四季 第4号-第14号(昭和10年1月~12月)
四月號
斷章(萩原朔太郎)
すると物體が(シュペルヴィエル)(堀口大學)
大空(千家元麿)
春鳥歌(丸山薰)
我がヂレンマ(中原中也)
晴夜(津村信夫)
木精(竹中郁)
雷蝶(三好達治)
小説の原稿(室生犀星)
靜物(立原道造)
本を捨てる歌(内田忠)
羇旅(柏木俊三)
冬(神保光太郎)
秧鶏は飛ばずに全路を歩いて來る(伊東靜雄)
鳥他一篇(ランボオ)(中原中也)
「山羊の歌」とその著者(草野心平)
詩集「鴉の歌」寸感(乾直惠)
燈下言(三好達治)
悲歌的なるものについて(アラン)(桑原武夫)
ブリッゲの手記(リルケ)(富士川英郎)
貳月號
斷章(萩原朔太郎)
星夜他一篇(丸山薰)
私と子供(宇野千代)
白梅花他一篇(三好達治)
十二月の日記(室生犀星)
枯木立(竹村俊郎)
抒情の手(津村信夫)
小さな墓の上に(立原道造)
詩と雄辯について(アラン)(桑原武夫)
近時詩壇寸感(中原中也)
醉ひどれ船(佐藤朔)
熔鑛爐他一篇(瀧口武士)
似顏他一篇(内田忠)
AU REVOIR 少年の日(太田道夫)
晩秋(塚山勇三)
庭の窗(細田京二)
室生さんの新編「抒情小曲集」(竹中郁)
抒情小曲集(立原道造)
抒情小曲集覆刻に際して(三好達治)
リルケの手紙(堀辰雄)
燈下言(三好達治)
夏季號
詩と雄辯について(アラン)(桑原武夫)
三好達治氏と詩精神(山岸外史)
天使園(坂本越郎)
春の噴煙(他一篇)(津村信夫)
愛慾(竹中郁)
雨後(他一篇)(三好達治)
天の誘ひ(立原道造)
詩壇時感(萩原朔太郎)
ピエトフ(稻垣足穂)
愛すればこそ(山村酉之助)
暫し光の中に(内田忠)
のちの日に(柏木俊三)
ここなら薔薇が(ヤコブセン)(澤西健)
響(平井彌太郎)
無題(吉田和子)
海のほとり(山崎榮治)
燈下言(三好達治)
十月號
斷章(萩原朔太郎)
夜が私に歌つて聞かせた(ジヤム)(三好達治)
夏の夜に覺めて見た夢(中原中也)
古驛(田中克己)
秋の灯(岩佐東一郎)
銀行(田中冬二)
日錄抄(竹村俊郎)
少女は(太田道夫)
祈り(内山義郎)
夏日(能美九末夫)
あるよるのうたげ(河西廣明)
北(菊岡久利)
ある風に寄せて 他一篇(立原道造)
私の好きな詩人に(津村信夫)
なげき唄(福原淸)
クロスビイ詩抄(立原道造)
花の譜(乾直惠)
説得の藝術について(アラン)(桑原武夫)
燈下言(三好達治)
十一月號
詩と雄辯について(アラン)(桑原武夫)
夜が私に歌つて聽かせた(ジヤム)(三好達治)
未成年といふ雜誌の扉におくる(丸山薰)
はじめてのものに(立原道造)
詩人は辛い(中原中也)
日暮の街(竹村俊郎)
詩人の故郷(辻野久憲)
燈下言(三好達治)
何でもない詩抄(竹中郁)
その人(藏原伸二郎)
夏の嘆き(伊東靜雄)
嵐(笹澤美明)
三十歳(村野四郎)
挽歌(内田忠)
巷の風(杉山平一)
十二月號
純粹詩としての和歌(萩原朔太郎)
シュツペルヴィエル二章(堀口大學)
呟く聲で(福原淸)
山麓(坂本越郎)
晩秋薄暮(田中冬二)
靴(竹中郁)
橋(保田與重郎)
夜が私に歌つて聽かせた(ジヤム)(三好達治)
スワン(室生犀星)
空地(津村信夫)
靑い瞳(中原中也)
歸郷斷章(竹村俊郎)
夏の旅(立原道造)
寓話(葛卷ルリ子)
曇天(能美九末子)
秋(芳賀潤)
獏(吉田和子)
燈下言(三好達治)
壹月號
プティ・キャフェエ(ワ゛レリイ)(增田篤雄)
夜が私に歌つて聽かせた(ジヤム)(三好達治)
踏切で(丸山薰)
冬の旅(津村信夫)
除夜の鐘(中原中也)
秋の色(内田忠)
羞にかみの日の歌(ヴエルフエル)(神保光太郎)
夢(リルケ)(堀辰雄)
鱗の宮(百田宗治)
鴨(三好達治)
雨の言葉(立原道造)
荒蕪地にて(乾直惠)
奇蹟(田中克己)
戀愛科學(吉村正一郎)
をとめ(太田道夫)
街にて(杉山平一)
自分の映像を見て(萩原朔太郎)
「絶望の逃走」重版の序(萩原朔太郎)
新らしき本(萩原恭次郎)
燈下言(三好達治)