阪本、饒、加藤、曾根崎、北園、永田、近藤)
編輯後記
3
詩人の顏色(西脇順三郎)
Bの詩論(春山行夫)
非連續の文學(加納秀夫)
思考の曲線(北園克衛)
山の人氣者 詩二篇(渡邊修三)
かもめ 詩四篇(阪本越郎)
地理的に見て經度の點で一番東洋に近い男(安西冬衛)
一三七個の彫刻(饒正太郎)
Aquarium 詩五篇(加藤一)
漂白 詩二篇(安達義信)
月に憑れて(菊島常二)
半旗 詩四篇(宮田栂夫)
火風船 詩四篇(永田助太郎)
體操詩 詩三篇(村野四郎)
世界ノ花 詩二篇(近藤東)
パウンド氏の詩論(岩崎良三)
Minotaure, Documents 34, etc,(山中散生)
ジヤン・コクトオ(春山行夫)
靜かな繪(阪本越郎)
雨と水(竹中郁)
『存在』佐藤義美氏新詩集(近藤東)
詩集『足風琴』衣卷省三氏の近作(村野四郎)
編輯後記
4
現代文學に關聯して(田村泰次郎)
大麻のネクタイ(春山行夫)
ヨツト 詩二篇(阪本越郎)
農場 詩六篇(渡邊修三)
理髪館 詩六篇(楠田一郎)
石油輸送管に沿ふて前進(安西冬衛)
檻樓(冨士原淸一)
透視法 詩三篇(川村欽吾)
廢市 詩五篇(城小碓)
いくばく 詩四篇(山村酉之助)
枝々の秋(笠野半彌)
波だつ私 詩二篇(村野四郎)
童話(近藤東)
現代詩人の問題(北村常夫)
「ニユウ・カントリイ」の人々(尾上政次)
ジヤン・コクトオ4(春山行夫)
詩を中心としたロレンスの手紙(織田正信)
季節のカイエ
私のメモにある詩人(小松淸)
『不安と再建』 バンジヤマン・クレミユウ著 增田篤雄譯(竹中郁)
新短歌と詩との交流(逗子八郎)
『古賀春江』その他(福澤一郎)
煉獄のコクトオ アンドレ・ルソウ(永田逸郎)
フオード氏の回想(永田助太郎)
近代詩に於ける形式 ハアバアト・リイド(正木喬)
ダダイズムに就いて エドマンド・ウイルスン(守木淸)
飛行と文學(豊田三郎)
『路次ぐらし』『詩作法』女艸會洋畵展(伊藤整)
稻垣足穂(岩下明男)
山からの手紙(田中冬二)
私の夜(左川ちか)
クレヨン畵(酒井正平)
『雲の生殖』相澤等詩集(近藤東)
ハアト・クレインの『橋』(賀堀襄)
T・S・エリオツトの『POEMS』 ジヤン・ヴアル(富澤統一郎)
編輯後記
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覺書(舟橋聖一)
古典主義詩論(小松房三)
拾遺 詩三篇(黄瀛)
體操 詩二篇(村野四郎)
碇泊(阪本越郎)
園丁の手帖(渡邊修三)
アラブの術中に陥る(安西冬衛)
一三七個の彫刻(饒正太郎)
モラルに似ている 詩二篇(酒井正平)
夜航記 詩二篇(曾根崎保太郎)
ハムの不平 詩五篇(佐藤義美)
月曜島 詩二篇(川村欽吾)
パリー島以前の癖 詩四篇(西崎晋)
偸まれた唄 詩四篇(小林善雄)
三文オペラ(近藤東)
シュッペルヴィエル五章(堀口大學)
エリオット『詩の效用と批評の效用』(春山行夫)
イィディス・シットウェルの化粧凾(安藤一郎)
詩の近代性(阪本越郎)
季節のカイエ
ガァトルゥド・スタィン・ガァトルゥド(阿比留信)
詩人の退嬰性(十返一)
枝が塞いだ窓 天野忠詩集・荒木詩集(村野四郎)
集團藝術 ウインダム・ルイス(土方進)
日記(那須辰造)
失題(高橋邦太郎)
家庭に於けるジヨイス(永松定)
一匙のパンセ(北園克衛)
リルケと佛蘭西文學者(笹澤美明)
二つの詩集 原田春海詩集・丸山豐詩集(渡邊修三)
川端康成(保田與重郎)
『詩』の舞踊的表現(神保光太郎)
セルロイドの家(加藤一)
ヒイミングウエイ マアドツクス・フオオド(永田助太郎)
『文學の環境』矢崎彈評論集(山本和夫)
繪はがき(竹中郁)
編輯後記
第二年第二號
文學批判としての中庸説(西脇順三郎)
『偶然』に關するノオト(中河與一)
英國古典主義詩の發達(小松房三)
冬(渡邊修三)
祖述 詩三篇(安西冬衛)
船乗りの部屋 詩二篇(竹中郁)
メランコリツク(阪本越郎)
アルバム(村野四郎)
CHARME(加藤一)
ぴぷ唄 詩六篇(城尚衞)
クリイム 詩四篇(永田助太郎)
村のディオニソス祭 詩三篇(楠田一郎)
ペンギンの耳 詩四篇(丸山豐)
三文オペラ(近藤東)
アメリカ詩最近の分野(池田正樹)
現代英詩の難解(成田成壽)
ジヤン・コクトオ6(春山行夫)
夜鶯 D・H・ロオレンス(織田正信)
パウンドの『カントス』ズーコフスキイ(和田茂)
エズラ・パウンドの『プロルペルチウス讃歌』(岩崎良三)
時間の罠(竹中郁)
ふゆ(長岡輝子)
ロイ・キヤンベル覺書(安藤一郎)
『ゴルフ』の印象 中河與一小説集(阪本越郎)
花賣娘(戸川エマ)
偶感(中村喜久夫)
プレンソーダの湧く町(野田宇太郎)
一日の新刊書より(山中散生)
赤い覺書(岡崎淸一郎)
編輯後記